IWA-Mid South 2007年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Ted Petty Invitational Night 2 9/29/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ラスト・マン・スタンディング:クリス・ヒーロー対エディ・キング ストン→詳 細

IWA、ライト級王座戦、決勝:チャック・テイ ラー(IWA ch)対マイク・クァッケンブッシュ(Light ch)対クラウディオ・カスタニョーリ→詳 細
雑 感
2夜目は2枚で約3時間50分。

レビューの都合上準決勝、決勝のカードも記載します。

1試合目−2回戦:デヴォン・ムーア対ジョシュ・アベクロンビー
 1人2回戦進出にふさわしくないムーアでは良い訳も無く悪い試合。
 短めだったのは良いけど。

2試合目−2回戦:ジョーカー対ブレント・オルブライト

 ジョーカーがオルブライトのスタイルを真似て
 力のぶつかり合いの中に
 上手いことレスリングを混ぜるという試合に。 
 平均的良試合。
 今までデス・マッチ・ファイターとして見てたけど
 ジョーカーは技巧派としても十分通用する。
 見直しました。
  
3試合目−ライト級王座戦、2回戦:マイク・クァッケンブッシュ(ch)対ジョーイ・ライアン
 Chikara対PWG。
 面白い取り合わせなのですが
 途中、ライアンがトペ・スイシーダをちゃんと受け止めなかったために
 クァックが頭から落下してしまい
 その後のクァックからキレが失われてしまいました。
 相性が良さそうだっただけに残念。
 平均レベル。

4試合目−デイビー・リチャーズ対BJウィットマー

 体格差対打撃、スピードという構図。
 ROHらしくしっかりと試合を作っています。
 まあまあ良い試合。
 ウィットマーは容姿が変わっても
 スタイルはあまり変わってないみたい。
 元々スタイルが無いというスタイルなので
 変わりようがないのかもしれないが・・・。 

5試合目−
2回戦:クラウディオ・カスタニョーリ対デイビー・リチャーズ
 体格差という題材に
 リチャーズが打撃ではなくハイ・フライングで挑むという奇妙な内容。
 確かにCC対サイダルで実証されている通り
 見所の多い試合となりました。
 しかし当然リチャーズらしさはでません。
 まあまあ良い試合程度。

6試合目−IWA王座戦、2回戦:チャッ ク・テイラー(ch)対2コールド・スコーピオ
 悪くは無いけど何の面白みもない試合。

イアンが現れクァックは顔面骨折したため欠場するとアナウンス。 

7試合目−
準決勝:ブレント・オルブライト対クラウディ オ・カスタニョーリ
 長身同士の迫力ある試合で
 ベビー対ヒールのため盛り上がりました。
 只全体的にもっさりしている印象はぬぐえない。 平均的な良試合。

8試合目−IWA王座戦、準決勝:チャック・テイラー(ch)対ヒューマン・トルネード
 両者噛みあってファン・マッチ気味の
 まあまあ良い試合。

アベクロンビーが不戦勝の名乗りをあげようとしたその時に
現れたのは他ならぬクァック。
強行出場の決意を固めたクァックを
観客は総立ちで迎え入れます。

9試合目−ライト級王座戦、準決勝:マイ ク・クァッケンブッシュ(ch)対ジョシュ・アベクロンビー
 敢えて怪我を試合に取り入れて
 首攻めで試合を制しようとするアベクロンビーと
 それに脚攻めで対抗しようとするクァックという構図を作る辺り心憎い。
 やや短いのが残念ながら中々良い試合でした。

10試合目−
ラスト・マン・スタンディング:クリス・ヒーロー対エディ・キングストン→詳 細
 音が聞こえてくるヘッド・バッドなど
 思わず顔をしかめてしまう手加減無しの頭部への攻撃がオンパレードで
 ハード・ヒッティングを越えてタフ・マン・コンテストと化したデス・マッチ。
 この手の試合は好きではないのだが
 これだけやっていればぎりぎりグッド・マッチかな。

11試合目−タッグ王座戦:アイアン・セインツ(ch)対ナイジェル・マッギネス、BJウィットマー
 まるでスカッシュ・マッチのような展開を
 長々と続けた挙句(9試合目の分が回されたのか)
 最後は仲間割れに乱入でノー・コンテストとは・・・
 悪い試合。

12試合目−
IWA、ライト級王座戦、決勝:チャック・テイ ラー(IWA ch)対マイク・クァッケンブッシュ(Light ch)対クラウディオ・カスタニョーリ→詳 細
 見栄えは良くないものの
 まあまあ工夫された3ウェイ・ムーブから
 ダイブを挟んで一番人気のクァックが捕まる展開から
 1対1のクライマックスへ、というのが内容。
 クァックの人気に助けられた面も多いが
 全体的にそつなくこなしており、ぎりぎりグッド・マッチ。
 クァック対ヒーロー対CCなんていう
 黄金3ウェイが見たかったなぁ。


