IWA-Mid South 2005年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Revolution Strong-Style Tournament 12/30/05
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
2枚組み約3時間35分。

@クラウディオ・カスタニョーリ対トリック・デイビス

 今でこそクルーザー級とCCの絡みは鉄板ですが
 当時はそこまで体格差を突き詰めていませんでした。
 それでもデイビスはルチャ・スタイルもできるので
 悪くなかったのですが
 最後のデイビスの技が駄目。
 ハリケーン・ラナの体勢からフェイス・バスターに
 持って行くのだけれども
 どう見てもパワー・ボムを食らっている格好で
 失笑を買いました。
 少し悪い試合。

A1回戦:タンク対サモア・ジョー

  タンクなんて一方的にぼこぼこにしたらよろしいのに
 ジョーはやさしいね。
 タンクを自分より大きな巨漢やからと
 トペもオレ・キックも利かないなんてのを許して
 パワーとパワーのぶつかり合う試合に。
 しかし張りぼてタンクでは、やらせている感が見えすぎ。
 少し悪い試合。

B1回戦:BJウィットマー対コーポラル・ロビンソン
 アスリート的で没個性なのが
 IWAではストロング・スタイルの見本だと
 評価されているらしいウィットマー。
 コープ相手にヒール・プレイで
 何の面白みもない試合を披露。
 少し悪い試合。

C1回戦:クリス・ヒーロー対イアン・ロッテン
 依然のレスリング・デス・マッチ程
 偏執狂的ではなくても
 レスリングに固執した試合を。
 相変わらず面白さには欠ける。
 平均より少し上。

DIWA 王座戦:ジミー・ジェイコブス(ch)対ブル・ペイン
 ブルが一方的にジェイコブスを痛めつけて行き
 最後はレフェリーに手を出して・・・
 見るところがなかったとは言わないけどねぇ。
 少し悪い試合。

EICW・ ICWAテックス・アルカナTV王座戦:ラリー・スウィニー(ch)対コルト・カバナ対デリリウス
 クリス・キャンディード・ストロング・スタイル・コメディー・マッチと題されたこの試合。
 アナウンサーがこのタイトルの読み方を分かってない以外は
 キャンディード追悼ムーブもあって
 良質のコメディー・マッチに。
 24/7ルールも取り込んでしまっているこの王座、
 非公式王座の中では一番熱いか?

F1回戦:エディ・キングストン対ネクロ・ブッチャー
 なぜかこの試合だけ他と外れてますが
 期待されているという事でしょうか。
 それならば一応応えたと言えますね。
 最初と最後のネクロの拳連打は素晴らしかったですし
 キングストンも触発されたようで少し見所のあるムーブを披露していましたから。
 平均的な良試合。
 
Gデイジー・ヘイズ対ミッキー・ナックルズ
 両者のハード・ヒッティングと上手さが
 両方出て非常にスイングしていた試合でした。
 後2,3分長いのを見たかった。
 まあまあ良い試合。

昨年満員御礼にした奇跡のカード、
ヒーロー対ジョーの再現と思っていたら
ジョーが現れ怪我して欠場する事を説明・・・。
試合見た限りタンクのせいには見えなかったけれど
タンクとやって良いことは1つもないというのが改めて立証されました。

H準決勝:ネクロ・ブッチャー対BJウィットマー
 BJのニー・ストライクがネクロの顔面にガチに入った事ぐらいしか言う事はないですね。
 可もなく不可もなく平均レベル。

Iエリミネーション・マッチ:ジョシュ・アベクロンビー、ブランドン&ヴィトー・トマセーリ対マット・サイダル、タイラー・ブラック、マレク・ブレイブ
 怪我しているサルの代わりにアベクロが入ったこの試合。
 前回の8人版の欠点を見事に克服してきました。
 20分という適正な試合時間に
 トリオス要素を要所要所に挟んでいて
 抜け方も良いですね。
 全員中堅なので凄いというレベルまではいってませんが
 中々良い試合でした。
 
