DVD
名 |
IWA-MS:King of the Death Match Night Two 6/3/06 |
ベ
スト・マッチ |
なし |
グッ
ド・マッチ |
ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:イアン・ロッテン対ミッキー・ナックルズ→詳細 |
雑
感 |
二夜目は3枚組み約5時間10分。 レビューの都合上決勝カードまで記載。 @IWA王座戦:ダリン・コービン(ch)対エリック・キャノン対トリック・デイビス 場外戦がほとんどで ちょっとした3ウェイ・ムーブや高所ダイ ブ等を見せて ヒール・プレイで締めてきます。 しかしIWA王座が名前だけのベルトであ る事を 改めて証明するような軽い試合でしたね。 平均より少し上。 ATLCマッチ:フラッシュ・フラナガン対ディスファンクション ここではCがCageのCですね。 ケージの中に凶器満載なので そういうスポットの連続でケージ天辺から の攻撃もあり ますが 技の精度が低い上に脱出ルールのために 迫力が減って損しています。 まあまあ良い試合。 Bエレクトリファイド・ライト・チューブ・マッチ:マッド・マン・ポ ンド対コーポラル・ロビンソン ポンドのコミカルなスポットから始まった時は どうなることかと思いましたが 途中からハード・スポットを。 しかしポンドはまったく流血してないし デス・マッチ・レジェンド同士の試合にしてはぬるくないか。 平均より少し上。 Cベアフット・サムタック・デス・マッチ:ドレイク・ヤンガー対JCベ イリー 裸足でやる画鋲マッチですけど プロレスが出来るこの2人がするような形式ではないですね。 動きが鈍るので視覚的にもあまり面白くな い。 試合後にはヤンガーが凄惨な状態になって ましたが、 残念ながら、まったくの体の張り損です。 平均レベル。 Dライト・チューブ・ロープス、プールズ・オブ・リーチズ・マッチ: ローリン・ハード対ミーン・ミッチ・ペイジ これも試合形式がとんでもない。 蛭なんてネタ過ぎる。 ホッチキスで打ち付けるんですが まったく効果はないので紙幣でいいじゃないですか。 打ち付けるのに手間はかかるわ 見ていて気持ちの良い物でもないですし。 少し悪い試合。 あ、他には火炎チョップとかありました。 Eファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:イアン・ロッテン対ミッキー・ ナックルズ→詳細 デス・マッチの門戸を叩いたミッキーというおなごに対し イアンという鬼が立ちふさがるという内容。 イアンの恐ろしいまでに 強烈な攻撃の数々には師弟愛が溢れている物の 上記の通り鬼と化している、つまり心の会話を拒否している訳で 情念というベクトルでは引退試合には敵わない。 しかし会話を拒否しているのは あくまで意図的であるから尚面白い。 こういう試合があったからこそ引退試合のような素晴らしい物も生まれる訳ですからね。 ミッキーは最大の賛辞を受けるに値する心根の強さを見せました。 マッチ・オブ・ザ・ナイトで文句なしのグッド・マッチ。 Fログ・キャビン・ライト・チューブス、3本勝負:トビー・クライン対ブランドン・プロフェット 相手がいなくてオープン・チャレンジに。 現れたのは1回戦で敗退したプロフェット。 スカッシュ・マッチとは言わないが最初から見えてますね。 しかし決して悪くはありませんでした。 Gランバージャック・ライト・チューブス:タンク対ブル・ペイン 連日見せるようなカードじゃないですけど。 ランバージャックという要素も1回ずつ食らっただけ。 昨夜よりはましですけどねぇ。 少し悪い試合。 Hファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ブレイン・ダメージ対デランジド→詳細 椅子に座っての殴り合い、 四つんばいでのヘッド・ッドの打ち合いという ハイ・スパート・スポットでいきなり試合開始。 こんなんから入ってテンションが落ちていきやしないかと心配していましたが 2人が予想以上の奮闘を見せ杞憂に終わらせて来ました。 最後も場外へのスーパープレックスという大技を絡めて・・・ 只間延びしている感がある当たりは 両者デス・マッチ・ファイターとして まだまだ成長しきっていないという事でしょう。 しかしかなりの熱戦でグッド・マッチに少し届かず。 I準決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ポール・オブ・ラビング・アルコール:イアン・ロッテン対ディスファンクション イアンがデス・マッチとはなんたるかという 原点を有刺鉄線というネタで教え込む試合に。 そのため圧倒的な実力差が見えてしまうので 理由付けにプールが用意されたのですが 脚から落ちたし、ちょっと説得力に欠けていましたね。 平均的な良試合。 J準決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ポール・オブ・ロブスターズ:ミーン・ミッチ・ペイジ対JCベイリー 蛭の次はザリガニですか。 鋏で挟むかはザリガニの気分次第なので せっかくそれまで試合を作っても ぐだぐだに潰れるばかり。 まさかそのシュールさを狙ってという訳でもないだろうし。 こういうネタ試合は止めて欲しいな。 少し悪い試合。 K準決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ブレイン・ダメージ対タンク 相変わらずタンクはタンクでした。 脳挫傷が爆竹という新スポットを含め、ほとんどを受けきり タンクは軽い攻撃でカウント3を許し敗退。 少し悪い試合。 L準決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:トビー・クライン対コーポラル・ロビンソン コープがトペで試合開始の刻を告げ魂拳を振るえば この大会では相手に恵まれていなかったクラインも 狂気人間の名に恥じない暴れっぷりで 水と思ってアルコールを自分にかけるという自虐ネタも披露。 最後はフォークの剣山という恐ろしいスポットで締めてきました。 グッド・マッチに少し届かずの中々良い試合でした。 Mフレイミング・テーブルズ・マッチ:ジェイコブ・ラダー、ダーリン・チャイルズ対インセイン・レーン対ジャガレイター 1回戦敗退者ごった煮タッグ。 