総評。
 素晴らしい試合は見れなかったものの
 全体的に質が高くTPIの名に恥じないクオリティに仕上がりました。
 02年の次に悪いTPIで
 他団体のファンにまで進められる程ではありませんが
 TPIを定期観戦されている方なら今年も手に入れて良いと思います。
DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
2回戦:デヴォン・ムーア対ジョシュ・アベクロンビー

2回戦:ジョーカー対ブレント・オルブライト

2回戦:ヒューマン・トルネード対ネイト・ウェブ

ライト級王座戦、2回戦:マイク・クァッケンブッシュ(ch)対ジョーイ・ライアン

2 回戦:クラウディオ・カスタニョーリ対デイビー・リチャーズ

IWA 王座戦、2回戦:チャック・テイラー(ch)対2コールド・スコーピオ

準 決勝:ブレント・オルブライト対クラウディオ・カスタニョーリ

IWA 王座戦、準決勝:チャック・テイラー(ch)対ヒューマン・トルネード

ライト級王座戦、準決勝:マイ ク・クァッケンブッシュ(ch)対ジョシュ・アベクロンビー
10
ラスト・マン・スタンディン グ:クリス・ヒーロー対エディ・キングストン→詳 細
11
タッグ王座戦:アイアン・セイ ンツ(ch)対ナイジェル・マッギネス、BJウィットマー
12
IWA、ライト級王座戦、決 勝:チャック・テイ ラー(IWA ch)対マイク・クァッケンブッシュ(Light ch)対クラウディオ・カスタニョーリ→詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ラスト・マン・スタンディング:クリス・ヒーロー対エディ・キングストン
 
  入場する前にもう乱闘状態。
  両者殴り、蹴り合う。
  ヒーローがテーブルへのブレーン・バスターを狙う。
  キングストンが体勢を入れ替えテーブルへのブレーン・バスター。
  ヘッド・バッドを打ち合う。
  ヒーローを観客席へ投げ込む。
  椅子をぶつけ首を絞める。
  ヒーローは目に指を入れて逃れると柵を叩きつける。  
  ビッグ・ブーツで顔面を蹴り飛ばす。
  キングストンはカウント8で起き上がるとチョップ連発。
  リングに入る。
  ヒーローがカウンターでヘッド・バッド。
  顔面へのドロップ・キックを決める。
  更に椅子攻撃を見舞う。
  キングストンの上に椅子を載せるとチェアトーン。
  椅子で固定してのボストン・クラブを決める。
  キングスト ンが反撃してドラゴン・スリーパー。
  ヒーローは逃れるとサイトウ・スープレックス。
  キングストンはカウント8で起き上がる。
  ヒーローはパワー・ボムと続ける。カウント8。
  キングストンの手を踏みつけ破壊。
  キングストンはチョップを耐えるとチョップ連発からエクスプロイダー。
  顔面へのビッグ・ブーツからスープレックス。
  ラリアットへ。
  ヒーローは避けると殴りつける。
  両者殴り合う。
  ヘッド・バッドを打ち合う。
  キングストンがジャーマン。
  ヒーローは倒れずクラバート・スープレックス。
  キングストンも倒れずドラゴン・スープレックスからラリアット!
  ヒーローはカウント9で起き上がるもすぐ崩れ落ちる!
  キングストンはバック・ドロップを狙う。
  ヒーローは防ぐと椅子を投げつけていく。
  椅子をキングストンの首に挟んでコーナー上からクラバート・スープレックス。
  キングストンはカウント7で起き上がるもすぐ崩れ落ちる。
  ヒーローが柵を持ってきて叩きつけていく。
  キングストンが押し返して逆にたたきつける。
  ヒーローは柵を持ったキングストンにビッグ・ブーツ。
  そしてダウンしたキングストンを柵越しにダイビング・ダブル・ストンプ。カウント8。
  柵をコーナーに立てかける。
  そこへのパワー・ボムを狙う。
  キングストンは逃れるとラリアットを狙う。
  防がれるもサイトウ・スープレックスにジャーマンを決める。
  そして柵へのサイトウ・スープレックス!
  カウント10でキングストンの勝利!
  


