TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2019年 →PWG:Hand of Doom 1/18/19

PWG:Hand of Doom 1/18/19の分析


名勝負 なし
好勝負 ロビー・イーグルスvs.ジョナサン・グレシャム
 
PWG王座戦:ジェフ・コブ(ch)vs.トレヴァー・リー

@ブロディ・キングvs.ジャングル・ボーイ
Aプーマ・キングvs.DJ Z
BLAX(サンタナ、オーティズ)vs.ラレド・キッド、レイ・ホーラス

Cロビー・イーグルスvs.ジョナサン・グレシャム
 グレシャムの翻弄する動きに
 イーグルスは馬鹿正直にのって翻弄されつつも
 その中で自分の居場所を作って価値を作っていく。
 詰め将棋のような攻防の作り方は見事だし、
 蹴り技中心の勢い付けも上々。
 攻防はミッドカードなりに抑えられている所もありますが、
 大技のニア・フォール合戦とは違う
 面白さを彼らの個性でもってしっかり表現できている。
 ぎりぎり好勝負。

Dタッグ王座戦:ラスカルズ(デズモンド・エグゼヴィアー、ザッカリー・ウェンツ)(ch)vs.ベスト・フレンズ(チャック・テイラー、トレント)

Eバンディードvs.ACH
 ACHがユーモアを武器に試合運び。
 バンディードのアピール力なら
 そこをもっと上手く盛り立てることができたはず。
 ちょっとスロー・スタートでしたね。
 後半になるとお互い躍動していき、
 行動量が増えるにしたがって正比例でクオリティもあがっていく。
 間をテーマに思い切った間の取り方に取り組み、
 人為的に熱量をコントロールしきりました。
 好勝負に少し届かず。

FPWG王座戦:ジェフ・コブ(ch)vs.トレヴァー・リー
 コブが開始前の不意打ちジャーマンを狙う展開から
 それを凌いで自分のペースに持って行く所は流石リー。
 お互い間合いを見てのベースの作り方は余韻を感じさせますが、
 ムーブではないところで魅了する上、時間を結構かけるものなので、
 少々好みは分かれる印象があります。
 まさにCWFでの絶対王者時の試合運びですね。
 そういう意味ではコブの試合だったかというと少々疑問ですが、
 最後はPWGらしいエンターテイメント性のバックアップを受けた上で、
 自身の強さを見せ付けてフィニッシュ。
 ぎりぎり好勝負です。

 (執筆日:1/?/18)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ブロディ・キングvs.ジャングル・ボーイ
Aプーマ・キングvs.DJ Z
BLAX(サンタナ、オーティズ)vs.ラレド・キッド、レイ・ホーラス
Cロビー・イーグルスvs.ジョナサン・グレシャム
Dタッグ王座戦:ラスカルズ(デズモンド・エグゼヴィアー、ザッカリー・ウェンツ)(ch)vs.ベスト・フレンズ(チャック・テイラー、トレント)
Eバンディードvs.ACH
FPWG王座戦:ジェフ・コブ(ch)vs.トレヴァー・リー