IWA-Mid South 2005年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:No Blood No Guts No Glory 7/2/05
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
CM パンク対デリリウス→詳細
雑 感
3枚組み約5時間15分。

1試合目−クラウディオ・カスタニョーリ対TJダルトン
 短い試合だが
 IWAにしては悪くないオープニング。

2試合目−女子王座戦、4コーナー・マッチ:ミッキー・ナックルズ(ch)対レイン対デイジー・ヘイズ

 デイジーの動きがやや悪いし少し悪い試合。
 このメンバーなら普通に3ウェイでも良い気がする。

3試合目
−ダニー・ダニエルズ対コントラッド・ケネディーIII
 短め、少し悪い試合。
 
4試合目−
ウィナー・ゲッツ・アドバンテージ・オブ・ウォーゲーム ス:タンク対エディ・キングストン対クリス・ヒーロー
 勝者のチームがメインで先に入っていく事が出来るというルール。
 ややハードな技がでるが中身はない。
 短いですし、ひどい試合。
    
5試合目−
ジョシュ・アベクロンビー対タイラー・ブラック対マレク・ ブレイブ
 7分程と短いか らできたことだが
 3人絡みのムーブから
 それぞれ場外ダイブを基点に1対1へと持ち込み
 最後はハイ・インパクトの技を打ち合い
 フィニッシュも素晴らしい、と良質の3ウェイ。
 見ごたえのある中々良い試合。
 
6試合目−
CM パンク対デリリウス→詳細
 これがパンクのIWAラスト・マッチです。
  Dedicationより更にネタを増やして
 (女性版デリリウスとか)
 コメディーで1時間マッチをするというある意味偉業を成し遂げました。
 底抜けに面白く最高のコメディーであることは間違いないのだけれども
 Dedicationと違って通常の試合部分があまり良くなく
 またコメディーと通常試合部分の融合が
 巧くできていなかったのでグッド・マッチ止まり。

7試合目−
ポ ンプ、サーカムスタンス対ブラッド・ブラッドリー、トリック・デイビス
 ほとんどスカッシュ・マッチ。

8試合目
−IWA王座戦:ジミー・ジェイコブス(ch)対マット・サ イダル
 いきなり買収をたくらむヘタレ王者、ジェイコブスと
 キレのある動きを見せるサイダルが噛み合い
 短いながらも中々良試合。
 
9試合目−
ウォー・ ゲームス:チームIWA対チームNWA対チーム・ファニン→詳 細
 IWAの支配権を争って行われた抗争決着戦。
 定番の加わった 方が優勢になるという展開もなく

 基本的に、とにかく殴りケージにぶつけるという内容。
 天井がないので天辺からのダイブが幾つも見られるはずと思っていたのですが
 只金がなかったというだけで、がっかりしました。
 大技も1回ぐらいしか出ませんでしたし。
 ウォー・ゲームスの例にもれず悪い試合。
 試合後の約20分に及んだイアンのマイクの方が見所かもしれません。
 (聞き取れなかったので分かりませんけれど・・・)

特 典−CMパンク対スーサイド・キッド(?/?/00)
 パンクがデ ビューして間もないこと、
 スーサイド・キッドが飛び業師系ということを考えると
 上出来な内容ですが、あのフィニッシュはない。
 平均より少し上。

他に特典としてパンクのIWAキャリアをまとめたものが
約40分収録されています。
Big Visionのパンクのベスト版に流用されたもので
パンク・ファンは試合を探すガイドとしてマスト・ハブな一品。


総評。
 最高のコメディーの他にも
 3ウェイ、技巧の良試合がありますし
 メインも悪いとはいえ重要な試合。
 ついでにパンクのIWAキャリア集がついているとなれば
 IWAの中では、かなり良いDVDです。
 特にパンク・ファンはマスト・ハブ。
DVD Rating
★★★


試合カード
勝敗付はこちら
1
クラウディオ・カスタニョーリ対TJダルトン

女子王座戦、4コーナー・マッチ:ミッキー・ナックルズ(ch)対レイン対デイジー・ヘイズ

ダニー・ダニエルズ対コントラッド・ケネディーIII
ウィ ナー・ゲッツ・アドバンテージ・オブ・ウォーゲームス:タ ンク対エディ・キングストン対クリス・ヒーロー

ジョ シュ・アベクロンビー対タイラー・ブラック対マレク・ブレイブ

CM パンク対デリリウス→詳細

ポ ンプ、サーカムスタンス対ブラッド・ブラッドリー、トリック・デイビス

IWA 王座戦:ジ ミー・ジェイコブス(ch)対マット・サイダル

ウォー・ ゲームス:チームIWA対チームNWA対チーム・ファニン→詳 細
(チームIWA:イアン&アクセル・ロッテン、ブル・ペイン、クリス・ヒーロー、コーポラル・ロビンソン)
(チームNWA:タンク、エリック・プリースト、チャンドラー・マックルー、サル&ヴィトー・トマセーリ)
(チーム・ファニン:エディ・キングストン、BJウィットマー、スティーブ・ストーン、JCベイリー、マーク・ウルフ)
特典
CM パンク対スーサイド・キッド(?/?/00)


