IWA-Mid South 2008年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:April Bloodshowers 4/12/08
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー:ジミー・ジェイコブス対BJ ウィットマー→詳 細
雑 感
2枚組み約4時間。

今回も結構な客が入ってますよ。
良い調子。
リング・マットは赤から黒に変わってますね。
赤色って血痕が見えないのが難点だけど(黒は黒で・・・)
デス・マッチ自体も少ないし気に入ってたんだけどな。

イアンのマイクからオープニング。

@エゴティスティコ・ファンタスティコ対 ジェイソン・クイック
 アンダーカードでも割かし使える軽量級が揃ってきましたね。
 今回デビューしたファンタスティコも例に漏れず。
 悪くない試合。

Aブロッディー・リー対ヴァイキング
 前日にデビューしたリーのためのスカッシュ・マッチです。

B4コーナー・マッチ:チーチ&クラウディー対ヴィトー&ブランドン・トマセーリ対ジェイソン・ストライフ、トロイ・ウォルターズ
 アイアン・セインツはかなり控えめでその体格差も使わず、
 チーチ&クラウディーを立てる形に。
 チーチ&クラウディーが定期参戦するのですかね。
 いやアイアン・セインツがロートル化したという可能性も無きにしもあらずですけど・・・。
 平均レベル。

Cライト級王座戦:チャック・テイラー(ch)対ジェイソン・ヘイズ
 テイラーはIWA王者をまかされていただけあって
 その試合運びは定評物。
 試合前の子供へのいじりも秀逸です。
 無名に近いヘイズの潜在能力を引き出し見応えのある試合に。
 まあまあ良い試合。

Dサミ・カリハン対ディンゴ
 チビ・アメドラとチビ・スティーブンスが戦っているような絵面。
 実際意識していたりするんだろうなぁ。
 ディンゴが瞼付近から出血するというどこかで見られたようなアクシデントまで起きます。
 幾つか良い攻防も見られましたよ。
 平均より少し上。

Eスコッティ・ヴォルテックス、ダイ・ハード、OMG、リコシェット対ファイヤー・アント、ハイドラ、ジミー・オルセン、ヴィン・ジェラード
 Chikaraらしいルチャ+ファン・マッチ。
 ジェラードの不和キャラ・ギミックを中心に据えています。
 面白くないとは言いませんが長すぎますね。
 平均レベル。

Fストロング・スタイル王座戦:マイケル・エレイン(ch)対トビー・クライン対タンク
 駄目だ。
 この面子で3ウェイをするなんて無謀すぎる。
 1人がリングでもろに休んで2人が場外で戦っている珍シーンも生まれて救いようがない。
 悪い試合。

G4コーナー・サバイバル:アシュ対セクシー・エディ対クリスチャン・エイブル対ブライアン・スカイライン
 余り見所はないですね。
 悪い点があった訳でもないのですが・・・。
 悪くない試合。
 エディはモヒカンになってますね。
 最近色々しているけど伸び悩みでも感じているのか。

Hストリート・ファイト:CJオーティス対デランジド
 CJはCZW向きじゃないの。
 抗争を繰り広げたヤンガー始め
 新世代はほとんどCZWに行ってしまいましたからね。
 試合はコープが特別レフェリーをやっており
 内容は場外乱闘から地味な脚攻めを全てハードコアで。
 コープの中途半端な介入が良く分からないので微妙かな。
 悪くない試合。 

Iコーポラル・ロビンソン対ダニー・デマント
 デマントが襲いかかってくるも
 返り討ちに合い瞬殺。

Jコーポラル・ロビンソン対ジミー・シャルウィン

 こちらも上に同じ。

Kタッグ王座戦:2コールド・スコーピオ、セイビアン、ラッカス(ch)対ミッキー・ナックルズ、ジョシュ・アベクロンビー、デヴォン・ムーア
 スコーピオのヒール・ターンが意外に良い。
 BLK OUTのギミックに合ってるんですよ。
 それぞれが自身の特徴を出し
 セミに適切な内容だったと思います。
 只最後のレフェリー気絶期間が長すぎ。
 やっぱりカウント2ってのを挟んで高まっていく所がありますからね。
 まあまあ良い試合。
 ところでタッグなのになんで3人で争っているのだ、という突っ込みは禁止でしょうか。

