IWA-Mid South 2005年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:7/9/05
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
DVD版がないのでVHSにて購入。
約3時間です。

@トリック・デイビス対ジェイソン・ストライフ

 誰かと思ったら08年にライト級王者に抜擢されるストライフじゃないですか。
 ほんとこのストライフは素晴らしいと思います。
 単純にセールが上手いというのもあるんだろうけれど
 攻めにしても受けにしてもそのエネルギーが凄く伝わって来るんだよねぇ。
 それこそ生来の才能といって良い。
 一方のデイビスも良いものを見せました。
 ヒーローとの抗争で盗み取ったのでしょうね、
 躍動感のある腕攻めでスリリングな攻防を演出。
 オープニングらしからぬクオリティの高さになりました。
 平均的な良試合です。

A女子王座戦:ミッキー・ナックルズ(ch)対シェリリウス
 名前から分かるとおり女性版デリリウスがデビュー。
 結構再現率は高くて面白いファン・マッチでしたよ。
 悪くない試合。

B ブランドン・トマセーリ対スティーブ・ストーン
 フィニッシャーがなぜかショルダー・ブリーカーでしたし
 トマセーリの状態が悪いのかな、という印象。
 もう少しできるはずですね。
 少し悪い試合。

 試合後クレイジーJとロータスがトマセーリを襲撃。
 トマセーリはパートナーを見つけて戦ってやると言う。

Cブランドン・トマセーリ、マット・サイダル対クレイジーJ、ロータス
 先程のアピールに言うと格下に見られている、とかいうのが挑戦の理由だったけど
 この試合でやっぱり随分格下だという事が発覚。
 トマセーリは2試合目、サイダルは大一番を控えているという事で軽くあしらっていました。
 悪い試合。

Dチャド・コリヤー対デリリウス
 この頃のデリリウスは最盛期だけあって素晴らしいものがありますよ。
 コリヤーという一極にしか秀でていない相手に対し
 相手の場で勝負しながら尚且つデリリウス色を出してくる。
 コメディーとレスリングの使い分けも良く
 いっそコメディーにしたら、とか真面目にやれば良いのに、と思わせる事もありませんからね。
 平均的な良試合です。

Eチャンドラー・マックルアー対トレイシー・スマサーズ
 チャンドラーがヘタレ・ヒールという事で
 スマサーズはいつものグタグタぶりを見せれず。
 そうなるとチャンドラーの#1プロレスラーらしくない動きが目立ち見ていて興味を失います。
 悪い試合。

F
ライアン・ボズ対エリック・プリースト
 アメプロではでかけりゃなんとかなるのに
 ボズはそこんとこが分かっていない。
 一方のプリーストも駄目だけど
 何より最後の椅子自爆が無理ありすぎ。
 悪い試合。
 次回プリースト、マックルアー対ボズ、スマサーズが行われるようだがどうでもよいなぁ。

Gタイラー・ブラック対ロータス
 ロータスに2試合もやらせるなんてレスラー数をケチりすぎ。
 自販機の上からダイブなんてものも披露されたけど
 単発で何の意味もありません。
 最後はクレイジーJとブランドンが介入。
 悪い試合。

Hタッグ王座戦:サル&ヴィトー・トマセーリ(ch)対アクセル&イアン・ロッテン
 てっきり乱戦になると思っていたのに
 腕攻め対脚攻めというエクストリームに地味なグラウンド勝負に。
 それでもセインツがタッチ・ワークでヒートを買い
 終盤は意外に盛り上がっていました。
 平均レベル。

Iライト級王座戦、30分アイアン・マン・マッチ:ジョ シュ・アベクロンビー(ch)対マット・サイダル→
詳 細
 30分アイアン・マン・マッチというのは
 両者にとって未知の領域だったはず。
 しかし前回の3本勝負の経験を生かして上手く試合を作りましたね。
 最初の1本目に10分も使って
 心理的な駆け引きをじっくり表現したのは
 土台としても時間的な面としても良かった。
 その後の腰攻めや大技の連発で消耗戦の色を帯びさせたり
 攻防では前回の3本勝負を意識させながら変えてきたり
 (只見ていないとより楽しめないので単純に発展したとは言えませんが)
 メインをまかされただけの仕事をしたと思います。
 欠点としては追い込まれている状態と極めのサブミッションを持たないという
 2点の板ばさみになってアベクロの腰攻めが有効に機能しなかった事と
 消耗戦ならではの面白みに欠ける事ですね。
 もしベビー対ヒールの構図が描かれていたら結構違ったと思うのですけど。
 全体の評価としたらグッド・マッチに届かずも中々良い試合です。



総評
 @、D、Iは良い試合なんですが
 VHSという事を考えると後一歩という所ですかね。
DVD Rating
☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ト リック・デイビス対ジェイソン・ストライフ

女子王座戦:ミッキー・ナックルズ(ch)対シェリリウス

ブランドン・トマセーリ対スティーブ・ストーン
ブ ランドン・トマセーリ、マット・サイダル対クレイジーJ、ロータス

チャ ド・コリヤー対デリリウス

チャ ンドラー・マックルアー対トレイシー・スマサーズ

ラ イアン・ボズ対エリック・プリースト

タ イラー・ブラック対ロータス

タッグ王座戦:サル& ヴィトー・トマセーリ(ch)対アクセル&イアン・ロッテン
10
ライト級王座戦、30分アイア ン・マン・マッチ:ジョシュ・アベクロンビー(ch)対マット・サイダル→詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 30分アイアン・マン・マッチ:マット・サイダル対ジョシュ・アベクロンビー


