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DVD 名
IWA-MS:Ted Petty Invitational Night 1 9/28/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
今年から2夜同梱となり
業界初の4枚組みパッケージに。

1夜目は2枚で約3時間30分。

出場者が全員出てきてオープニング撮影。
その後ウィットマー(短髪で髭を生やしているのでボズかと思った)がジェイコブスを襲撃。
今夜ジェイコブスと戦うチャックが救出するも
次の瞬間殴り合う。
前哨戦はテイラーがスライスブレッドをドライバーに返して勝利。 

1試合目−リコシェット対ジョシュ・アベクロンビー
 リコシェットということで(元々はレイブのはずでした)
 試合としては見る所が無く
 少し悪い試合ですが
 派手な飛び技、ハードな技があって
 オープニングとしては良い。

2試合目−ジョーカー対CJオーティス

 スカッシュ・マッチを長引かせた感じ(それでも5分程 度)で
 悪い試合ですが
 ジョーカーのハードな攻めで退屈しません。
 
3試合目−エディ・キングストン対ヒューマン・トルネード

 意外なことに相性は悪くなく
 トルネードのコミカル部分を殺さずに
 ハード・ヒッティングな試合に仕上げました。
 平均より少し上。
  
4試合目−デイビー・リチャーズ対BJウィットマー

 体格差対打撃、スピードという構図。
 ROHらしくしっかりと試合を作っています。
 まあまあ良い試合。
 ウィットマーは容姿が変わっても
 スタイルはあまり変わってないみたい。
 元々スタイルが無いというスタイルなので
 変わりようがないのかもしれないが・・・。 

5試合目−
デヴォン・ムーア対ディスファンクション
 スピードだけで何の見所も無いひどい試合。

 デュークスが現れ俺様が何故TPIにエントリーされていないのかと
 不満をぶちまけるもセキュリティーによって連れ出される。

6試合目−
ライト級王座戦:マイク・クァッケンブッシュ(ch)対ビリー・ロック
 王者に対抗してレスリングで頑張るも
 板についていないため打つ手が無くなり
 クァックが完全に試合を支配。
 ロックは最後の悪あがきをするも・・・
 という内容で
 ガチの実力差が試合の中身にマッチしているので
 長いスカッシュ・マッチと見るなら悪くない。
 
7試合目−
ブレント・オルブライト対タンク
 いくら何でもタンクをエントリーさせなんて冗談きつい。
 予想通りひどい試合です。 

8試合目−ブランドン・トマセーリ対ジョーイ・ライアン
 両者それなりに実力はあるはずなのだが
 中身が無い悪い試合に。
 ブランドンは太ったせいで、ますますパッ としなくなったな〜。

9試合目−ドレイク・ヤンガー対ネイト・ウェブ
 色々努力は見られるが
 試合としては弱く、少し悪い試合。

10試合目−クラウディオ・カスタニョーリ対ナイジェル・マッギネス
 レスリング、丸め込み、
 アッパーカート、クライマックスと
 極端すぎる中身が続きますが
 それが逆に面白かったですね。
 平均的な良試合。

11試合目−クリス・ヒーロー対2コールド・スコーピオ
 ヒーローがファン・マッチ・スタイルで
 スコーピオも1つ1つの動きは
 往年に見劣りしないもののリズム感がなくなっているようで・・・
 平均レベル。

12試合目−
IWA王座戦:チャック・テイ ラー(ch)対ジミー・ジェイコブス→詳 細
 次代のIWAを担う技巧派という位置づけのテイラー。
 どんなものかと見ていましたが・・・
 確かに実力はある程度あるのだけれど
 あまり魅力を感じずウィットマーみたく伸び悩むのではないかな。
 試合の方はいきなりトペ・スイシーダで場外乱闘したりと
 飛ばしながらも緩急をつけて
 20分越えの試合に仕上げたのは見事ですけれど
 何か物足りない。表面的で底が浅いのか。
 そのためグッド・マッチには少し届かず。
 

総評。
 見て分かるとおり面子が弱いです。
 資金繰りが厳しいとしても
 前年健闘を見せたアクマとか
 有名でなくても地力のあるレスラーを呼んで欲しかったですね。
 カードから予想していた通りの低調な内容です。
 2夜目からはカードが良くなるので
 挽回して欲しいですが、どうなることやら。
 普通のIWAの興行としては悪くないが
 TPIということを考えるとやはり0星です。
DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
リコシェット対ジョシュ・アベクロンビー

