IWA-Mid South 2005年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Whatever it takes 6/4/05
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
IWA王座戦、ガントレット・マッチ:CMパンク(ch)対コルト・カバナ対エース・スティー ル対クリス・ヒーロー(2/8/02)詳 細
雑 感
2枚組み約3時間35分。

1試合目−チャンドラー・マックルアー対マイク・ウォーレス
 チャンドラーのひどい試合なんてスキップして良いですよ。
 
2 試合目−エディ・キングストン対エリック・キャノン
 少しハード・ヒッティングができていても
 ここまで技らしい技も無くスローすぎる展開ではつまらない。
 悪い試合。  


3試合目−タッグ王座戦:ブラッド・ブラッドリー、トリック・デイビス(ch)対ヴィトー&サル・トマセーリ
 ブラッドリー、デイビスは大小タッグを演じれているし
 ヴィトー、サルも地味にレスリングで試合を作っているので悪くない。
 平均より少し上。

4試合目−ライト級王座戦:デリリウス(ch)対ブランドン・トマセーリ
 デリリウスが変則を通り越して
 でたらめな展開するのでぶち壊しです。
 一方のトマセーリもペイレイ・キックとか
 使っているのに相変わらず地味なままです。
 平均レベル。

5試合目−NWA X級王座戦:マット・サイダル(ch)対ジョシュ・アベクロンビー
 区切り区切りのレスリングを長々とやって
 ようやく終わったと思ってら、
 技のと。
 10分程度の試合を薄くして2倍にした感じ。
 この2人なら20分の試合も苦ではないはずなのに。
 悪い試合。

6試合目−
クリス・ヒーロー対ダニー・ダニエルズ→詳 細
 前半探りあいのレスリングから
 後半はお馴染み打撃戦から
 ハードな一極攻めへ。
 特別良い攻防はないものの
 全体としては良かったのですが
 乱入でノー・コンテストになってしまいました。
 中々良い試合。

7試合目−
クラウディオ・カスタニョーリ対ビリー・ガン→詳 細
 ビリーがまさかのメインですが
 CCが上手いことスパスタ、
 ビリーの顔を立てて
 まあまあ良いファン・マッチに仕上げました。
 でもメインはないよなぁ。
  
特典−IWA王座戦、ガントレット・マッチ:CMパンク(ch)対コル ト・カバナ対エース・スティール対クリス・ヒーロー(2/8/02)
詳 細
 45分時間切れで、これもパンクの長時間マッチの1つ。
 それぞれ律儀に3等分して15分づつ割かれています。
 まずは対カバナ。
 全体的な視点から
 序盤の心理戦、親友ならではの読み合いに重きが置かれ
 あまり大技を出さない絶妙の加減で次にバトン・タッチ。
 次は対スティール。
 やはり質は落ちますが
 IWAファン好みのハード・ヒッティングなラフ・ファイトで
 盛り上げ勢いで乗り切りながらも
 一極攻めで抑えるべき所は抑え
 クライマックスへの下地を作ります。
 最後はIWA名物の対ヒーロー。
 3戦目なんでラフ・ファイトからのつなぎとして5分割いた後は
 残り10分投げを多用したクライマックスを演出。
 総合して見ればそれぞれの試合が
 ガントレット・マッチの一部としての役割を強く意識し
 また攻防という細部でも繋がっています。
 (
前の試合で 受けた攻撃だから避けれる、
 前の試合で決めれなかったからこそ、そこから学んで決めれたとか

 キャリアの浅さから攻防、展開において今一歩足りない気はしますが
 今まで単なる試合の集合体であって
 それぞれの試合をつなぐ「ルール」の名前にすぎなかった
 ガントレット・マッチなるものを
 小さな試合から大きな1つの試合を作り上げる
 「試合」なのだと再定義した事は、
 革新的で非常に意義深く評価できる。
 文句なしにグッド・マッチ。
 しかし他団体はおろかIWAでさえ
 このニュー・フロンティアを開拓しようとせず
 この発見が忘れ行くのは惜しい限り。
 

