雑 感
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２枚組み２時間３０分です。
屋外興行です。レフェリーが参加していないようでそれぞれ他のレスラーがレフェリーを担当しています。
①テレク・ザ・グレート対ハイザイヤ
軽いハードコア風味。
当然のようにミスもあったけれどそれなりには楽しめる。
悪い試合。
②マイク・ローチ対ジミー・クラウ
肩をあげていても床から離れていないんじゃないか、という太った２人。
これがデビュー戦とはいえイアンがマイクをかけるには値しないでしょう。
ひどい試合。
③ロデリック・ストロング対ネイト・ウェブ
ウェブは高所に上ったりドラムを打ったりといつもながらに長い入場シーン。
試合は珍しい事にストロングの方から仕掛けてコメディー要素を含む内容に。
屋外という事が多分に影響しているんでしょう。
後半はストロングの甚振りにシフトしますけれどその割には構図ができず。
悪くない試合です。
④クリスジャン・ヘイム対リコシェット
リコシェットのムーブが全てになるのはやる前から分かっている訳で、
それを考えるともう少し演出できないかな、と思ってしまいますね。
悪い試合。
⑤IWA王座戦：チャック・テイラー（ch）対BJウィットマー
BJにはファニンもついていますし
今回テイラーはベビーに近い立ち位置ですね。
やや単調ながら大筋は外していません。
平均レベル。
⑥マッド・マン・ポンド対スーサイド・キッド
久しぶりの参戦となるキッド。
元がいまいちなのに劣化して・・・。
ゆるすぎるハードコア・マッチです。
女子マネがツームストンの格好に抱えられたのだけが見所か。
悪い試合。
⑦デス・マッチ王座戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ：タンク（ch）対ネクロ・ブッチャー対デランジド
いつの間にかこの気持ちを忘れていました。
タンクはやっぱりヘボだった。
ダイビング・ダブル・ストンプを避けられ着地するも
衝撃で体が動かなくなる、なんて物を平気でやってのける厚顔無恥。
これでこそタンクです。
試合はネクロが中心となってのぐだぐだファイトでした。
特に印象に残るスポットもありません。
悪くない試合。
⑧ノー・ロープ・バーブドワイヤー & 200ライト・チューブス：イアン・ロッテン、ミッキー・ナックルズ対インセイン・レーン、フリークショウ
DS組がもたれて蛍光灯がばらまかれたり
イアン、ミッキーがこけたりした自爆の方が痛そうにしていたりと
200本蛍光灯マッチに期待する、じくじくとした物には全然なりませんでした。
またウェブが登ったスカフォードが使われなかったのはこちらの勘違いで済ませるとしても
終盤にカメラが引かれるとリング横に蛍光灯櫓的な物があって
これがフィニッシュに使われるんだろうな、と思っていたら突然仲違いして使われないというオチはひどすぎる。
期待外れという言葉しかないメイン・イベント。
悪くない試合。
総評。
大会名はDSとの抗争からですが
見た後ではデス・マッチ団体としてのIWAを意味しているように思えてきて・・・。
（執筆日：4/27/09）
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