レーン以外はあまり見所無い面子ですが 悪くはないですね。 N決勝、200ライト・チューブ・ハウス・オブ・ペイン・トータル・ エリミネーション・マッチ:トビー・クライン対ディスファンクション対ミーン・ミッチ・ペイジ対ブレイン・ダメージ→詳細 クライン対脳挫 傷、ディスファンクション対ペイジで始まったのですが 完全にクライン対脳挫傷がその打ち合いで 遙かに圧倒して見せました。 そう言う訳で見ている方からすると クライン対脳挫傷で始まり 脳挫傷を脱落させると(同時にディスファンクション脱落) クライン対ペイジが始まったという印象ですね。 そのペイジですが満身創痍で動きが悪い上に ディスファンクションにニー・ドロップを決めたときに脚を痛めるという始末。 そのせいでスポットでペイジが勝手も 流れはずっとクライン・ペースという物になってしまいました。 しかしすぐに終わらせず 蛍光灯がほぼ尽きるまでクラインが打ち続け ペイジが耐え続けたため決勝にふさわしい消耗戦になりました。 中々良い試合でした。 総評 2日目は1日目と違い 準決勝当たりから熱戦が続出。 悪い試合のもギミック形式という事もあって そこまで悪い物ではない。 そして何よりイアン対ミッキーという 黄金カードが収録されているとあれば 1,2夜合同でしか売ってない事を考えても 十分手に入れる価値はある。 |
DVD Rating |
★★★★☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
IWA王座戦:ダリン・コービン(ch)対エリック・キャノン対トリック・デイビス |
2 |
TLCマッチ:フラッシュ・フラナガン対ディスファンクション |
3 |
エレクトリファイド・ライト・チューブ・マッチ:マッド・マン・ポンド対コーポラル・ロビンソ ン |
4 | ベ アフット・サムタック・デス・マッチ:ドレイク・ヤンガー対JCベイリー |
5 |
ラ
イト・チューブ・ロープス、プールズ・オブ・リーチズ・マッチ:ローリン・ハード対ミーン・ミッチ・ペイジ |
6 |
ファ ンズ・ブリング・ザ・ウェポン:イアン・ロッテン対ミッキー・ナックルズ→詳細 |
7 |
ロ グ・キャビン・ライト・チューブス、3本勝負:トビー・クライン対ブランドン・プロフェット |
8 |
ラ ンバージャック・ライト・チューブス:タンク対ブル・ペイン |
9 |
ファ ンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ブレイン・ダメージ対デランジド→詳細 |
10 |
準 決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ポール・オブ・ラビング・アルコール:イアン・ロッテン対ディスファンクション |
11 |
準
決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ポール・オブ・ロブスターズ:ミーン・ミッチ・ペイジ対JCベイリー |
12 |
準 決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ブレイン・ダメージ対タンク |
13 |
準決勝、バーブド・ワイヤー・
ロープス、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:トビー・クライン対コーポラル・ロビンソン |
14 |
フレイミング・テーブルズ・
マッチ:ジェイコブ・ラダー、ダーリン・チャイルズ対インセイン・レーン対ジャガレイター |
15 |
決勝、200ライト・チュー ブ・ハウス・オブ・ペイン・トータル・エリミネーション・マッチ:トビー・クライン対ディスファンクション対ミーン・ミッチ・ペイジ対ブレイン・ダメージ →詳細 |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
IWA王座戦:ダリン・コービン(ch)対エリック・キャノン対トリック・デイビス(新チャンピオン!) |
2 |
TLCマッチ:フラッシュ・フラナガン対ディスファンクション |
3 |
エレクトリファイド・ライト・チューブ・マッチ:マッド・マン・ポンド対コーポラル・ロビンソン |
4 | ベ アフット・サムタック・デス・マッチ:ドレイク・ヤンガー対JCベイリー |
5 |
ラ
イト・チューブ・ロープス、プールズ・オブ・リーチズ・マッチ:ローリン・ハード対ミーン・ミッチ・ペイジ |
6 |
ファ ンズ・ブリング・ザ・ウェポン:イアン・ロッテン対ミッ キー・ナックルズ→詳細 |
7 |
ロ グ・キャビン・ライト・チューブス、3本勝負:トビー・クライン対 ブランドン・プロフェット(2-1) |
8 |
ラ ンバージャック・ライト・チューブス:タンク対ブル・ペイン |
9 |
ファ ンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ブレイン・ダメージ対デラ ンジド→詳細 |
10 |
準 決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ポール・オブ・ラビング・アルコール:イアン・ロッテン対ディスファンクション |
11 |
準
決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ポール・オブ・ロブスターズ:ミー
ン・ミッチ・ペイジ対JCベイリー |
12 |
準 決勝、バーブド・ワイヤー・ロープス、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ブ レイン・ダメージ対タンク |
13 |
準決勝、バーブド・ワイヤー・
ロープス、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:トビー・クライン対
コーポラル・ロビンソン |
14 |
フレイミング・テーブルズ・
マッチ:ジェイコブ・ラダー、ダーリン・チャイルズ対インセ
イン・レーン、ジャガレイター |
15 |
決勝、200ライト・チュー ブ・ハウス・オブ・ペイン・トータル・エリミネーション・マッチ:トビー・クライン対ディスファンクション対ミーン・ミッチ・ペイジ(優勝!)対ブレイン・ダメージ→詳細 |