総評。
 良くあるIWA・DVDの典型で特典のために手に入れるべき1品。
 パンク・ファンはマスト・ハブ。 
DVD Rating
☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
チャンドラー・マックルアー対マイク・ウォーレス

エディ・キングストン対エリック・キャノン

タッグ王座戦:ブラッド・ブラッドリー、トリック・デイビス(ch)対ヴィトー&サル・トマ セーリ
ラ イト級王座戦:デリリウス(ch)対ブランドン・トマセーリ

NWA X級王座戦:マット・サイダル(ch)対ジョシュ・アベクロンビー

ク リス・ヒーロー対ダニー・ダニエルズ→詳 細

ク ラウディオ・カスタニョーリ対ビリー・ガン→詳 細
特典
IWA 王座戦、ガントレット・マッチ:CMパンク(ch)対コルト・カバナ対エース・スティール対クリス・ヒーロー(2/8/02)→詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 クリス・ヒーロー対ダニー・ダニエルズ

  手始めに軽くレスリング。
  力比べからカバーに持ち込み合う。
  ヒーローが脚に狙いをつける。
  ダニーはロープを掴んで逃れると場外へ。
  ダニーがフルネルソン。
  ヒーローはわざと持ち上げてロープに乗せ逃れる。
  お互い力を見せ付けるように丸め込み合う。
  ダニーがロープ・ブレイク時にショルダー・ブロック。
  一転打撃戦になる。
  ダニーはヒーローを殴り落とすとトペ・アトミコ。
  リングに戻し後頭部へダイビング・ニー・ドロップ。
  首に狙いをつけ攻めていく。
  ヒーローがカウンターでビッグ・ブーツ。
  両者ダウン。
  ヒーローが反撃していく。
  ダニーはヒーローの突進を避けると
  ランニング・ドロップ・キックからカバー。カウント2。
  ヒーローは隙をつくとハングマンズ・クラッチを狙う!
  ダニーは決まる前にロープを掴む。
  ヒーローズ・ウェルカムを狙う!
  ダニーはスナップ・メアに返す。
  場外へのショルダー・スルーを食らったダニーは
  エプロンに着地するとロープを使ってのネック・ブリーカー。
  更にダイビング・ダブル・ストンプで頭を踏みつける。
  そしてパイル・ドライバーを狙う!
  ヒーローは逃れるとパワー・ボムを狙う。  
  無理と見るや丸め込みに変える。カウント2。
  ダニーをコーナー上に載せる。
  ダニーはヒーローに張り手を食らわせるとトルネード・パイル・ドライバー!
  カバーするもカウントは2!
  ならばとパッケージ・パイル・ドライバーを狙う!
  ヒーローは逃れるとバック・スライド。
  返されるやチン・ブレーカーから張り手。
  ダイビング・ダブル・ストンプから丸め込む。
  しかしエリックがレフェリーを場外に引き摺り下ろす。
  ダニーは余計なお世話だとエリックを殴りつける。
  3人で殴り合いノー・コンテストになってしまう。



