| DVD
名 |
IWA-MS：King of Deathmatch Night Two 6/21/08 |
| ベ
スト・マッチ |
なし |
| グッ
ド・マッチ |
なし |
| 雑
感 |
２枚組み約３時間３０分です。 1日目と同じく屋外興行です。 ①2回戦、デス・フロム・アバブ：デヴォン・ムーア対イアン・ブロッディー 各コーナーに蛍光灯つきの柱が立っていて それにぶつかると上から何かが降ってくるという形式。 元々ECが輸入していましたね。 試合はムーアの基本的なムーブの弱さを隠すために そしてイアンの狂気を引き出すために もっと得物が欲しかったですけれども 幕を開けるには上々の内容だったと思います。 まあまあ良い試合。 試合後病気でリングから離れたローリン･ハードが現れます。 またここで戦えたら、と希望を漏らすとイアンはできるさ、と応えます。 するとジョバーが入ってきます。 ハードは火炎チョップ等で返り討ちにするも戸惑いを隠せない様子。 そんなハードにイアンが襲いかかります。 他のレスラーも現れハードに一発ずつお見舞い。 そして去っていきます。 デス･マッチ･ファイターならではの 狂った愛情表現にぐっとくる物がありますね。 只一言だけハードに言いたい。 ズボンが緩過ぎです。 感極まって泣いている所でずり落ちた時は笑ってしまいました。 ②ブライアン・スカイライン対ジェイソン・ヘイズ 無理して攻防を作りすぎですね。 その割にはヘイズの表情に表れているように気を抜いていますね。 ひどい試合。 ③トビー・クライン対ディンゴ なんでクラインがここにいるんだよ、と １日目に続き言いたい所ですが クラインはデス･マッチ･ファイターの中では身軽で動けるんですよね。 ディンゴの方も昨日より良く思ったよりかは面白い内容でしたよ。 少し悪い試合。 ④2回戦、４コーナーズ・オブ・ペイン：インセイン・レーン対CJオーティス レーンも勢いを失い、ほのぼのキャラだけが残っている感じ。 特に見所もなくフィニッシュも弱い試合でした。 ひどい試合。 ⑤2回戦、アンラッキー13ステイプル・ガン・デス・マッチ：ダーリン・チャイルド対デランジド ああ、これはステイプル・ガン・マッチだったんですね。 彼らなりに全体を考えた結果、 普通の攻防から始まり、だらだら進むので 退屈して気づいた時には終わっていました。 悪い試合。 ⑥2回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ：ダイハード・ダスティン・リー対マッドマン・ポンド 前の試合に比べると何も考えず その時その時に思いついた事をやって楽しませよう、 というポンドらしさが出た試合でしたね。 流血はほとんどありませんでしたけれども 色々なスポットが出て十分に面白かったですね。 平均的な良試合。 ⑦2回戦、ベアフット・サムタック、バトル・キャップス、ブロークン・グラス：スコッティ・ヴォルテックス対ダニー･ハボック 受けっぷりの良さでクローズ･アップされてきた新世代ですから こういう過程を要求される形式は難しかったですね。 それでも画鋲に対して真っ向から受けて 衝撃スポットを作り出し見応えのある内容にしたのは立派でした。 まあまあ良い試合。 ⑧2回戦、テープド・フィスト・テキサス・デス・マッチ：ニック・ゲイジ対フリークショウ こんな形式になっても他の凶器を使うんでしょう、と思っていたら 椅子だけで後はひたすら拳だけで魅せてきました。 やはりフリークショウがイアンとの抗争時のように脅威的に映っているのが大きいです。 思わぬ熱戦で最後のフェイス・ウォッシュ連発には 往年のゲイジの非情さまで見えました。 中々良い試合。 ⑨エニシング・ゴーズ：タンク対WHACKS対ヴァイパー対コーリー・シャディックス WHACKSが屋根からテーブルへのダイブを行うのです が 余りに唐突に序盤で出たので笑ってしまった。 その後はそれなりに凶器を打ち合ったけれど あの場所にダイブを持ってくる必要がどこらへんにあったんでしょう。 という事で悪い試合。 ⑩準決勝、３ウェイ・ダンス、シンダー・ブロック・デス・マッチ：インセイン・レーン対デランジド対ダニー・ハボック 火のついたブロックへのパイル･ドライバーというインパクトのある１スポットだけで 他はフォークの攻防や場外乱闘など シーンを組み合わせて試合を構成。 ある意味上手く軽い内容で終わらせたな、と思います。 平均レベル。 ⑪準決勝、３ウェイ・ダンス、ピラミッズ・オブ・ペイン：ニック・ゲイジ対デヴォン・ムーア対ダスティン・リー 蛍光灯ボード上に蛍光灯ピラミッドが置かれたスポットに形式名はよるんでしょうけど 開始時にはどかされたので蛍光灯を中心にしたデス･マッチという方が正しいです。 