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PPV 名
ROH:Crowning A Champion 7/27/02
ベ スト・マッチ
ICW王座戦:ロウ・キー(ch)対エディ・ゲレロ(11/30/01)詳細
グッ ド・マッチ
初代ROH王座戦、4コー ナー・アイアン・ マン・マッチ:クリストファー・ダニエルズ対スパンキー対ダグ・ウィリアムス対ロウ・キー詳細
雑 感
カード見 てもらえれば分かると思いますが
メインは別として無名の選手が絡む試合が多く
試合の質は低いです。
1つとして平均を超える試合がなく
AJ、シェイン、ロンドン、ママルークのような
基本ができているレスラーの試合はましという程度。
ホミサイドの試合は無秩序なハードコア・マッチでした。
ちなみに8試合目はダイジェストで
9試合目にはカットあり。

さて本題のメインに。
初代ROH王座を決めるのにROHは
自団体を代表する試合形式4コーナー・サバイバルに
アイアン・マン・マッチを組み合わせるという
無謀ともいえる決断に出ました。

試合の方は
まず自分の個性をアピールした後
一極集中でそれぞれ弱点部位をもって下準備したのはいいものの
その後展開が広がりません。
スパンキーとダグにはやや荷が重すぎたかな。
フォールが決まるポイントで全員が入り乱れたりする他は
淡々と進んで行きます。
4コーナー・サバイバルという試合形式で60分という試合時間が
相容れず幅を狭めた感じ。
その点で他の60分マッチと比べ下に位置するかなということでベスト・マッチに入れず。
しかしフォール時の攻防は中々ですし
初代ROH王座決定戦の名に恥じないだけの試合をやったってのもまた事実。


初期版には以下を特典として収録。
@ICW王座戦:ロウ・キー(ch)対エディ・ゲレロ(11/30/01)
詳細
 エディとインディ・トップ・レスラーの試合って意外に行われなかったので貴重です。
 (ROHやIWAと違ってベビーという所もファンには嬉しい)
 さてこの試合。
 まずはレスリングから始まりますが
 両者共にかなり気合入っていますよ。
 ロウ・キーからはエディという大物に対しての
 リスペクトと共に、迎え撃つ王者として気迫が、
 エディからはメジャーの意地と、ここから再出発だという決意が伝わってきます。
 (これがインディーにおける初仕事です。)
 その後はエディが伝統、基本、古典に立ち返り
 グラウンド・レスリングを基調に
 そこからどう動かして戻すかというスタイルで試合を構築。
 ロウ・キーもされるがままではなく
 良い動きを見せスパイスを利かせます。
 悪い点は無いし息もぴったり合っている。
 これはぎりぎりベスト・マッチ。


総評。
 メイン・オンリーの大会ながら
 メインは記念すべき初代ROH王座決定戦
 且つそれに見合う内容の試合をしており
 ROHファンならとりあえず手に入れておいて損は無 い。
 初期版ならマスト・バイです。
DVD Rating
☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
トニー・ママルーク対ジェレミー・ロペス

ジョーイ・マシューズ、クリスチャン・ヨーク対プリンス・ナナ、奴隷

フォールを取った者がROHと契約:マイケル・シェイン、バイオハザード対ポール・ロンドン、 ドン・ファン

ダ・ ヒット・スクワッド対ディバイン・ストーム

ジェームス・マリタト対ジェイ・ブリスコ

ホミサイド、ブーガロウ対ロク、デヴィ トー

Xディビジョン王座戦、3ウェイ・ダンス:AJスタイルズ (ch)対デイビット・ヤング対アダム・ジェイコブス

マイク・トビン、ダン、マーカス対ディク シー、ブライアンXL、ブラック・ゴードマン

(スコットは負けたら首)スコット・アン ドリュース対エグゼヴィアー
10
初 代ROH王座戦、4コーナー・アイアン・ マン・マッチ:クリストファー・ダニエルズ対スパンキー対ダグ・ウィリアムス対ロウ・キー詳細