 クラウディオ・カスタニョーリ対ビリー・ガン

  ビリーはクリーンにロープ・ブレイク。
  しかしCCは信じず場外にまで逃げる念の入れよう。
  ビリーがリスト・ロックからヘッド・ロック。
  ロープに振られても髪を掴んで離さない。
  3度目で離れるもショルダー・タックルを決める。
  CCがショルダー・スルーを狙う。
  ビリーは寸前で踏み止まるとSuck It。
  ネック・ブリーカーを決める。
  CCは場外に出て間を置く。
  CCは力比べを要求。
  ビリーはCCを馬鹿にしていく。
  ようやく力比べかと思いきやCCが蹴りつける。
  しかしすぐにビリーが逆転。
  クローズラインで場外に落とす。
  CCは指きりげんまんをしようと言う。
  ビリーは応じようという振りから蹴りつける。
  CCがフラップジャックを決めビリーをダウンさせる。
  場外に逃れたビリーを椅子に叩きつける。
  椅子をのせ、その上に座ってアピール。
  CCが場外で痛めつけていきスリーパー。
  ビリーは椅子を手にすると叩きつける。
  しかしダメージが大きくCCの方が先に起き上がる。
  CCはビリーをリングに戻すとネクタイで締め上げる。
  レフェリーがネクタイを没収する。
  しかしその隙にCCは別のネクタイで締め上げる。
  ビリーは3回目のレフェリー・チェックで腕を挙げるとフェイス・バスター。
  両者ダウン。
  ビリーが猛反撃を開始。
  CCは突進を避けてコーナーに激突させると
  ネック・ブリーカーからダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  もう1度コーナー上へ。
  ビリーが体勢を崩して落下させる。
  スプラッシュからフェイマサーで1,2,3!
  


 IWA王座戦、ガントレット・マッチ:CMパンク(ch)対コルト・カバナ対エース・スティール対クリス・ヒー ロー(2/8/02)

