IWA-Mid South 2007年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Point Proven 6/30/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
2枚組み約3時間25分です。

@ライト級王座戦、4コーナー・マッチ:ブランドン・トマセーリ(ch)対リコシェット対ジャック・スリラー対ビリー・ロック
 4コーナー・マッチという試合形式を利用して
 オープニングらしく見栄えの良いムーブを見せるスポット・フェスト。
 良質ながら、ブランドンを王者らしく
 中心に持ってきて仕上げて欲しかった。
 まあまあ良い試合です。

ACJオーティス、フキモト対アキラ・ライジン、ブルート・イッセイ
 日本人が3人も参戦ですがデス・マッチ・ファイターと新人では
 たいした試合もできる訳がありませんね。
 しかし観客は日本人と聞いて
 相当期待していたようでヘマもしていないのに
 Boringコールを浴びせて試合を壊してしまいました。
 悪い試合。

Bジェイ・リーサル対トレイシー・スマサーズ対Zバー
 見るからに組み合わせが駄目すぎる。
 リーサルがサベージ・ギミックをお披露目しただけ。
 悪い試合。
 ちなみにスマサーズはいつも程の時間は与えられず。

Cクリス・ヒーロー、クラウディオ・カスタニョーリ、チーチ、クラウディー対ラッカス、セイビアン、リッキー・レイヤース、B-Boy
 できる選手が揃っているだけあって
 緩急も連携も良い感じに仕上がっていますね。
 只8人ともなると大人数スポットでもない限り
 全体的な起伏に欠けますね。
 終盤のタッグ・ムーブを中盤に持って行き、
 終盤にはトリオス以上のムーブが欲しかった。
 平均的な良試合。

Dフォールズ・カウント・エニウェア:ミッキー・ナックルズ対レイチェル・サマリン
 1年後思い出されたようにプッシュを受けるだけあって
 レイチェルはミッキーのハード・ヒッティングに受けてたつ素養を見せました。
 実力もほとんど変わりないけれど・・・。
 平均レベル。

Eタッグ王座戦、TLCマッチ:アイアン・セインツ(ch)対ナップタウン・ドラゴンズ対ノートリアスInc
 形式が混沌としやすい6マン・トルネードな上
 リング中央を使わず場外戦が多めなので
 平均より少し上レベルに留まってしまいました。
 王座を吊るすか1対1にしたかったですね。

F3本勝負:ヒューマン・トルネード対マット・サイダル
 13分という試合時間で3本且つ独立した試合を行うのは無理がありましたね。
 また両者共に試合のギアを上げる術を持っておらず
 全体的な抑揚に欠けました。
 平均より少し上。

Gドレイク・ヤンガー対ホットスタッフ・ヘ ルナンデス
 ヤンガーが決してひるまず立ち向かっていく様は見るものがあるし
 アップ・テンポな攻防も良い。
 只全編同じ調子なのは駄目ですね。
 ペースを落とす部分も必要です。
 平均より少し上。

HIWA王座戦:チャック・テイラー(ch)対ジョシュ・アベクロンビー
 それぞれオリジナルのムーブで持って
 一進一退の攻防を演出していますが
 王座戦なんですから10分ないのは寂しいですね。
 まあまあ良い試合。

I
ネクロ・ブッチャー、トビー・ クライン対ホミサイド、ロウ・キー→詳 細
 今大会の目玉カード。
 流行のデス・マッチ対ハード・ヒッターですね。
 この4人ならではの止まることを知らない乱闘で非常に見応えがありました。
 どちらかというとROHでやっている物に近いので
 ネクロ対ロウ・キー・シリーズの一環として見ると
 少し肩すかしを受けるかもしれませんが
 中々良い試合ですよ。

Jハードコア・ランブル:デランジド、ブレイン・ダメージ対インセイン・レーン、フリークショウ対ダーリン・チャイルド、マッシヴ対タンク、アイスバーグ
 半分の2チームがメインにふさわしくない使えない奴らなので
 脳挫傷が舌にホッチキスを食らった以外は大して見所もありません。
 只数でごまかそうとしているだけ。
 ごまかせてないけれど・・・。
 悪い試合です。
 

総評。
 ECWアリーナという事でかなり力を入れた面子が揃っていますね。
 只Iは必見という程ではありませんでしたし、
 観客の反応がいつもより悪く、そこまで良い大会にはなりませんでしたね。
 それでも07年は結構安定していて、これも例外ではありません。

DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ライト級王座戦、4コーナー・マッチ:ブランドン・トマセーリ(ch)対リコシェット対ジャッ ク・スリラー対ビリー・ロック

CJオー ティ ス、フキモト対アキラ・ライジン、ブルート・イッセイ

ジェイ・リーサル対トレイシー・スマサーズ対Zバー
クリス・ヒーロー、クラウディオ・カスタニョーリ、チーチ、クラウディー対ラッカス、セイビア ン、リッキー・レイヤース、B-Boy

フォー ルズ・カウント・エニウェア:ミッキー・ナックルズ対レイチェル・サマリン

タッ グ王座戦、TLCマッチ:アイアン・セインツ(ch)対ナップタウン・ドラゴンズ対ノートリアスInc

3 本勝負:ヒューマン・トルネード対マット・サイダル

ドレイク・ヤンガー対ホットス タッフ・ヘルナンデス

IWA 王座戦:チャッ ク・テイラー(ch)対ジョシュ・アベクロンビー
10
ネクロ・ブッチャー、トビー・ クライン対ホミサイド、ロウ・キー→詳 細
11
ハードコア・ランブル:デラン ジド、ブレイン・ダメージ対インセイン・レーン、フリークショウ対ダーリン・チャイルド、マッシヴ対タンク、アイスバーグ


