雑
感
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1枚組み約2時間15分です。
@マルコ・コルドヴァ対クリストファー・ビ
ショップ
こんな所でチェックメイトが再会する事になるとはね。
しかし復帰後初めて見るビショップですが状態は悪し。
相手がコルドヴァという事を差し引いても
みっともない技の失敗は頂けない。
ひどい試合。
Aライオネル・ナイト対ジョシュ・レイモンド
UWAでぶつかっている両者。
ジョシュ、間の切り方は良いんだけど
間の作り方がやや長いですね。
UWAではトップのナイトもここでは扱いが軽いですから
可もなく不可もなく平均レベルに終わります。
Bマルシェ・ロケット対トロイ・ウォルターズ
のっぽのロケットと線が細すぎるトロイ。
自身の長所である伸びやハイ・フライングを見せていますが
それで試合構成がずたずたになって・・・。
どうしようもない。
ひどい試合。
Cジェフ・ブルックス、クリス・ハイブリッド対マイケル・エレイン、マイケル・ローリンズ
ハイブリッドが乱入、ローリンズが援護しに現れタッグに変更となりました。
エレインの強さが明らかにハンデ戦にしても良いぐらいの設定にもかかわらず
ローリンズが捕まるという事もなく退屈な一戦に。
悪い試合。
Dサル・トマセーリ対トリック・デイビス
デイビスはあの体格で果敢に立ち向かっていくのが魅力だったので
ヒール・ターンは明らかに失敗ですね。
試合は序盤で翻弄し、終盤でシフト・アップさせた
サルの仕事振りしか印象に残っていません。
少し悪い試合。
EIWA王座戦:ディンゴ(ch)対ジミー・ジェイコブス
ジェイコブスの堂とした試合運びが素晴らしいですね。
自分の充実度が分かっているからこそ、
こうして相手が格下でも引き出してやる懐の深さを見せられる。
やっぱりジェイコブスはヘタレ要素を完全になくしたら
ROHでもトップ・シングル・レスラーとしてやっていけると思いますよ。
一方のディンゴ。
王者について以来思ったより伸びていないのが辛いですね。
今回もそれなりの働きはしていましたが
王者なんだからもう少し求めてしまう。
まあまあ良い試合。
Fライト級王座戦:ジェイソン・ヘイズ(ch)対アシッド・ジャズ
一方のヘイズは成長著しい。
IWA王座より上にブックされている所を見ると
イアンにも認められているんでしょうね。
只それは同等の相手ならって話で
ジャズ相手にセミをやれ、なんて信頼を通り越して嫌がらせだろ、っていう突っ込みを入れたい所です。
試合においても途中で腕を痛めてやるんだけど
アシッドの腕攻めが予想以上のひどさでかわいそうになりましたね。
終盤の攻防も無駄に長引きましたね。
少し悪い試合。
Gプリンス・ムスタファ・アリ対クリス・ヒーロー
期待の新人アリがヒーロー相手にどこまでやれるのか注目のメイン・イベント。
序盤のグラウンド・レスリングや
中盤のアリのヒール・プレイは
全体的に見ると20分超の試合を作るために
わざと長引かせた形で必然性に足りませんでしたね。
只ヒーローのキャリーでクオリティは一定の物がありました。
そして終盤ですがこれは素晴らしかった。
ヒーローが動ける長身という面を出してきたので
アリが本領発揮し白熱の攻防を展開。
こういう終盤ができるというのは大きいですね。
将来有望です。
是非ともヘイズとの一戦を見てみたい。
平均的な良試合。
総評。
層が薄くなっているので星を上げれる程の出来じゃありませんが
アリとヘイズのビッグ・マッチは今後とも追いかけてみたいなと思わされましたね。
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