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 CM パンク対デリリウス
 
  両者睨み胸を突き合う。
  パンクの皆俺を見に来たんだという言葉に対抗して
  デリリウスもデリリウス語でまくし立てる。
  余りに長いのでMatch of the Yearコールを起こす者も。
  デリリウスが言い終えてマッスル・アピールすると大拍手。
  パンクは場外で間を置く。
  パンクは腕立て伏せしてマッスル・アピール。
  再びアピールしてきたデリリウスを蹴りつける。
  デリリウスは痛がりながら指を口に含んでいる。
  パンクの攻撃を食らってもデリリウスは指を口に含んだまま。
  パンクのショルダー・タックルを食らっても倒れない。
  3発目は後ろに下がって避ける。
  ならお前が行けとパンク。
  デリリウスはパンクの攻撃をかいくぐると
  ヒップ・トスに耐えてクローを狙う。
  パンクは その腕を取るとティッシュを取り出し綺麗にする!
  デリリウスは場外に出るとファンの帽子をとりレフェリーにかぶせる。
  フロント・ヘッド・ロックを取り合ったまま転がる。
  ジャンプして避けていたレフェリーだが最後は引き倒される。
  パンクがファンに帽子を返す。
  デリリウスはパンクがレフェリーの髪を掴んだと抗議。
  デリリウスはファンの子供を引き出して実演。
  これにパンクは怒り冷静さを失っている。
  パンクは指を口に含みクローを狙う。
  デリリウスは腕を取って防ぐとタイツでふく。
  パンクはデリリウスが髪を掴んだと言う無茶苦茶な抗議。
  ファンも嘘の証言をすると、デリリウスもその気になって掴んだと認める。
  パンクが蹴りつけて行き腕を取る。
  デリリウスがリズミカルな動きで腕を取り返す。
  パンクはコーナーに追い込んでパンチを叩きつける。
  デリリウスはアーム・ドラッグから腕を取ると拳に噛み付く。
  注意するレフェリーに髪を掴まれたと抗議。
  基本的なグラウンド・レスリングの攻防。
  グラウンド・ヘッド・シザースを食らったデリリウスは噛み付いて逃れる。
  デリリウスは腕に狙いをつけ優位に立っている。
  パンクは腕取りから逃れようと横のリング、場外へ逃れるもデリリウスは離さない。
  そのまま場外を一回りし実況席へ。
  パンクがゴングを鳴らすとデリリウスは驚いて腕を離す!
  デリリウスはゴングが鳴ったんだから俺の勝ちだと言うも認められるわけもない。
  今度はパンクが攻めていく番。
  強烈な打撃を叩き込む。
  ショルダー・スルーをエプロンに着地したデリリウスを
  スプリングボード式ドロップ・キックで落とすとトペ・スイシーダ。
  リングに戻されたデリリウスは転がって別のリング、場外へと逃れる。
  パンクは再びトペ・スイシーダ。
  チョップを打ち合う。
  パンクが場外でパワー・ボムを狙うもリバース・スープレックスに返される。
  デリリウスがリングに戻すとパンクが同じように転がって
  別のリングに移ろうとするも間の隙間に挟まる!
  デリリウスはそのパンクに連続ダブル・ストンプ。
  デリリウスが指を口に含んでクローを狙うも防がれる。
  しかしデリリウス優位は変わらない。
  デリリウスはパンクを逆さ吊りにすると別リングの対角コーナー上へ!
  遠すぎて物理的に無理だと諦める。
  その隙にパンクが回復。
  デリリウスをコーナーにやるとショート・レンジ・ラリアットを連発。
  デリリウスがクローズラインを決めるとパンクはロープに絡まって動けなくなる。
  デリリウスはここだと言わんばかりに指を口に含む。
  そして顔に唾をぬりたくる!
  これに怒ったパンクがデリリウスを追っかけるが
  デリリウスはリング下に隠れる!
  30分経過。
  パンクはリング下からマスクの一部が出ているのを見つけるが、それはマスクだけ。
  ならばとマスクをレフェリーにかぶせ自身はファンの横に座って休憩!
  現れたデリリウスがレフェリーを見つけ驚く。
  正体はパンクなんだろ、とデリリウスが詰め寄る。
  その背後からパンクがスクール・ボーイ。カウント2。
  デリリウスはレフェリーが丸め込んだと思っている。
  4度目の後レフェリーがマスクを取りレフェリーだと潔白を示す。
  デリリウスの背後でパンクがそのマスクをつけている。
  デリリウスが後ろを見ると、また偽デリリウスがいるとびっくりしリング下へ!
  パンクも後を追ってリング下に。
  パンクが素顔で先に現れる。
  すると女性版デリリウスが現れる!
  彼女は誰だと女性版デリリウスは指をさす。