ジョーカー対CJオーティス

エディ・キングストン対ヒューマン・トルネード

デイビー・リチャーズ対BJウィットマー

デ ヴォン・ムーア対ディスファンクション

ラ イト級王座戦:マイク・クァッケンブッシュ(ch)対ビリー・ロック

ブ レント・オルブライト対タンク

ブ ランドン・トマセーリ対ジョーイ・ライアン

ドレイク・ヤンガー対ネイト・ ウェブ
10
クラウディオ・カスタニョーリ 対ナイジェル・マッギネス
11
クリス・ヒーロー対2コール ド・スコーピオ
12
IWA王座戦:チャック・テイ ラー(ch)対ジミー・ジェイコブス→詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 IWA王座戦:チャック・テイラー(ch)対ジミー・ジェイコブ
ス 

  入場中のテイラーにジミーがトペ・スイシーダから襲い掛かる。
  柵にぶつけ合う。
  場外乱闘になり観客席で椅子やフェンスにぶつけたりする。
  ジェイコブスが隙を突いてヘッド・シザース。
  テーブルに載って殴り合う。
  テイラーはバスケットボールに掴まって蹴りつける。
  ジェイコブスはスピアーで打ち落とすとリングに戻す。
  カバーするもカウント2。
  ジェイコブスが甚振っていく。
  テイラーは中々反撃の機会を掴むことができない。
  ジェイコブスがコントラ・コードを狙う!
  テイラーはその動きを利用して落とすとトペ・コンヒーロ。
  これで攻守逆転。
  テイラーが攻めていく。
  ジェイコブスが場外へのヒップ・トスを決める。
  テイラーは着地するとリングに戻りジェイコブスを倒しムーンサルト。
  しかし避けられ自爆。
  両者ダウン。
  ジェイコブスがスピアーを決めカバー。カウント2。
  テイラーを落とすとトペ・スイシーダへ。
  しかし避けられ柵に激突。
  ジェイコブスは流血するも何とかカウント19で戻ってくる。
  テイラーはすぐさまパワー・ボム。カウントは2。
  ジェイコブスの顔面を殴り、蹴りつけていく。
  ビッグ・ブーツからカバーするもカウント1。
  ジェイコブスが気合で反撃しコントラ・コードへ!
  テイラーはオープニングの時みたいにオメガ・ドライバーに返そうとする!
  読んでいたジェイコブスは丸め込みに返す。カウント2。
  テイラーは脚に狙いをつけ4の字。
  その状態で張り手、ヘッド・バッドを打ち合い離れる。
  テイラーはコーナー上のテイラーを捕まえると抱え挙げようとする。
  ジェイコブスは蹴り倒して防ぐとコーナー上からセントーン!
  カバーするもカウント2。
  テイラーは再び脚攻めで主導権を渡さない。
  4の字を狙う。
  ジェイコブスが丸め込みに返す。カウント2。
  ジェイコブスは延髄切りからコントラ・コードへ!
  テイラーは丸め込みに返す。カウント2。
  ジェイコブスをコーナー上にのせ雪崩式の技を狙う。
  ジェイコブスはテイラーを殴り落としてバック・セントーン!
  続けてコントラ・コードへ!
  テイラーは逃れるとロー・ブロー。
  そしてオメガ・ドライバーで1,2,3!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

リコシェット対ジョ シュ・アベクロンビー

ジョーカー対 CJオーティス

エディ・キングストン対ヒューマン・トルネード

デイビー・リ チャーズ対BJウィットマー

デ ヴォン・ムーア対ディスファンクション

ラ イト級王座戦:マイク・クァッケンブッシュ(ch)対ビ リー・ロック

ブ レント・オルブライト対タンク

ブ ランドン・トマセーリ対ジョーイ・ライアン

ドレイク・ヤンガー対ネイト・ ウェブ
10
クラウディオ・カスタニョーリ対ナイジェル・マッギネス
11
クリス・ヒーロー対2コール ド・スコーピオ
12
IWA王座戦:チャック・テイ ラー(ch)対ジミー・ジェイコブス→詳 細

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