  パンク対カバナで試合開始。
  胸を付き合い組み合う。
  パンクがロープ・ブレイク時に殴りかかるも避けられる。
  パンクは場外に降りて間を外す。
  カバナが腕に狙いをつける。
  パンクがフルネルソンを決めるも蹴り飛ばされて逃げられる。
  パンクは場外で間を置く。
  カバナが再び腕攻め。
  パンクがバックを取る。
  カバナがスナップ・メアに返す。
  パンクが上手く着地して見せ仕切り直し。
  素早くカバーし合った後パンクが間を外す。
  パンクは椅子を手にするも
  カバナがデス・マッチ・バットを手にしたのを見て退散。
  試合再開。
  カバナが完全にパンクの動きを読んで優位に立っている。
  パンクに張り手する余裕を見せる。 
  パンクが隙を付きカバナをターン・バックルにぶつけロー・ブロー。
  それでもまだ互角の展開。
  パンクがヘッド・シザースの入りからアーム・ドラッグを決め自慢げ。
  カバナがすぐに強烈なクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  パワー・ボムもカウント2。
  パンクが反撃。
  10分経過。 
  ブレーン・バスターからダイビング・レッグ・ドロップでカバー。カウント2。
  カバナはパンクの丸め込みを防ぐと丸め込む。
  パンクは返すと同時に両手足を極める。
  焦れて自ら解くとロープに振りドロップ・キックへ。
  カバナは避けると両手足を極める。
  両者クロス・ボディで相打ち。
  カバナが猛攻を見せトルネード・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  ショルダー・スルーでパンクを落とすとアサイ・ムーンサルト。
  鉄柱にもたれさせチョップを浴びせる。
  15分経過。
  リングに戻すと許しを請うパンクをロープに振る。
  パンクはカバナの攻撃を避けるとリバース・ハリケーン・ラナで1,2,3!
  次の相手はスティール。
  パンクに襲い掛かる。
  パンクはスプリングボード式ドロップ・キックを決め落とすとダイブを狙う。
  しかしカバナが脚を払って邪魔をする。
  スティールはパンクを殴り落とすとトペ・スイシーダ。
  鉄柱にもたれさせチョップを浴びせる。
  パンクは避けて自爆させるも拳を避けられると抱えられ
  鉄柱を使ってのロー・ブローを食らう。
  スティールは椅子を使ってアトミック・ドロップ、ネック・ブリーカー。
  パンクを痛めつけていく。
  20分経過しリングに戻る。
  パンクはロー・ブローを決めるとウェルカム・トゥー・シカゴ。
  エルボー・ドロップにつなげカバー。カウント2。
  スティールがジャーマンを決め再び攻めていく。
  スティールがロープにしがみつくパンクを引き離そうとする。
  パンクは一回転して着地するとダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  しかしダメージは大きく攻撃が続かない。
  スティールが背中に強烈な蹴りを浴びせる。
  25分経過。
  パンクはアンブリティアーをリバースDDTに返しカバー。カウント2。
  パンクは腰に狙いをつける。
  ショルダー・スルーを防ぐとバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ゴーリー・スペシャルを決める。
  スティールは逃れるとダブル・アーム・パワー・ボム。
  続けてダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  攻め立てていきスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  パンクが隙を突いてツームストン。
  カバーし1,2,3!
  30分経過。
  ヒーローが入るなりミサイル・キック。
  クローズラインを叩き込むとパンクはロープに絡まる。
  身動き取れないパンクに椅子を投げつける。
  パンクを逆さ吊りにすると椅子付きドロップ・キック。
  打ち上げられたパンクはコーナーに着地すると
  飛びかかってネック・ブリーカー。
  両者ダウン。
  パンクがショルダー・スルーを狙ったヒーローにウェルカム・トゥー・シカゴ。
  場外に逃れたヒーローにブレーン・バスター。
  35分経過。
  リングに戻しダイビング・クロス・ボディへ。
  ヒーローは受け止めるとブラックホール・スラム。カウントは2。
  パワー・ボムからコーナー上へ。
  パンクはヒーローの体勢を崩すと雪崩式リバース・ハリケーン・ラナを狙うも不完全。
  トルネードDDTを狙う。
  ヒーローは防ぐと雪崩式フォール・アウェイ・スラム。
  ヒーローが何とかカバーするもカウント2。
  パンクが反撃しスプリングボード式ドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  両手、首を極める。
  40分経過。
  ヒーローは逃れるとジャーマン。
  両者ダウン。
  ヒーローがカバーするもカウント2。
  ドラゴン・スープレックスを決めるもカウント3は奪えない。
  残り4分。
  もう1発狙う。
  パンクは逃れるとアンブリティアー。
  カバーするもカウント2。
  ヒーローがヒーローズ・ウェルカムを狙う!
  パンクは逃れるとリバースDDTからカバー。
  ヒーローが返すと同時に丸め込む。カウント2。
  残り3分。
  パンクはパイル・ドライバーを決めるとムーンサルトへ。
  ヒーローは避けるとラ・マヒストラル。カウント2。
  残り2分。
  丸め込んでいくもカウント3を奪えない。
  追い詰められたパンクはロー・ブロー。
  そしてペプシ・プランジ!  
  何とかカバーしにいくもカウントは2!
  残り1分!
  ジャーマン連発へ。
  ヒーローは2発目を防ぐとジャーマン連発。
  残り30秒。
  パンクは3発目で防ぐとブレーン・バスターから抱え挙げようとする。
  残り10秒。
  ヒーローは背後に回るとヒーローズ・ウェルカム!
  カバーし1,2,時間切れ!
  パンクが防衛に成功する!  
  イアンが現れ次回防衛するのはエディ・ゲレロだと告げる。
  パンクはエディごとき俺の敵ではないと余裕綽々。
  そんなパンクにイアンはお前の相手はエディだけではない。
  ミステリオを加えた3ウェイだと告げる。
  これにはパンクも動揺を隠せない。
   


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

チャンドラー・ マックルアー対マイク・ウォーレス

エディ・キングストン対エリック・キャノン

タッグ王座戦:ブ ラッド・ブラッドリー、トリック・デイビス(ch)対ヴィトー&サル・トマセーリ
ラ イト級王座戦:デリリウス(ch)対ブランドン・トマセーリ

NWA X級王座戦:マット・サイダル(ch)対ジョシュ・アベクロ ンビー

ク リス・ヒーロー対ダニー・ダニエルズ(ノー・コンテスト)詳 細

ク ラウディオ・カスタニョーリ対ビリー・ガン詳 細
特典
IWA 王座戦、ガントレット・マッチ:CMパンク(ch)対コルト・カバナ対エース・スティール対クリス・ヒーロー(2/8/02)(45分時間切れ)詳 細

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