J
決勝:クリス・ヒーロー対ネク ロ・ブッチャー→詳細
 明らかに時間稼 ぎ過ぎるヒーローの腕攻めがほとんどでつまらない。
 (まさか予定ではジョー対ネクロだった!?)
 それでも最後はそれだけ焦らしに焦らしただけの
 カタルシスが生まれたかと思いきやフィニッシュが・・・。
 完全に期待外れの少し悪い試合。


総評。
 ジョーが欠場しなければまだ変わって来たのでしょうけど
 これではきついですね・・・。
 なぜか公式結果の欄にこの大会がのってないですが
 只のミスか、はたまたそのしょぼさを恥じているのか・・・。

DVD Rating
☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
クラウディオ・ カスタニョーリ対トリック・デイビス

1回戦:タンク対サモア・ジョー

1回戦:BJウィットマー対コーポラル・ロビンソン
1 回戦:クリス・ヒーロー対イアン・ロッテン

IWA 王座戦:ジミー・ジェイコブス(ch)対ブル・ペイン

ICW・ ICWAテックス・アルカナTV王座戦:ラリー・スウィニー(ch)対コルト・カバナ対デリリウス

1 回戦:エディ・キングストン対ネクロ・ブッチャー

デ イジー・ヘイズ対ミッキー・ナックルズ

準 決勝:ネクロ・ブッチャー対BJウィットマー
10
エリミネーション・マッチ: ジョシュ・アベクロンビー、ブ ランドン&ヴィトー・トマセーリ対マット・サイダル、タイラー・ブラック、マレク・ブレイブ
11
決勝:クリス・ヒーロー対ネク ロ・ブッチャー→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 決勝:クリス・ヒーロー対ネクロ・ブッチャー

  ネクロが入るなりヒーローが襲い掛かる。
  ネクロを立ち上がらせずに手を中心に痛めつける。
  ヒーローがヘッド・バッドを決める。
  ネクロは平然と受けきりヘッド・バッドを連発するも
  すぐに腕を狙われ攻守逆転とはならない。
  抱え挙げようとする。
  ネクロはエルボーを入れて阻止。
  ヒーローが離れる。
  ネクロは使える左だけでパンチを入れようとするも無理がある。
  ヒーローがチョップ。
  ネクロが左でパンチ。
  蹴りを入れていく。
  ヒーローが蹴りを受け止めて引き倒し再び腕攻め。
  ネクロが左だけで拳を連打。
  崩れ落ちたヒーローをカバーするもロープ間際。
  ヒーローが腕へのダブル・ストンプ。
  バック・ドロップを狙う。
  ネクロは防ぐとラリアットを決めるも腕が痛む。
  エイジアン・スパイクを狙う。
  ヒーローが防いでバック・ドロップ。
  ネクロが起き上がってエイジアン・スパイク。
  ヒーローがバック・ドロップに切り返す。
  ふらふらになりながらも立ち上がったネクロに張り手連発。
  ネクロが打ち返す。
  ヒーローがフォア・アームズ連発。
  更にローリング・フォア・アームズ。
  両者ダウン。
  ヒーローが何とか起き上がりかウント10!
  カウントアウトでヒーローの勝利!
  納得いかないネクロが再戦を求める。
  ヒーローは握手に応じるが次の瞬間張り手を見舞って去っていく。

  
  
勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

クラウディオ・ カスタニョーリ対トリック・デイビス

1回戦:タンク対サ モア・ジョー

1回戦:BJ ウィットマー対コーポラル・ロビンソン
1 回戦:クリス・ヒーロー対イアン・ロッテン

IWA 王座戦:ジミー・ジェイコブス(ch)対ブル・ペイン(DQ)

ICW・ ICWAテックス・アルカナTV王座戦:ラリー・スウィニー(ch)対 コルト・カバナ対デリリウス

1 回戦:エディ・キングストン対ネクロ・ブッチャー

デ イジー・ヘイズ対ミッキー・ナックルズ

準 決勝:ネクロ・ブッチャー対BJウィットマー
10
エリミネーション・マッチ: ジョシュ・アベクロンビー、ブ ランドン&ヴィトー・トマセーリ対マット・サイダル、タイラー・ブラック、 マレク・ブレイブ
11
決勝:クリス・ヒーロー(優勝!)対ネク ロ・ブッチャー→詳細

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