DVD
名 |
IWA-MS:Indiana State Championship Tournament 2/4/05 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ
ド・マッチ |
1回戦:ピティ・ウィリアムス対アレックス・シェリー→詳細 |
雑 感 |
2枚組み約3時間30分。 イアンのマイクから始まります。 このショーを捧げるPOPことジョン・ベンソン・ホークSrについて語っている様子。 @1回戦:トリック・デイビス対エリック・プリースト プリーストにしては頑張っているなと思ったら スプリングボードを完璧にミスするのだからなぁ。 最後にチェーンなどの攻防を持ってきた事で 何とか形がつきましたね。 少し悪い試合。 A1 回戦:ジョシュ・アベクロンビー対イ アン・ロッテン 試合はグラウンド教室から一転 ハード・ヒッティングの打ち合いになり ヘッド・バッドの打ち合いも披露されます。 簡素な内容ですが トーナメントの性質上時間もかけにくいですし良いと思いますね。 どの要素もしっかり出来ていますし。 まあまあ良い試合です。 B1回戦:ピティ・ウィリアムス対アレックス・シェリー→詳細 まずはじっくり としたグラウンドから始まります。 基本的なムーブとクァックが見せるような返しを 正確且つキレのある動きで行い観客を魅了しました。 観客も敢えて歓声ではなくシーッと口にする程です。 そこから丸め込み合戦にいきシャープ・シューターとつなげ 若干量のヒールを加えるという展開は独特で面白い。 ここからはとにかくロープに振るという行為から始め X級らしいスピード感ある返しで終わります。 作ったイメージを存分に活かしていますね。 また若干量のヒールを加えた事で追加された打撃が細かい抑揚をつけています。 素晴らしすぎる内容で逆さ吊りにしての国家斉唱や 終盤前の両者ダウンという定型が余分に感じる程です。 クライマックスも良く練られた攻防で独創的です。 文句なしにグッド・マッチ。 C1回戦:マット・サイダル対ブランドン・トマセーリ 伸びのあるサイダルの動きを活かした攻防で掴みは十分。 只中盤以降の脚攻め合戦は見せ方に課題が残ります。 サブミッションでダメージを与えてから 終盤、攻撃の起点として打撃を打つという物なのですが そういう使い方をするにはサブミッションが重かったですね。 特にサイダルは独創的だった分目につきました。 もう少し詰めておきたかったですね。 それが惜しいですが基本的にサイダル、ブランドンの魅力が出た熱戦でした。 試合時間も20分近くありましたね。 平均的な良試合です。 Dライト級王座戦、ケージ・マッチ:デリリウス(ch)対ジミー・ジェイコブス ケージにぶつけケージに登り釘を出して、と 最初に全カードを見せてしまったのはいけませんね。 只打つ手がなくなるのではとの心配は杞憂に終わりました。 1回両者が外に落下した事で試合を展開し、 テーブルの追加とケージ上ダイブの伏線を引けましたし 何よりそれぞれがケージ含めハードに攻撃を繰り出したために ラフ・ファイトならではの熱狂を生みだし単調さを感じさせませんでした。 中々良い試合でした。 Eブラッド・ブラッドリー対サモア・ジョー ジョーをでかい者に当てようという単純明快な意図が感じられるカード。 ジョーも期待に応えて 気持ちの良い攻めを披露していきます。 迫力で押し切り思いの外面白かったです。 これならジョーがトーナメントに入らなかったのもそんなに惜しくならない。 平均より少し上。 F準決勝:トリック・デイビス対イアン・ロッテン 1回戦と基本的に内容は同じですが このスタイル内でデイビスが説得力をもてる力がない、ってのが問題ですね。 デイビスのレスラーとしての性格上 イアンが攻めまくって構築は何とかなるんです。 只肝心のデイビスの勇気を演出できなかったのが致命的で イアンのしごきの域を出ていません。 イアンが鉄柱にヘッド・バッドを誤爆しダウンしたシーンなんか見せ場だったと思うんですけどね。 ここで自主的にイアンを戻す姿を見せていれば・・・。 少し悪い試合。 G準決勝:ブランドン・トマセーリ対アレックス・シェリー 良いカードですがどちらも1回戦で20分近くやってますから ブランドンが引き続き脚を痛めている事にしてやや短めに。 それでもシェリーは冴え渡った脚攻めを見せ 同時にスピード感も同居させているので ブランドンのハイ・フライングも活かされました。 平均的な良試合です。 HIWA王座戦:CMパンク(ch)対ダニー・ダニエルズ 試合時間を25分と長く設定した結果 普通にやる内容量を広く薄くしてしまった印象を受けますね。 只ダメージが蓄積した後半からは ペースと雰囲気がフィットして熱を帯びましたね。 攻防も良かったですよ。 まあまあ良い試合。 Iインディアナ州王座戦、決勝:トリック・デイビス対ブランドン・トマセーリ レスリングからデイビスが腕攻め、 投げからブランドンが反撃するのですが そのままデイビスの腕攻め対ブランドンのハイ・フライングというクライマックスに突入するという内容です。 正直カードがカードですから 悪くない試合程度のクオリティになった事は良いんですよ。 只決勝の体裁を整えて欲しかった。 余りにもベーシックな内容な上 両者ダウンを挟まない事で中盤から終盤への切り替わりが希薄です。 デイビスも腕攻めができるのなら準決勝でやれという所。 普通に脚を攻めて勢いで早めのクライマックスに持って行ったら良かったのに。 総評。 平均点の高い大会になる事はカードから予想できましたが Bが大当たりしDも当たるとはね。 デイビス関連はいまいちでしたけど それを補って余りありますよ。 良い大会です。 |
DVD Rating |
★★☆☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
1回戦:トリック・デイビス対エリック・プリースト |
2 |
1回戦:ジョシュ・アベクロンビー対イアン・ロッテン |
3 |
1回戦:ピティ・ウィリアムス対アレックス・シェリー→詳細 |
4 | 1 回戦:マット・サイダル対ブランドン・トマセーリ |
5 |
ラ
イト級王座戦、ケー ジ・マッチ:デリリウス(ch)対ジミー・ジェイコブス |
6 |
ブ ラッド・ブラッドリー対サモア・ジョー |
7 |
準 決勝:トリック・デイビス対イアン・ロッテン |
8 |
準 決勝:ブランドン・トマセーリ対アレックス・シェリー |
9 |
IWA王座戦:CMパンク(ch)対ダ ニー・ダニエルズ |
10 |
イ ンディアナ州王座戦、決勝:トリック・デイビス対ブランドン・トマセーリ |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
1回戦:トリッ ク・デイビス対エリック・プリースト |
2 |
1回戦:ジョシュ・アベクロンビー対イアン・ロッテン |
3 |
1回戦:ピティ・ウィリアムス対アレックス・シェリー→詳 細 |
4 | 1 回戦:マット・サイダル対ブランドン・トマセーリ |
5 |
ラ
イト級王座戦、ケー ジ・マッチ:デリリウス(ch)対ジミー・ジェイコブス |
6 |
ブ ラッド・ブラッドリー対サモア・ジョー |
7 |
準 決勝:トリック・デイビス対イアン・ロッテン |
8 |
準 決勝:ブランドン・トマセーリ対アレックス・シェリー |
9 |
IWA王座戦:CMパンク(ch)対ダニー・ダニエルズ(新チャンピオン!) |
10 |
イ ンディアナ州王座戦、決勝:トリック・デイビス対ブランドン・トマセーリ (優勝、初代チャンピオン!) |