PWG:All Star Weekend X Night One 12/20/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
◆マウント・ルッシュモアがアピール。ヒーローが現れて蹴散らし王座戦に向けてアピール。
@ブライアン・ケイジvs.アンソニー・ニース
Aキャンディス・ラレー、ジョーイ・ライアンvs.ロックネス・モンスターズ
Bドレイク・ヤンガーvs.トマソ・チャンパ
Cジョニー・ガルガーノvs.デイビー・リチャーズ
一緒に腰を振っていたかと思いきやキレキレの切り返し合い。
ギャップで楽しませます。
デイビーが主導権を握るとオーソドックスながらしっかり重みのある進行。
ロープ・ワークを絡めた変化はベースとのメリハリが利いていて高値安定。
最後までクオリティがまったく下がりませんでしたが、
本来なら展開にもっと深みを与えられるカードだったかな、という思いが残る。
好勝負に少し届かず。
Dベスト・フレンズ(チャック・テイラー、トレント)vs.Dojo Bros(エディ・エドワーズ、ロドリック・ストロング)
Eマイケル・エルガンvs.ACH
Fマウント・ルッシュモア(ケビン・スティーン、ヤング・バックス)vs.リコシェ、リッチ・スワン、ARフォックス
スティーンがYバックス・コスで登場。
当然にPWGファンならではの空気感が出来上がっています。
リコシェ、スワンの状態も良く序盤から
ハイ・フライングの祭典に会場は盛り上がります。
しかしスポットに対して、その繋ぎ方、
フォックスの孤立なりがいまいちだったのが残念。
またスティーンが体格ある選手として
タフな一面を押し出せば、その攻防の中にもより変化が生まれたはずです。
最後は6人で見応えある打ち合いを繰り広げ〆。
中々良い試合。
GPWG王座戦:アダム・コール(ch)vs.クリス・ヒーロー
体格差のある対決。
CZWでグラックが同等とレスリングで渡り合ったことと比べるとコールは物足りないですね。
勿論ヒールだからというのもありますが、
それならもっと大袈裟にヘタレて見たいところです。
ロープを使ったDDTからコールが取り返し首攻め。
ヒーローの反撃への機運の作り方は唐突でいまいち。
しかしながら反撃してからのヒーローの攻め、立ち位置の気づき方は見事。
力強く自分をスケール・アップし王座に値する、王座を奪える挑戦者としての感触を与えました。
コールも脚への打撃を上手く使って
ぎりぎりの攻防を終盤は繰り広げました。
好勝負に少し届かず。
総評
好勝負には今ひとつ届かなかったものの全体的に高いクオリティの試合が揃っていて楽しめます。
(執筆日:2/?/14)
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ブライアン・ケイジvs.アンソニー・ニースAキャンディス・ラレー、ジョーイ・ライアンvs.ロックネス・モンスターズ
Bドレイク・ヤンガーvs.トマソ・チャンパ
Cジョニー・ガルガーノvs.デイビー・リチャーズ
Dベスト・フレンズ(チャック・テイラー、トレント)vs.Dojo Bros(エディ・エドワーズ、ロドリック・ストロング)
Eマイケル・エルガンvs.ACH
Fマウント・ルッシュモア(ケビン・スティーン、ヤング・バックス)vs.リコシェ、リッチ・スワン、ARフォックス
GPWG王座戦:アダム・コール(ch)vs.クリス・ヒーロー