IWA-Mid South 2007年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Double Death Tag Team Tournament 10/26/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
2枚組み約2時間15分です。

トーナメントという性質上決勝カードまで記載しています。

昨年好評だった
8チームによる1ナイト・トーナメントの第2弾。
全てエリミネーション・ルール、トルネード形式が適用されています。

@バーブド・ワイヤー・ロープス:ヴァル ガー・ディスプレイ・オブ・パワー(ブレイン・ダメージ、デランジド)対フリークショウ、プロフェット
 オープニングという事で1回戦の標準装備、
 バーブド・ワイヤー・ロープスしかないことからも分かるように
 軽くすませています。
 といっても初っ端から大流血ですけどね。
 脳挫傷は相変わらず好調で良い仕事するし
 デランジドとフリークショウの頭突き合戦は迫力あり。
 平均レベル。

Aバーブド・ワイヤー・ロープス&ボーズ:ブロッディ・ブラザーズ(イアン・ロッテン、インセイン・レーン)対ミッキー・ナックルズ、ストーム
詳 細
 翌日のQotDに参加するミッキーとストームが参加。
 イアンとミッキーの組み合わせは
 名勝負数え歌なのはご存知の通り。
 その一方でストーム。
 どこをどう考えても足手まとい以外の何物でもありません。
 ルフィスト、もしくはせめてコットンと組ませたい。
 試合は予想通り最高品質(グッド・マッチ並)と
 最低品質(ひどい試合)が同居していて
 結果としては相殺の、まあまあ良い試合ってとこですが
 イアンとミッキーの恐ろしいまでの打ち合いは
 この大会のハイライトである事を
 以降の試合を見なくても確信させるに足るのはいうまでも無い。
 
Bバーブド・ワイヤー・ロープス&デス・マッチ・バット:ドレイク・ヤンガー、コーリー・シャディックス対ナップタウン・ドラゴンズ(ダイハード・ダス ティン・リー、スコッティ・ヴォルテックス)
 これまたコーリー以外に誰かいなかったかなという印象。
 コーリーがいる前半といない後半で出来が丸っきり違いますからね。
 また新世代に合わないバットがお題目だったのも残念。
 新世代同士だとバットの使い方を学ぶこともできませんから。
 平均より少し上。
 
Cバーブド・ワイヤー・ロープス&TLC:デヴォン・ムーア、ジョーカー対CJオーティス、OMG
 ムーア、OMGはデス・マッチできんでしょう。
 という事で流血無しのハードコア・マッチに。
 スポットで魅せれない分、
 試合構築で魅せたい所でしたが
 このトルネード形式だと、それが難しい。
 結果、平均より少し上程度です。

D準決勝、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポ ン:ブロッディ・ブラザーズ対ジョーカー、デヴォン・ムーア
 いくら前の試合が過激じゃなかったからといって連戦ですか。
 ここではムーアも覚悟を決め
 (というよりイアンによって強制的に?)
 デス・マッチ的凶器の打ち合いに踏み入っています。
 ほとんど交流も無く
 イアン対ムーア、レーン対ジョーカーで
 それぞれイアンとジョーカーが引っ張っています。
 レーンはいつも安定した仕事をしますが
 今回はおまけ同然で、まだ良いとこないですね。
 まあまあ良い試合。
 
E準決勝、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ドレイク・ヤンガー、コーリー・シャディックス対ヴァルガー・ディスプレイ・オブ・パワー
 これも凶器の打ち合いで
 かなりハードな物も出てきますが
 相変わらずコーリーは何もできず(最初のヘッド・バッドぐらい)
 脳挫傷のフィニッシャーが左フックというのも
 説得力あるようなないような・・・。  
 平均的な良試合。

F決勝、ハウス・オブ・ホラーズ:ブロッディ・ブラザーズ対ヴァルガー・ディスプレイ・オブ・パワー
 脳挫傷対レーン、イアン対デランジドを基本に
 一面の有刺鉄線面を使ったり
 吊り下げられている蛍光灯を打ち抜いていく試合内容。
 ケージ天辺からの攻撃は無いが
 一応メインとしての体裁は整っているか。
 平均的な良試合。
 試合後は恒例イアンのマイク。



総評。
 大物不参加、
 どのチームもどこか魅力に欠け
 どんぐりの背比べ状態なのは否めません。
 QotDと同じく昨年の成功に甘んじたのでしょう。
 デス・タッグ・マッチのトーナメントという
 コンセプトのおかげで悪くは無いが低調です。
 ミッキーとイアンの絡みが見れたので良いですけど・・・。