ICW王座戦:ロウ・キー (ch)対エディ・ゲレロ(11/30/01)→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 初代ROH王座戦、4コーナー・アイアン・マン・マッチ:クリストファー・ダニエルズ対スパンキー対ダグ・ウィリ アムス対ロウ・キー
 
  フォールを奪うと2ポイント、奪われると−1ポイントとなる。
 
 ダニエルズ 対ロウ・キーで始まるかと思いきやダニエルズがダグと交代。
  ロウ・キーの変則の攻めにダグは正統な攻めで真っ向から立ち向かう。
  お互い相手のような攻めもできると見せ付けた後
  ロウ・キーがスパンキーと交代。
  スパンキーは体格差をスピードで埋めようとするが
  やや苦戦をしいられたのでダニエルズと交代することにする。
  腕の取り合いになりダグが優位に立つ。
  交代したスパンキーが身軽さを生かしてダニエルズの動きを抑えていく。
  ダニエルズはヘッド・ロックをバック・ドロップに返す。
  ダニエルズはロウ・キーを殴って交代。
  スパンキーを皮切りにロウ・キーの脚を攻めることで3人の狙いが一致。
  ダグは気が変わったかロウ・キーにタッチしダニエルズと対決。
  現在の所ダグが頭一つ抜けて他を圧倒している。
  ダニエルズが腕を、スパンキーが首を集中攻撃される。
  20分経過。
  散々挑発してきたロウ・キーが出てくるのを見て
  ダニエルズはダグと交代しようとするが拒否される。
  ロウ・キーはウィール・キックを決めると蹴りを浴びせるも
  ダニエルズはチョップ・ブロックでロウ・キーの動きを止めるとスパンキーを殴って交代。
  ロウ・キーにダニエルズを狙われているダニエルズに
  スパンキーがミサイル・キックを狙うもロウ・キーに誤爆。
  ダニエルズがスパンキーにリバースDDTを狙った所にダグのクローズラインが飛んでくる。
  ダグがダニエルズにトルネードDDT。
  スパンキーがダグにスライス・ブレッド#2!
  ロウ・キーがスパンキーにジャーマン。
  ダニエルズがロウ・キーにコンプリート・ショットで全員ダウン。
  ダグとスパンキーが落とされる。
  ダニエルズはスペース・ローリング・エルボーを狙ったロウ・キーに
  チョップ・ブロックを決めるとラスト・ライツで1,2,3!
  25分経過した所で1本目が決まる!

  現在の状況は          ポイント  ダメージ    長所        補足
  
クリスト ファー・ダニエルズ    2P     腕X   柔軟性、安定性   3人を敵に回している
  スパンキー             0P     首X     スピード
  ダグ・ウィリアムス         0P     なし    体格差、欠点なし  攻防だけなら完全に他を圧倒 
  ロウ・キー            −1P     脚XX    変則
  

