雑 感
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1枚組み2時間20分です。
@リコシェット対ジェイソン・ヘイズ
まだまだ派手なムーブ頼みなのは否めません。
少し悪い試合。
Aジャック・スリラー対マイク・スティーブンス
スティーブンスはこれがIWAデビュー。
特に試合を壊す事もなくスリラーの定番、脚攻めを題目に
求められているクオリティを満たしてきました。
少し悪い試合。
Bディスファンクション対ジョシュ・アベクロンビー
ディスファンクションが意外に頑張っていて
リズムのつけ方も意識している。
足りない部分はハードコアを使って補っています。
平均より少し上。
Cビリー・ロック対クリス・チェンバース
とりあえず速いペースで試合を進めようとしていますが
単調になのはいけませんね。
まあ誤魔化せる範囲内にはある。
少し悪い試合。
ジェイソン・デュークスが現れIWA vs NWAの前振り。
D2タフ・トニー、ヴァイオレントJ対キース・クレーム、ブライアン・スカイライン
試合前に服を配ったのはえらい。
これのおかげで組まれた価値がないとは言えない。
ひどい試合。
Eタッグ王座戦:アイアン・セインツ(ch)対アシュ、CJオーティス
セインツのタッグとしての高い完成度が見えました。
長いことやっているだけあるね。
リズムの作り方や的を得た連携スポットは素晴らしいです。
アシュ、CJも当然劣るけれど
セインツの運びの中でそれなりに頑張ったのではないかと。
まあまあ良い試合。
FIWA、ライト級、女子王座戦:チャック・テイラー(IWA,Women ch)対ブランドン・トマセーリ(Light ch)対ロウ・キー
ハードな打撃でロウ・キーが他を圧倒
→トマセーリ、テイラーが組みロウ・キーを捕らえる
→ロウ・キーが誤爆から反撃
→トマセーリとテイラーが激突
→トマセーリ対テイラー対ロウ・キー
単純な流れながら各フェーズをじっくりとやって
25分もの長時間の3ウェイをやりぬきました。
テイラー対ロウ・キーの#3戦として値するクオリティです。
しかしラストがお粗末。
試合前にテイラーが卑怯な事をしないよう
凶器を使ったら反則を取り王座を剥奪する、とアナウンスされていたんですね。
そして終盤レフェリーが気絶するとテイラーが凶器を使い出して
それに引きずられる形でロウ・キーが凶器を使い、これがレフェリーに気づかれて反則・・・。
王座はそれぞれの元に返っていくと・・・。
本当にIWA自身だけが損するだけの結末です。
これで大きく落として平均的な良試合。
Gデス・マッチ王座戦、ハードコア・マッチ:タンク(ch)対コーポラル・ロビンソン対ネクロ・ブッチャー
3人いる割りには密度が薄いヴァイオレンス。
最後のネクロへの当たり所が悪かった一発ぐらいでしょう。
ちなみにフィニッシュは丸め込み。
正直メインをまかせるにはきつい内容です。
でも仕方ない。
だってタンクだもの。
悪くない試合。
総評。
セミがあの結末じゃなかったら予想通りで済んだのだけど・・・。
(執筆日:5/2/09)
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