  女性版デリリウスはその手を取りリスト・ロック。
  パンクは試行錯誤した末殴りつけて逃れる。
  ロープに走るも本物のデリリウスが足を払う。
  本物のデリリウスがパンクにダイビング・クローズラインを決める。
  そして2人共指を口に含んでクロー!
  怒るパンクを尻目に2人のデリリウスはリングを走り回っている。
  パンクはリング下からゴールデン・バンパイア(コンキスタドアーズの格好)を
  呼び寄せ連携攻撃を決める!
  勝手にタッグ・マッチを始める。
  バンパイアが女性版デリリウスのケミカル・インバランスから逃れパンクにタッチ。
  パンクが猛攻撃しデリリウスの腕をヴァンパイアに渡しロープに叩きつけさせる。
  再びロープに腕を叩きつけさせる。
  更にもう1回狙う。
  寸前でデリリウスが体勢を入れ替えパンクの腕を渡す。
  ヴァンパイアは気づかずロープに腕を叩きつける。
  パンクはお前じゃ駄目だとリング下へ。
  1人デリリウス2人に立ち向かおうとするヴァンパイア。
  加勢かと思いきやそこに現れたのはパンク版デリリウスで相手側につく!
  3人でヴァンパイアをリンチする。
  カバーし1,2,3!
  デリリウス3人の勝利と喜んでいる。
  パンク版デリリウスが隙を突き女性版デリリウスにスクール・ボーイで1,2,3!
  エリミネーション形式だった模様で再び1対1に。
  パンクは続けてデリリウスにもスクール・ボーイを狙うがカウント2。
  クローズラインで相打ち。
  パンクはマスクを脱ぎ猛攻撃。
  ウェルカム・トゥー・シカゴを決めカバー。カウント2。
  デリリウスはパワー・ボムから逃れると逆にパワー・ボムを狙う。
  防がれるやサンセット・フリップへ。 
  耐えるパンクのパンツを引きずりおろすもカウントは2!
  コーナーに振られたパンクは一回転してダウン。
  デリリウスは場外に逃れたパンクにトペ・アトミコ。
  パンクはまだ尻を見せたまま。
  リングに戻しダイビング・クロス・ボディ。
  パンクが体勢を入れ替える。カウント2。
  パンクはコーナー上へ。
  デリリウスが投げ落としカバー。カウント2。
  両者ダウン。
  デリリウスはパンクのパンツを引き上げて戻すとジャーマン。カウント2。
  ならばとシャドウズ・オーバー・ヒルへ。
  パンクはガット・バスターで迎え撃つと丸め込む。カウント2。
  パンクはコーナーへのニー・アタックを決めカバー。カウント2。
  ダイビング・レッグ・ドロップを決めカバーもカウント2。
  パンクがミュール・キック2発から延髄切りへ。
  しかし同時にデリリウスも延髄切りを決め相打ち。
  デリリウスが攻めて行き振る。
  パンクは振り返すと打ち上げシャイニング・ウィザード!
  カバーするもカウント2!
  ならばとアナコンダ・バイス!
  デリリウスは3度目のレフェリー・チェックで腕を上げるとロープに脚をかける。
  パンクがパワー・ボムを狙う。
  デリリウスはハリケーン・ラナに返すとシャイニング・ウィザード!
  カバーするもカウント2。
  ならばとクロス・フェイス!
  パンクがロープを掴み取る。
  デリリウスがシャドウズ・オーバー・ヒルを決めカバー。カウントは2。
  パンクはコーナー上のデリリウスを捕らえるとインバート・ペプシ・プランジを狙う!
  デリリウスが粘るので狙いを変えスーパープレックスを決める。
  残り5分!
  カバーするもカウント2。
  デリリウスがコーナーのパンクにショート・レンジ・ラリアットを連発。
  力尽き両者ダウン。
  フォア・アームズやヘッド・バッド、チョップを打ち合う。
  パンクがミチノク・ドライバーを決めカバーするもカウント2。
  残り1分。
  デリリウスが丸め込んでいく。カウント2。
  パンクはデリリウスをコーナーに乗せると雪崩式ボディ・スラムへ。
  デリリウスがクロス・ボディに切り返す。
  両者ダウンの内に60分時間切れ!
  会場は拍手の嵐。
  パンクとデリリウスは握手しハグ。
  IWAコールも巻き起こる。
  イアンがデリリウスはIWAの未来だと称え
  WWEへと旅立つパンクも快く送り出す。
  ヒーローも現れパンクに別れの言葉を送る。
  パンクは有名なパンク・ファンの女性(?)と抱き合い
  IWAに感謝し、IWAレスラーやキャンディードのことは忘れないと言う。
  改めてデリリウスと握手しリングにキスするとリングから降りる。
  Thank You Punk!Thank You Punk!
  最後はデビュー時の(?)オーレー・オレ・オレ・オレの曲でお別れ。
   