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ネクロ・ブッチャー、トビー・クライン対ホミサイド、ロウ・キー
  
  リングに入るなり殴り合い。
  ロウ・キーがチョップを打つとネクロはロープに絡まる。
  ホミサイドがネクロを殴りつけロー・ブロー。
  ロウ・キーがクラインにチョップ。
  クラインは脳天チョップでお返し。
  ホミサイドはネクロを肩から鉄柱に突っ込ませる。
  場外に下りたネクロを追いシャツを脱がせる。
  ネクロがヘッド・バッドを連発する。
  リングではクラインがロウ・キーにダイビング・ショルダー・タックルを決めカバー。カウント2。
  ホミサイドがネクロの背中に椅子を叩きつける。
  ネクロが潰れた缶を額に突きたてようとする。
  ホミサイドは防ぐと逆に突き立てる。
  クラインが助けに入る。
  ロウ・キーがネクロの後頭部にベースボール・スライド。
  場外に下りるとボディ・スラム。
  クラインはホミサイドを柵にぶつけ椅子を喉に押しつける。
  ホミサイドは入場口に逃れると追ってきたクラインにそこでのパイル・ドライバー。
  ロウ・キーを助けに行く。
  ホミサイドがネクロを羽交い絞めにした所でロウ・キーがビッグ・ブーツ。
  ホミサイドがクラインを殴りつける。
  クラインは殴り返して勝つとリングに入りヘッド・バッド。
  ロウ・キーがネクロに蹴りを入れていく。
  ホミサイドがクラインにダイビング・エルボー・ドロップを決めカバー。
  グラムがクラインの脚をロープにかける。
  ホミサイドはグラムを殴りつけ柵にぶつける。
  ネクロを殴りつけチョップ。
  クラインがホミサイドにトペ・コンヒーロ。
  ネクロがロウ・キーの腹にパンチ。
  ロウ・キーはネクロの顔を殴りつけ蹴り飛ばす。
  クラインにチョップ。
  打ち返されるもモンゴリアン・チョップを決める。
  ホミサイドはネクロをリングに入れると椅子へのパイル・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  ロウ・キーはクラインにボディ・スラムを決めると柵の上からダイビング・ダブル・ストンプ。
  ネクロがホミサイドに拳。
  もう1発。
  アッパーカート。
  ホミサイドが椅子を投げつけようとする。
  ネクロは受け止めると投げ返す。
  椅子の背が合わさるように2脚立てると、そこへのバック・ブリーカー。
  カバーするもロウ・キーがカット。
  ロウ・キーがネクロの胸に蹴りを入れていく。
  ロウ・キーとホミサイドはクラインをコーナーに振るとダブル・ビッグ・ブーツ。
  カバーするもカットされる。
  クラインがテーブルを取り出す。
  ロウ・キーはテーブルを奪い取るとエプロンと柵に橋渡しにする。
  ネクロにチョップと蹴りを入れ椅子攻撃を狙う。
  ネクロは避けると椅子を使ってのボディ・スラム。
  ネクロとクラインはホミサイドの両脚を取りスラム。
  カバーするもカウント2。
  ネクロがホミサイドにタイガー・ドライバーを決めるもカウント2。
  ネクロとクラインは2人でロウ・キーを担ぎ上げようとする。
  ロウ・キーはクラインにエルボーを入れて逃れるとネクロにドラゴン・スリーパー。
  ホミサイドがクラインにチョップ・ブロックからSTF。
  両者ロープを掴む。
  セカンド・ロープにもたれかかるネクロにロウ・キーがダイビング・ダブル・ストンプ。
  ホミサイドがクラインにフロッグ・スプラッシュを放つも避けられ自爆。
  クラインがホミサイドにビッグ・ブーツ。
  続けてスプリングボード式バック・エルボー。
  ネクロはロウ・キーをエプロンに出し殴りつける。
  ロウ・キーは蹴り返して先程設置していたテーブルにもたれさせるとダイビング・ダブル・ストンプ。
  クラインがホミサイドにダイビング・ボディ・プレスを狙う。
  ホミサイドは避けるとエース・クラッシャーからラリアットで1,2,3!
  ホミサイド、ロウ・キーの勝利!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ライト級王座戦、4コーナー・マッチ:ブランドン・トマセーリ(ch)対リコシェット対ジャッ ク・スリラー対ビリー・ロック

CJオーティ ス、フキモト対アキラ・ライジン、ブルート・イッセイ

ジェイ・リーサ ル対トレイシー・スマサーズ対Zバー
クリス・ヒー ロー、クラウディオ・カスタニョーリ、チーチ、クラウディー対ラッカス、セイビア ン、リッキー・レイヤース、B-Boy

フォー ルズ・カウント・エニウェア:ミッキー・ナックルズ対レイ チェル・サマリン

タッ グ王座戦、TLCマッチ:アイアン・セインツ(ch)対ナッ プタウン・ドラゴンズ対ノートリアスInc

3 本勝負:ヒューマン・トルネード対マット・サイダル(2-1)

ドレイク・ヤンガー対ホットス タッフ・ヘルナンデス

IWA 王座戦:チャッ ク・テイラー(ch)対ジョシュ・アベクロンビー
10
ネクロ・ブッチャー、トビー・ クライン対ホミサイド、ロウ・キー詳 細
11
ハードコア・ランブル:デラン ジド、ブレイン・ダメージ対インセイン・レーン、フリークショウ対ダーリン・チャイルド、マッシヴ対タンク、アイスバーグ

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