  それぞれ相手の部位を攻め 続ける。
  今まで他を圧倒してきたダグだが30分を越してやや動きが鈍っている。
  スタミナ不足を露呈してしまい3人の的になる。
  スパンキーとダニエルズが協力攻撃を見せるも
  ダグが2人まとめて蹴散らす。
  ダニエルズがダグにコンプリート・ショットからコウジ・クラッチ。
  そこにロウ・キーが飛翔しダニエルズにゲットー・ストンプ!
  ロウ・キーがダグにドラゴン・スリーパーを狙うも抱えられコーナーに何度もぶつけられる。   
  全員ダウン。
  ダグはロウ・キーをコーナーにのせる。
  ロウ・キーはモンゴリアン・チョップを叩き込み逃れると
  ハリケーン・ラナからドラゴン・スリーパー。
  ダグは決められたまま持ち上げパワー・ボム連発。
  ロウ・キーが丸め込みに返す。カウント2。
  ダグはロウ・キーにアーム・バーを決められるもこれまた持ち上げ叩きつけ逃れる。
  40分経過。
  スパンキーがブラインド・タッチする。
  ダグは気づかずロウ・キーをロール・アップからジャーマン!
  円弧を描きスパンキーの上を飛んでいくロウ・キーは
  着地すると同時にスパンキーにドラゴン・スリーパー!  
  スパンキーがたまらずタップ!
  突然のことにダニエルズもカットできない。
  これでダニエルズ2P、ロウ・キー1P、ダグ0P、スパンキー−1Pとなる。
  ロウ・キーはもう1本取れば単独首位となりROH王座が見えてくる。
  試合時間は42分経過したところ。
  ダニエルズがロウ・キーに襲い掛かりラ・ケプラーダ。カウント2。
  まだ時間のあるうちに何とか1本取りたいスパンキーが仕掛けていく。
  しかしダグのパワーの前に屈する。
  ダグも1本取りたいが疲労の色は隠せない。
  全員ダウン。
  スパンキーがダグにスライス・ブレッド#2を狙う!
  しかしロウ・キーが邪魔をする。 
  ロウ・キーはダグの首を集中攻撃。
  ダニエルズがダグを横取りしSTOからBME!しかしカウントは2!
  ならばとエンジェルズ・ウィングを狙う!
  ダグがリバース・スープレックスに返しダニエルズを落とす。
  スパンキーがダグにダイビング・クロス・ボディ。カウントは2。
  ロウ・キーがダグに向かってスプリングボード式の技へ。
  受け止められるもロウ・キーはロープを使ってのドラゴン・スリーパーに切り返す!
  カバーするもスパンキーがカット。
  全員リングに入ってくる。
  ダニエルズがロウ・キーをコーナーに乗せている。
  そこを蹴り上げスパンキーがダグにスライス・ブレッド#2!
  カバーするもダニエルズがカット。
  ダニエルズとスパンキーが場外にもつれ落ちる。
  ロウ・キーがダグにフェニックス・セントーンを決め1,2,3!
  
これでロ ウ・キー3P、ダニエルズ2P、ダグ−1P、スパンキー−1Pとなる。
  もう49分が経過しており
  ダグとスパンキーの勝利はほぼなく、優勝の行方はロウ・キーとダニエルズに絞られる。
  ロウ・キーとダニエルズが真っ向から対峙。
  クローズラインで相打ち。
  50分経過。
  ダニエルズがロウ・キーにチョーク・スラムからBMEにいくが避けられ自爆!
  ロウ・キーがフェニックス・セントーンにいくも膝を立てて防がれる!
  スパンキーが僅かな可能性に望みを託しロウ・キーにスライス・ブレッド#2を狙う!
  ロウ・キーがツームストンに切り返す!
  カバーするもダニエルズがカット。
  ダグがダニエルズにパイル・ドライバーを決めカバーするもカットされる!
  ダグはスペース・ローリング・エルボーを狙ったロウ・キーを捕らえるとパワー・ボム。
  しかしスパンキーがカット。
  スパンキーがロウ・キーに雪崩式スライス・ブレッド#2を狙う!
  ロウ・キーが殴り落とし450°スプラッシュ!
  しかしカバーにはいけず。
  ダニエルズが横取りしようとするがスパンキーに逆にDDTを食らう。
  スパンキーがダニエルズにフロッグ・スプラッシュを決めるもロウ・キーがカット!
  残り5分を切る。
  勝ち目のなくなったスパンキーとダグは場外でやり合っている。
  邪魔者がいなくなったリングでダニエルズとロウ・キーが対決。
  焦るダニエルズはクイック系を狙っていくがカウント3ならず。
  残り3分。
  ダニエルズがブルー・サンダー・ドライバーを決めかばー。カウント2。
  残り2分。
  ならばとエンジェルズ・ウィングを狙う!
  ロウ・キーはタックルで崩して逃れる。
  ダニエルズがデス・バレー・ドライバーと見せかけてからラスト・ライツへ!
  ロウ・キーが体勢を入れ替えかけるも防がれる!
  なんとか逃れる。
  残り1分!
  ダニエルズはロウ・キーにドラゴン・スリーパー!
  ロウ・キーが体勢を入れ替えラスト・ライツを決めたところで時間切れ!
  ロウ・キーが初代ROHチャンピオンとなる!
  観客からはMatch of the Year!
  ROH!ROH!
  3人が握手しお互いの健闘を称えあう中ダニエルズだけは応じないで去っていく。
   


