TOPアメリカン・プロレスIWA-MSIWA-MS 2018年 →IWA-MS:Best of IWA-MS 2018

IWA-MS:Best of IWA-MS 2018の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ハウス・オブ・ホラーズ:リッキー・シェイン・ペイジvs.ニック・ゲイジ(1/27/18)
 流血したリッキーが蛍光灯を突き破りながらのトペ。
 これが最初の見せ場でしたね。
 ゲイジも体を張り、熱を帯び始めますが、
 アクションが思ったより合わず
 もっさりした印象で伸び悩み。
 リングサイドの蛍光灯テーブルに
 ツームストンなど衝撃的なスポットもあったのですが、
 全体的にこの2人の試合に期待する内容には届かず。
 昨年のTOD覇者vs.KOTDM覇者と被る
 CZW王者 vs.GCW王者というシチュエーションでしたが、
 期待を下回る結果になってしまいました。
 まあまあ良い試合。

AIWA-MS王座戦:メンス・ワーナー(ch)vs.マイケル・エルガン(2/24/18)
 序盤エルガンが少し上回っていますが、
 どのような構図にするかの意図がぼんやりしていますね。
 エルガンが壁へのパワー・ボムで主導権を握り10分経過。
 メンスはダウン表現は悪くないし、
 王者として気の強さを打撃で示してもいますが、
 如何せん試合の中でギアをあげていけるかというと弱い。
 もう少しポイントで勢いをつけないといけないし、
 ロング・マッチに耐えうる構成にしないといけないですね。
 20分経過。
 メンスが椅子を手にしますが使い方が中途半端。
 これに引っ張られてエルガンも脚攻めで椅子を使っていますが、緩い。
 普通にやるのと凶器を使ってやるのと
 インパクトが変わらないダラダラっぷりです。
 40分を前にして場外ブレーン・バスターなど
 試合時間帯なりの変化はつけているが
 やっぱり戦いのストーリーの延長として
 発展しているようには残念ながら見えない。
 特に45分以降は60分試合をするための時間の浪費でした。
 少し悪い試合。
 (執筆日:2/?/19)

BTPIトーナメント2回戦、IWA-MS王座戦:マイケル・エルガンvs.シェイン・ストリックランド(9/22/18)
 レスリングの中に後半につながる狙いを織り込んでいますね。
 特殊なことではないですが技能があってこそ。
 伏線を重ねてストリックランドが手攻めを開始。
 ここでエルガンが引かず脚攻めで対抗。

 どちらも部位のセルをするには至らないものの
 対抗心むき出しで一進一退を展開。
 一日で最大3試合するためのショートカットかと穿ってしまいますが、
 お互い3カウントを許さず20分に及ぶ
 ニアフォール合戦となっています。

 攻防重視の為、序盤の部位攻めが意味なかったりと
 深みをもたらす要素があるのに追求できていないのが残念ですが
 カードから期待されるものはしっかり提供できている。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:7/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ハウス・オブ・ホラーズ:リッキー・シェイン・ペイジvs.ニック・ゲイジ(1/27/18)
AIWA-MS王座戦:メンス・ワーナー(ch)vs.マイケル・エルガン(60分時間切れ)(2/24/18)
BTPIトーナメント2回戦、IWA-MS王座戦:マイケル・エルガンvs.シェイン・ストリックランド(9/22/18)