 試合後BLKがイアンに襲いかかりリンチ。
 コープやChikara勢が駆けつけるも助けられず。
 ミッキーらが戻って来てようやく追い払う。

Lノー・ロープ・バーブド・ワイヤー:ジミー・ジェイコブス対BJウィットマー→詳 細
 最初に見せてきたのは他でもない有刺鉄線による焦らし。
 おう、ここにもイアンの魂を引継ぎし者が。
 嬉しいねぇ。
 その後場外戦を挟んでから有刺鉄線の各スポットで進めて行くと
 有刺鉄線付きボード、有刺鉄線付きテーブル、
 スパイク、テーブルw/ラダーまで飛び出し
 バイオレンス度だけなら完全決着戦といっても言いレベルで30分にも及びました。
 冷静に見るなら、数え歌といってもIWAではあくまで2戦目ですから
 少しくどく感じる点もあり、あっさり仕上げた方が良かったですね。
 興行的にも抗争の盛り上げとしても出し惜しみをして良いカードですよ。
 ROHと違ってマンネリ感もないですしね。
 それにしてもジェイコブスは素晴らしい。
 元々デス・マッチに関しては上手い物がありましたが
 最近のカリスマ振りも加わって非常に魅力的。
 いやはやメイン・イベンターとして十分やっていけますよ。
 文句なしにグッド・マッチ。
 

総評。
 キングストン離脱という予期せぬアクシデントがありながらも
 引き続き新しいIWA色が出ていて良いですね。
 メインも素晴らしいし。
 只こんなに長時間は見ていて疲れますよ。
 もう少し選抜して欲しいな。

DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
エゴティスティコ・ファンタスティコ対ジェイソン・クイック

ブロッディー・リー対ヴァイキング

4コーナー・マッチ:チーチ&クラウディー対ヴィトー&ブランドン・トマセーリ対ジェイソン・ ストライフ、トロイ・ウォルターズ
ライト級王座戦:チャック・テイラー(ch)対ジェイソン・ヘイズ

サ ミ・カリハン対ディンゴ

ス コッティ・ヴォルテックス、ダイ・ハード、OMG、リコシェット対ファイヤー・アント、ハイドラ、ジミー・オルセン、ヴィン・ジェラード

ス トロング・スタイル王座戦:マイケル・エリン(ch)対トビー・クライン対タンク

4 コーナー・サバイバル:アシュ対セクシー・エディ対クリスチャン・エイブル対ブライアン・スカイライン

ス トリート・ファイト:CJオーティス対デランジド
10
コーポラル・ロビンソン対ダ ニー・デマント
11
コーポラル・ロビンソン対ジ ミー・シャルウィン
12
タッグ王座戦:2コールド・ス コーピオ、セイビアン、ラッカス(ch)対ミッキー・ナックルズ、ジョシュ・アベクロンビー、デヴォン・ムーア
13
ノー・ロープ・バーブド・ワイ ヤー:ジミー・ジェイコブス対BJウィットマー→詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー:ジミー・ジェイコブス対BJウィットマー