 ICW王座戦:ロウ・キー(ch)対エディ・ゲレロ(ICW 11/30/01)

  最初から力の入ったレスリング。
  ロープ・ワークからロウ・キーがアーム・ドラッグ。
  エディが場外に出て間を置く。
  力比べからロウ・キーが馬乗りに。
  エディがモンキー・フリップに切り返す。
  ロウ・キーが着地してモンキー・フリップ。
  エディも着地して相対する。
  エディが首投げからヘッド・ロック。
  ロウ・キーが起き上がってきた所でゴーリー・スペシャルに捕らえる。
  丸め込みに移行。
  ロウ・キーも丸め込み返していく。
  再びゴーリー・スペシャルに捕らえる。
  逃れられるもグラウンド・サブミッションに捕らえていく。
  ロウ・キーが延髄切り。
  チョップを浴びせクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  エディがロメロ・スペシャルを決める。
  ロウ・キーが膝を入れて逃れる。
  触発されたかエディが打撃を連発。
  すぐにまたグラウンド・サブミッションに戻る。
  バック・ドロップを決めカバー。カウント2。
  雪崩式ハリケーン・ラナもカウント2。
  ロウ・キーがエディを打ち上げてマットに叩きつける。
  蹴りを入れていき気合の一発を。
  エディが受け止めSTF。
  ロウ・キーがロープを掴む。
  ロウ・キーが振り返しスペース・ローリング延髄切り。
  カバーするもカウント2。
  ならばとキー・クラッシャーを狙う!
  エディが丸め込みに返す。
  カウント2で返されるや3アミーゴ。
  カバーするもカウント2。
  切り返し合ってロウ・キーがジャーマン。カウント2。
  エディはコーナーへの攻撃を防ぐとトルネードDDTへ。
  ロウ・キーはその動きを利用してエディをコーナーに乗せ雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  エディはロープを掴んで防ぐとトルネードDDT。
  そしてフロッグ・スプラッシュへ!
  ロウ・キーは避けるとフェニックス・スプラッシュへ!
  避けられるも着地し飛びいての丸め込みで1,2,3!
  ロウ・キーの防衛!
  エディがベルトを取る。
  握手するとロウ・キーにベルトを渡し去っていく。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

トニー・ママルーク対ジェレミー・ロペス

ジョーイ・マシューズ、クリスチャン・ヨーク対プリンス・ナナ、奴隷

フォールを取った者がROHと契約:マイケル・シェイン、バイオハザード対ポール・ロンドン、ドン・ファン

ダ・ヒット・スクワッド対ディバイン・ストーム

ジェームス・マリタト対ジェイ・ブリスコ

ホミサイド、ブーガロウ対ロク、デヴィ トー

Xディビジョン王座戦、3ウェイ・ダン ス:AJスタイルズ (ch)対デイビット・ヤング対アダム・ジェイコブス

マイク・トビン、ダン、マーカス対ディク シー、ブライアンXL、ブラック・ゴードマン

(スコットは負けたら首)スコット・アン ドリュース対エグゼヴィアー
10
初代ROH王座戦、4コー ナー・アイアン・ マン・マッチ:クリストファー・ダニエルズ対スパンキー対ダグ・ウィリアムス対ロウ・キー(初代チャンピオン!)詳細

ICW王座戦:ロウ・キー (ch)対エディ・ゲレロ(11/30/01)→詳細

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