DVD Rating
★★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
バーブド・ワイヤー・ロープス:ヴァルガー・ディスプレイ・オブ・パワー(ブレイン・ダメー ジ、デランジド)対フリークショウ、プロフェット

バーブド・ワイヤー・ロープス&ボーズ:ブロッディ・ブラザーズ(イアン・ロッテン、インセイ ン・レーン)対ミッキー・ナックルズ、ストーム詳 細

バーブド・ワイヤー・ロープス&デス・マッチ・バット:ドレイク・ヤンガー、コーリー・シャ ディックス対ナップタウン・ドラゴンズ(ダイハード・ダスティン・リー、スコッティ・ヴォルテックス)
バーブド・ワイヤー・ロープス&TLC:デヴォン・ムーア、ジョーカー対CJオーティス、 OMG

準 決勝、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ブロッディ・ブラザーズ対ジョーカー、デヴォン・ムーア

準 決勝、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ドレイク・ヤンガー、コーリー・シャディックス対ヴァルガー・ディスプレイ・オブ・パワー

決 勝、ハウス・オブ・ホラーズ:ブロッディ・ブラザーズ対ヴァルガー・ディスプレイ・オブ・パワー


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 バーブド・ワイヤー・ロープス&ボーズ:ブロッディ・ブラザーズ(イアン・ロッテン、インセイン・レーン)対 ミッキー・ナックルズ、ストーム

  ミッキーが振り返しイアンをコーナーに押し込む。
  イアンが掌底。
  顔に前腕を叩きつけ有刺鉄線を押し当てる。
  ヘッド・バッドを打ち合う。
  ミッキーが崩れ落ちる。
  イアンがミッキーをコーナーの有刺鉄線付きボードに振り飛ばす。
  イアンがストームにヘッド・バッド。
  ストームがイアンにロー・ブロー。
  レーンがミッキーをカバー。カウント2。
  レーンとミッキーが張り手を打ち合う。
  ミッキーはレーンにフォア・アームズを叩き込むと油脂鉄線を押し当てる。
  邪魔しよう としたイアンにヘッド・バッドを決めカバー。カウント2。
  イアンとミッキーは場外に出てフォア・アームズの打ち合い。
  ミッキーが押すもイアンがヘッド・バッドで切り抜ける。
  イアンがミッキーに椅子攻撃。
  ストームが振り返しレーンをコーナーの有刺鉄線付きボードに振り飛ばす。
  カバーするもカウント2。
  ミッキーがイアンの額に拳、ヘッド・バッドを叩き込む。
  イアンがエルボーを打ち込む。
  イアンの上に有刺鉄線付きボードをのせエプロンからセントーン。カウント2。
  噛み付く。
  イアンがミッキーを蹴り上げる。
  ブラザーズはストームに椅子を同時に叩きこみ1,2,3!
  ミッキーが2人のパンチをガードしフォア・アームズを叩き込んでいく。
  イアンがヘッド・バッドにロー・ブロー。
  女性のミッキーには利かない。
  ならばとサミング。
  レーンがミッキーにヘッド・バッド。
  ミッキーがイアンにロー・ブロー。
  レーンがヘッド・バッド。
  ミッキーは逆に打ち込んでいくとレーンにシャイニング・ウィザード!
  カバーし1,2,3!
  イアンにもシャイニング・ウィザードを狙う。
  イアンは避けると同時にアンクル・ロックを決めミッキーをタップさせる!
  ブラザーズの勝利!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

バーブド・ワイヤー・ロープス:ヴァルガー・ディスプレイ・オブ・パワー(ブレイン・ダメー ジ、デランジド)対フリークショウ、プロフェット

バーブド・ワイヤー・ロープス&ボーズ:ブロッディ・ブラザーズ(イアン・ロッテン、インセイ ン・レーン)対ミッキー・ナックルズ、ストーム詳 細

バーブド・ワイヤー・ロープス&デス・マッチ・バット:ドレイク・ヤンガー、コーリー・シャ ディックス対ナップタウン・ドラゴンズ(ダイハード・ダスティン・リー、スコッティ・ヴォルテックス)
バーブド・ワイヤー・ロープス&TLC:デヴォン・ムーア、ジョーカー対CJオーティス、 OMG

準 決勝、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ブロッディ・ブラザーズ対 ジョーカー、デヴォン・ムーア

準 決勝、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ドレイク・ヤンガー、コーリー・シャディックス対ヴァルガー・ディスプレイ・オブ・パワー

決 勝、ハウス・オブ・ホラーズ:ブロッディ・ブラザーズ対ヴァルガー・ディス プレイ・オブ・パワー(優勝!)

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