試合はCZW流のハードコア･ファイトで ゲイジ人気に中々熱もこもっていましたね。 只プッシュを受けていた感じのリーが意外にあっさり敗退したのは個人的に残念だったり・・・。 平均より少し上。 ⑫決勝、200ライト・チューブ ス、 ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー、スカフォード・デス・マッチ：デヴォン・ムーア対ダニー・ハボック→詳細 スカフォード上からリングのテーブルへのエメラルド・フロージョンと いう 大会を締めるにふさわしい大迫力スポットがありますけれども それまでに時間つぶしをしている、いやこれは語弊があるな、 あくまで”仕事”だというのが見えてしまったというか、 戦い、というものを表現できていないように感じました。 そのためザンディグ対モンドのような １スポット･マッチという域を超える物にはなれず。 まあまあ良い試合です。 試合後はいつも通りイアンがマイクで締めます。 総評。 カードから予想した以上に楽しめましたね。 凄い試合はありませんでしたがKOTDM初の屋外興行にし CZW色も取り入れる事でデス･マッチ冬の年に一矢報いたのは大きい。 小さい事だけどしっかり照明設備が整っていたのも評価したい。 |
| DVD Rating |
★★★☆☆ |
| 試合カード |
勝敗付はこちら |
| 1 |
2回戦、デス・フロム・アバブ：デヴォン・ムーア対イアン・ブロッディー |
| ２ |
ブライアン・スカイライン対ジェイソン・ヘイズ |
| ３ |
トビー・クライン対ディンゴ |
| ４ | 2回戦、４コーナーズ・オブ・ペイン：インセイン・レーン対CJオーティス |
| ５ |
2 回戦、ア ンラッキー13ステイプル・ガン・デス・マッチ：ダーリン・チャイルド対デランジド |
| ６ |
2 回戦、ファ ンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ：ダイハード・ダスティン・リー対マッドマン・ポンド |
| ７ |
2 回戦、ベ アフット・サムタック、バトル・キャップス、ブロークン・グラス：スコッティ・ヴォルテックス対ダニー･ハボック |
| ８ |
2 回戦、テー プド・フィスト・テキサス・デス・マッチ：ニック・ゲイジ対フリークショウ |
| ９ |
エ
ニシング・ゴーズ：タンク対WHACKS対ヴァイパー対コーリー・シャディックス |
| １０ |
準決勝、３ウェイ・ダンス、シ
ンダー・ブロック・
デス・
マッチ：インセイン・レーン対デランジド対ダニー・ハボック |
| １１ |
準決勝、３ウェイ・ダンス、ピ
ラミッズ・オブ・ペ
イン：
ニック・ゲイジ対デヴォン・ムーア対ダスティン・リー |
| １２ |
決勝、200ライト・チューブ
ス、
ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー、スカフォード・デス・マッチ：デヴォン・ムーア対ダニー・ハボック→詳細 |
| 勝 敗付試合カード（勝者が赤字） |
| １ |
2回戦、デス・フロム・アバブ：デヴォン・ムーア対イアン・ブロッディー |
| ２ |
ブライアン・スカイライン対ジェイソン・ヘイズ |
| ３ |
トビー・クライン対ディンゴ |
| ４ | 2回戦、４コーナーズ・オブ・ペイン：インセイン・レーン対CJオーティス |
| ５ |
2 回戦、ア ンラッキー13ステイプル・ガン・デス・マッチ：ダーリン・チャイルド対デ ランジド |
| ６ |
2 回戦、ファ ンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ：ダイハード・ダスティン・リー対 マッドマン・ポンド |
| ７ |
2 回戦、ベ アフット・サムタック、バトル・キャップス、ブロークン・グラス：スコッティ・ヴォルテックス対ダニー･ハボック |
| ８ |
2 回戦、テー プド・フィスト・テキサス・デス・マッチ：ニック・ゲイジ対 フリークショウ |
| ９ |
エ
ニシング・ゴーズ：タンク対WHACKS対ヴァイパー対コー
リー・シャディックス |
| １０ |
準決勝、３ウェイ・ダンス、シ
ンダー・ブロック・
デス・
マッチ：インセイン・レーン対デランジド対ダニー・ハボック |
| １１ |
準決勝、３ウェイ・ダンス、ピ
ラミッズ・オブ・ペ
イン：
ニック・ゲイジ対デヴォン・ムーア対ダスティン・リー |
| １２ |
決勝、200ライト・チューブ
ス、
ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー、スカフォード・デス・マッチ：デヴォ
ン・ムーア（優勝！）対ダニー・ハボック→詳細 |