雑
感
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1枚組み約2時間10分です。
@ニック・ワッツ対トラウマ
トラウマは黒人の巨漢レスラーで
ゴングが鳴るなりワッツを投げ飛ばして行きデス・バレー・ドライバーでスカッシュ完了。
このトラウマがIWAオリジナルに加わるのか。
Aマルコ・コルドバ対ディスファンクション
コルドバはちょっとロウ・キーを意識している。
しかし実力が無い。
悪い試合。
Bマイケル・エレイン対プリンス・ムスタファ・アリ
TPIで良い試合を見せおっ、と思わせたアリ。
今夜も良い仕事していますよ。
中々の受けっぷりでエレインのでかさをセールしておきながら
それで試合を構築できる技能を持っています。
これはディンゴ、ヘイズと共にIWAを担っていけますよ。
平均的な良試合。
Cブライアン・スカイライン対ライオネル・ナイト
ヒールをスカイラインに譲るなど
ナイトがスカイラインに合わせて力をセーブしながら
一定の仕事をした印象ですね。
平均レベル。
彼らUWA勢が定着すれば心強いがどうなるか。
Dジェイソン・ヘイズ、トロイ・ウォルターズ対ソウル・タッチーズ
経験が無いので実力者のヘイズでさえ
いつもより見劣りします。
粗雑な構成ですがムーブのおかげで何とか格好がついていますね。
少し悪い試合。
Eストリート・ファイト:ヴィトー・トマセーリ対サル・トマセーリ
長寿タッグに突如として訪れた仲間割れ。
ビッグ・イベント扱いされても良いはずなんですけど
時間、フィニッシャー共に手抜き感がある乱闘でしたね。
少し悪い試合。
Fサミ・カリハン対ネクロ・ブッチャー
IWA一のラフ・ファイターとしてプッシュを受けているカリハンがネクロ越えを狙う。
プッシュされているだけあって良い物はあるんだけれど
まだ荒々しさでごまかしている所はありますね。
平均より少し上。
GIWA王座戦:ディンゴ(ch)対ドレイク・ヤンガー
TPI優勝のヤンガーがIWA王座に挑戦。
ヤンガーがデス・マッチ・ファイターの面、タフ+ラフを強調した結果
試合中の格が逆転しディンゴの試合構築力が低下。
その割りに最後のフィニッシュはかなりあっけなく拍子抜けします。
悪くない試合。
Hカルト・フィクション(トビー・クライン、デランジド)対コープス・アーミー(コーポラル・ロビンソン、イアン・ブロッディー)
遂に奴が戻ってきた・・・という事で
本陣でも1年持ちませんでしたね。
イアン・ブロッディーなんて名前を変えてますが
お分かりの通りイアン・ロッテン、その人です。
自分の言葉を違えたのなら
それなりの物を見せてくれるんだろうな、と期待していたのですが
開始3分半でイアンは手錠で鉄柱に固定され戦闘不能(What?)。
これは無いでしょ。
ありえない展開。
サプライズ出場で、これでチケットを裁いていないのだけが救い・・・。
その後現れたネクロが代わりに戦い
ぐだぐだ進めた挙句最後に待っていたのは
試合中乗り気でない様子を見せていたトビーの裏切り。
定番の誤爆などもなく突然裏切り・・・。
3人で悪者を叩きのめしてハッピー・エンド、めでたし、めでたし・・・
ってなれる訳ないじゃない。
ひどい試合でした。
総評。
UWAを失った流浪の民の他は招聘せず
現オリジナルにこだわり開催された記念大会。
その中でビッグ・マッチと位置づけられる試合が
ことごとく外れ悪い大会というしかない結果に。
アリがブラフではなく実力者だと判明したのが唯一の収穫か。
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