 ウォー・ゲームス:チームIWA対チームNWA対チーム・ファニン
  
  ウィットマー対ヒーロー対サルで試合開始。
  サルとウィットマーが共闘するが
  ヒーローは2人まとめて蹴散らす。
  サルをリングの間に落としておきウィットマーを痛めつける。
  ウィットマーが振り返してヒーローをケージにぶつけ反撃。
  サルも戻ってくる。
  5分経ちタンクが入る。
  2人になったことでNWAはウィットマーにも襲い掛かる。
  イアンが入りIWAが盛り返す。
  キングストンが入ったファニンは傍観する作戦に出るも
  IWAが見咎め襲い掛かる。
  ヴィトー、ロビンソン、ストーンの順に入る。
  殴ったりケージにぶつけたりして流血者多数。
  プリースト、ペイン、ベイリーの順に入る。
  チャンドラー、アクセル、ウルフで全員入ったことになる。
  タンクがベイリーを持ち上げケージにぶつけてからのパワー・ボム。
  ベルトを使う者もいる。
  ヒーローとイアンがタンクにダブルSTFを決めるもベイリーにカットされる。
  しかしイアンがすぐさま再びSTFを決めタップさせる!
  NWAが脱落!
  ロビンソンとウィットマーがフォア・アームズ、ヘッド・バットを打ち合い両者ダウン。
  ベイリーが椅子を手にするも投げた相手はまさかのキングストン!
  ファニンからIWAに乗り換えたベイリーはケージ天辺に座り誇らしげ。
  イアンがウィットマーを、ロビンソンがプリーストをサブミッションで捕らえている。
  ヒーローがキングストンにフォア・アームズ連発からヒーローズ・ウェルカム2連発でハングマンズ・クラッチでタップさせる!
  IWAが勝利!
  イアンはIWAについたベイリーを許し
  メンバーをそれぞれ労う。
  そしてイアンはファニンを許す。  



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

クラウディオ・ カスタニョーリ対TJダルトン

女子王座戦、4コーナー・マッチ:ミッキー・ナックルズ(ch)対レイン対デイジー・ヘイズ

ダニー・ダニエ ルズ対コントラッド・ケネディーIII
ウィ ナー・ゲッツ・アドバンテージ・オブ・ウォーゲームス:タ ンク対エディ・キングストン対クリス・ヒーロー

ジョ シュ・アベクロンビー対タイラー・ブラック対マレク・ブレイブ

CM パンク対デリリウス(60分時間切れ引き分け)詳細

ポ ンプ、サーカムスタンス対ブラッド・ブラッドリー、トリック・デイビス

IWA 王座戦:ジ ミー・ジェイコブス(ch)対マット・サイダル

ウォー・ ゲームスチームIWA対チームNWA対チーム・ファニン→詳 細
(チームIWA:イアン&アクセル・ロッテン、ブル・ペイン、クリス・ヒーロー、コーポラル・ロビンソン)
(チームNWA:タンク、エリック・プリースト、チャンドラー・マックルー、サル&ヴィトー・トマセーリ)
(チーム・ファニン:エディ・キングストン、BJウィットマー、スティーブ・ストーン、JCベイリー、マーク・ウルフ)
特典
CMパンク対スーサイド・キッド(?/?/00)

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