  ジェイコブスがヘッド・ロック。
  押し飛ばされるも有刺鉄線の下を滑り抜けて激突を避ける。
  ロック・アップ。
  ジェイコブスが押すも体勢を入れ替えられそうになって場外に逃げる。
  ジェイコブスが組むと見せかけ蹴りつけ振り飛ばす。
  BJは寸前で踏み止まる。
  BJが殴りつけ有刺鉄線に投げ飛ばそうとする。
  ジェイコブスが体勢を入れ替える。
  BJは防ぐために手で有刺鉄線を掴んでしまう。
  場外に逃れたBJにジェイコブスが襲いかかり椅子を投げつける。
  椅子を踏み台にエルボー・ドロップ。
  BJが振り返えしてジェイコブスを観客席に投げ入れる。
  ジェイコブスは椅子を腹に叩き込むとブレーン・バスター。
  実況席のあるステージからエルボー・ドロップ。
  しかし怪我した脚を痛めてしまう。
  BJが反撃。
  ブレーン・バスターを防ぐとブレーン・バスターの要領でジェイコブスを持ち上げ有刺鉄線に吊るす。
  抱えると立てた椅子の上にインバートFU。
  リングに戻すと有刺鉄線に振り飛ばす。
  もう1回。
  有刺鉄線を跨ぐように載せる。
  カバーするもカウント2。
  殴りつけるがジェイコブスはその度に起き上がる。
  BJはジェイコブスを蹴り落とすとジェイコブスの額を有刺鉄線に押し当て流血させる。
  有刺鉄線の上に腹から落とす。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターへ。
  ジェイコブスは後ろに着地するとドロップ・トー・ホールドでBJを有刺鉄線に突っ込ませる。
  両者ダウン。
  ジェイコブスがBJを振り飛ばす。
  観客を煽るともう1回。
  3回目。有刺鉄線にもたれるBJにドロップ・キックを決めカバー。カウント2。
  スピアーからカバーするもカウント2。
  BJの額を有刺鉄線にこすりつけ流血させる。
  ダブル・ストンプからカバーするもカウント2。
  ジェイコブスがテープを取り出す。
  前回のお返しとばかりに両腕を有刺鉄線に繋ぎ止める。 
  椅子を手にすると脳天に一発。
  背中にも。もう1発脳天。背中。
  これで最後だと気合を入れる。
  ファニンがジェイコブスに殴りかかり阻止。
  BJのテープを切ろうとする。
  ジェイコブスがファニンに椅子攻撃。
  何とか逃れたBJに椅子の上へのコントラ・コード!
  カバーするもカウントは2!
  BJがジェイコブスのタイツを掴んで有刺鉄線に突っ込ませる。
  BJが有刺鉄線付きボードを取り出しコーナーに立てかける。
  起き上がったジェイコブスがスピアーを狙うもかわされる。
  BJがジェイコブスにボードへのパワー・ボムを狙う。
  ジェイコブスが逃れてスピアーへ。
  BJがパワー・ボムの体勢に持っていく。
  ジェイコブスが寸前でエンド・タイムに切り返す!
  BJはそのままボードに突っ込んで逃れる!
  ジェイコブスの肉に有刺鉄線が食い込む。
  BJがカバーするもカウントは2。
  BJがリング横に有刺鉄線付きテーブルを設置。
  そのテーブルに面する有刺鉄線をカッターで切り取っていく。
  ジェイコブスが未使用の有刺鉄線の輪をBJに叩きつける。
  輪をBJの頭部に嵌め締め上げる。
  BJはエルボーをいれ逃れると嵌ったままでヘッド・バッド。
  もう1つの輪をジェイコブスの頭部に嵌め締め上げる。
  ジェイコブスはエルボーを入れ逃れるとヘッド・バッド。
  同時にヘッド・バッドを決め両者ダウン。
  両者スパイクを取り出す。
  何度も打ち込みあう。
  BJがジェイコブスを上に持ち上げるとリング横のテーブルへのパイル・ドライバー!
  リングに戻しカバーするもカウントは2!
  BJはテーブルを取り出しリングで立てる。
  ラダーも持ってくる。
  ジェイコブスがラダー越しにベースボール・スライド。
  ラダーを投げつける。
  テーブル横にラダーを立てる。
  BJがジェイコブスの腹に椅子を叩き込む。
  脳天にも狙う。
  ジェイコブスは避けると椅子を奪い脳天に4連発。
  BJをテーブルにのせると自身の体に有刺鉄線をまきつけラダーを登って行く。
  そしてセントーン!
  テーブルは割れず。
  ジェイコブスはBJをテーブルにのせると再び有刺鉄線を巻き登って行く。
  そしてセントーン!
  1,2,3!と同時にテーブルが崩れジェイコブスの勝利!
  ジェイコブスはラダーの上でマイク。
  IWA王座を手に入れて見せると語る。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

エゴティスティ コ・ファンタスティコ対ジェイソン・クイック

ブロッディー・ リー対ヴァイキング

4コーナー・マッチ:チーチ&クラウディー対ヴィトー&ブランドン・トマセーリ対ジェイソ ン・ストライフ、トロイ・ウォルターズ
ライト級王座戦:チャック・テイラー(ch)対ジェイソン・ヘイズ(新チャンピオン!)

サ ミ・カリハン対ディンゴ

スコッティ・ヴォルテックス、ダイ・ハード、OMG、リコシェット、ファイヤー・アン ト、ハイドラ、ジミー・オルセン対ヴィン・ジェラード

ス トロング・スタイル王座戦:マイケル・エリン(ch)対ト ビー・クライン対タンク(カウントアウト)

ア シュ対セクシー・エディ対クリスチャン・エイブル対ブライアン・スカイライン

ス トリート・ファイト:CJオーティス対デランジド
10
コーポラル・ロビンソン対ダ ニー・デマント
11
コーポラル・ロビンソン対ジ ミー・シャルウィン
12
ミッキー・ナックルズ、ジョ シュ・アベクロンビー、デヴォン・ムーア対2コールド・スコーピオ、セイビアン、ラッカス
13
ノー・ロープ・バーブド・ワイ ヤージミー・ジェイコブス対BJウィットマー→詳 細

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