 IWA、ライト級王座戦、決勝:チャック・テイラー(IWA ch)対マイク・クァッケンブッシュ(Light ch)対クラウディオ・カスタニョーリ

  テイラーは試合に参加しようとしない。
  CCはテイラーが加わるよう誘導しクァックとテイラーにダブル・フロント・ヘッド・ロック。
  クァック、テイラーがリスト・ロックに返す。
  CCは2人をぶつけて逃れるとクァックを捕まえテイラー目掛け投げつける。
  テイラーは避けると参加するのもしないのも俺の自由だろと文句を言い
  それなら参加してやるとリスト・ロック。
  しかしボディ・リフトに返されるや逃げる。
  CCが捕まえリングに戻す。
  クァックがテイラーに襲い掛かる。
  CCはクァックも狙っているようで
  テイラーにヘッド・ロックをかけているクァックにヘッド・ロック。
  ロープにふられたCCは2人にクロス・ボディ。
  クァックは突進してきたCCをショルダー・スルーで場外に落とす。
  クァックがテイラーを翻弄。
  テイラーが逃げると同時にCCが戻る。
  2人が激突かと思いきやテイラーがクァックを場外に引き摺り下ろす。
  CCはテイラーを落とすとクァックと対峙。
  身軽な動きからアーム・ドラッグを打ち合う。
  クァックはモンキー・フリップでCCを落とすとダイブを狙う。
  テイラーがドロップ・キックで邪魔するとクァックを飛び越えCCにトペ・コンヒーロ。
  クァックがダイビング・コークスクリュー・クロス・ボディで続く。
  クァックはテイラーをリングに入れリングに戻ろうとする。
  そこをテイラーがロープを使ってのジョー・ブリーカー。
  テイラーはCCをリングに上がらせないようにしてクァックに攻め入る。
  テイラーが雪崩式の技を狙う。
  クァックは押し落とすも戻ってきたCCに延髄切りを食らう。
  テイラーがCCにコーナーを蹴ってのスタナーからビッグ・ブーツでカバー。カウント2。
  CCが反撃しジャーマン。カウント2。
  ジャイアント・スイングを決める。
  カバーするもテイラーがロープを掴む。
  ならばとリコーラ・ボムへ!
  テイラーは防ぐとオメガ・ドライバーを狙うも決められず!
  戻ってきたクァックがCCに殴りかかるも避けられ羽交い絞めに。
  そこにテイラーが殴りかかる。
  クァックは避けて自爆させる。
  テイラーをCCの上に乗せると脚を払う。
  そして両者同時に丸め込むもカウント2。
  CCはクァックの攻撃を避けると同時にテイラーへバイシクル・キック。
  クァックをロープに振り打ち上げる、
  クァックがハリケーン・ラナに切り返すもカウントは2!
  ならばとドラゴン・ラナを狙う!
  CCが耐えてパワー・ボムに切り返すもカウント2!
  ランニング・アッパーカートへ。
  クァックは受け止めると掌底からQDIII!
  QDIIとつなげ1,2,3!
  CCが脱落(14分)!
  テイラーが戻って丸め込む。カウントは2。
  ブレーン・バスターからカバーするもカウント2。 
  延髄切りからムーンサルトへ。
  クァックは避けるとQDII!カウントは2!
  サブミッションで締め上げる。
  テイラーがロープに脚をかける。
  掌底を狙う。
  テイラーはビッグ・ブーツで迎え撃つとオメガ・ドライバー!
  カバーし1,2,2!カウントは2!
  ならばと雪崩式の技へ!
  クァックは殴りつけて防ぐとサンセットフリップ・パワー・ボムへ。
  耐えられるも殴りつけてパワー・ボム。カウントは2。
  ならばとチカラ・スペシャルを決める!
  テイラーはたまらずタップ(17分)!
  クァックがTPI優勝、そして新IWAチャンピオンの2冠に!
  観客はスタンディング・オベーション!
  イアンが現れクァックを称える。
  Thank You Quack!
  クァックはマイクを取ると
  この一年は素晴らしい年だった。
  キング・オブ・トリオスを制覇し、NWAライト級王座を獲得し
  思い人と結婚も出来た、日本にも行くことが決まったし、
  そして何よりこのTPIで優勝できた
  と告げ皆に感謝する。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

2回戦:デヴォン・ムーア対ジョシュ・アベクロンビー

2回戦:ジョーカー対ブレント・オルブライト

2回戦:ヒュー マン・トルネード対ネイト・ウェブ

ライト級王座戦、2回戦:マイク・クァッケンブッシュ(ch)対ジョーイ・ライアン

2 回戦:クラウディオ・カスタニョーリ対デイビー・リチャーズ

IWA 王座戦、2回戦:チャック・テイラー(ch)対2コールド・ スコーピオ

準 決勝:ブレント・オルブライト対クラウディオ・カスタニョーリ

IWA 王座戦、準決勝:チャック・テイラー(ch)対ヒューマン・ トルネード

ライト級王座戦、準決勝:マイク・クァッケンブッシュ(ch)対ジョシュ・アベクロンビー
10
ラスト・マン・スタンディン グ:クリス・ヒーロー対エディ・キングストン詳 細
11
タッグ王座戦:アイアン・セイ ンツ(ch)対ナイジェル・マッギネス、BJウィットマー(ノー・コンテス ト)
12
IWA、ライト級王座戦、決 勝:チャック・テイ ラー(IWA ch)対マイク・クァッケンブッシュ(Light ch)(優勝!、新チャンピオン!)対クラウディオ・カスタニョーリ→詳 細

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