  2.5
  両者握手して試合開始。
  組んで離れる。
  グラウンドの攻防。
  ロープ・ブレイク。
  グラウンドの攻防。
  サイダルが良い動きを見せて関節をとる。
  アベクロがすぐにロープに逃げる。
  サイダルが脚をかけて倒す。
  アベクロが離れてすぐ起き上がる。
  じっくりとしたレスリングが続く。
  ロープ・ブレイク。
  仕切り直し。
  サイダルがアーム・ドラッグ。
  アベクロが胸を突く。
  5分経過。
  アベクロが力比べを要求。
  出してきたサイダルの手を取りアーム・ドラッグ。
  仕切り直し。
  組むとサイダルがグラウンド・ヘッド・ロック。
  アベクロがグラウンド・ヘッド・シザースに返しサイダルが逃れる。
  仕切り直し。
  サイダルがスクール・ボーイ。
  カウント2で返されると場外に逃れ間をおく。
  リングに戻る。
  組むとアベクロがファイヤーマンズ・キャリーから腕を取る。
  起き上がろうとするサイダルを倒しグラウンド・ヘッド・シザース。
  サイダルは逃れると脚に狙いをつける。
  アベクロがロープに逃げる。
  アベクロは場外で間をおく。
  リングに戻る。
  サイダルがアーム・ドラッグを決めると、どうだと自慢げ。
  サイダルはアーム・ドラッグから丸め込んでカウント3取るからなとレフェリーに言う。
  サイダルは予言どおりアーム・ドラッグを狙いに行く。
  アベクロは外すと背を通ってアーム・ドラッグを決め落とす。
  サイダルはリングに戻ると文句を言う。
  サイダルは左手を出し注意を向けると右手で殴りつけようとする。
  アベクロは避けるとヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  リープ・フロッグ中のサイダルを潜り抜けると止まり振り向かせる。
  殴ってみろと挑発。
  サイダルが殴ろうとする。
  アベクロは避けてヘッド・ロック。
  ロープに振ろうとする。
  サイダルが防いでハイ・キックへ。
  アベクロは避けるとボディ・シザースで丸め込みブリッジしようとする。
  サイダルは脚を外して崩すと同時にフルネルソンでカバーの状態へ。
  1,2,3!でサイダルが1本取る!
  10分経過。
  サイダルが組むと見せかけ蹴りつける。
  チョップ。
  コーナーのアベクロを蹴って倒す。
  コーナーに振るとニー・ストライク。
  セカンド・ロープからレッグ・ドロップを決めカバーするもカウント2。
  フィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2。
  担いでマットに叩きつける。
  コーナーにのぼりムーンサルトへ。
  アベクロが脚を立てて迎え撃とうとする。
  サイダルは飛び越えて着地するとアベクロの胸を蹴りつける。
  ブレーン・バスターを狙う。
  アベクロは防ぐとクローズラインを避けスナップ・メアDDT。
  コーナーのサイダルに突進。
  バック・エルボーを食らうもクローズライン。
  もう1発。
  ワン・ハンド・ネック・ブリーカーでカバー。カウント2。
  サイダルが場外に逃れる。
  アベクロは後を追うと抱えて背中から鉄柱にぶつける。
  リングに戻し低空ドロップ・キック。
  ニー・ストライク。
  続いて頭部にドロップ・キック。
  カバーするもカウントは2。
  アイリッシュ・ウィップを決める。
  15分経過。
  コーナーに登りバックパック・ブリーカーを狙う。
  サイダルはアベクロを殴りつけて防ぐと雪崩式ベリー・トゥー・ベリー・スラムで1,2,3!
  サイダルが2本連続で取り優位に立つ!
  サイダルは場外に出る。
  リングに戻ろうとする。
  一歩先に回復していたアベクロがドロップ・キックで落とす。
  アベクロが場外に下りる。
  同時にサイダルがリングに戻る。
  アベクロがリングに戻ろうとする。
  サイダルはショルダー・スルーを決めると延髄切りで落とす。
  続けてブランチャへ。
  アベクロは避けるとサイダルをロープに逆さ吊りにし側頭部蹴り。
  エプロンに上がるとコークスクリュー・アサイ・ムーンサルトも決める。
  サイダルをリングに戻すとコーナーに振りフォア・アームズ。
  コーナー上へ。
  サイダルが捕まえ肩車。
  そこから落とそうとする。
  アベクロは着地すると同時にリバースDDTで1,2,3!
  2−1になる(18分)!
  サイダルが蹴りつける。
  アベクロが殴りつける。
  コーナーのサイダルにフォア・アームズ。
  場外に下ろすとフォア・アームズ。
  サイダルは殴りつけて反撃。
  リングに戻すとミサイル・キックへ。
  アベクロは避けて自爆させるとジャックナイフ固め。
  サイダルはカウント2で返すとバック・スライド。
  アベクロはカウント2で返すとクルーシーフィックス。
  サイダルがカウント2で返すとカバー。カウント2。
  サイダルがクローズラインへ。
  アベクロは避けるとスクール・ボーイ。カウント2。
  サイダルが場外に逃れる。
  アベクロは追うとフォア・アームズ。
  20分経過。
  両者走れず歩いている。
  サイダルが逃げリングに戻る。
  追ってきたアベクロにインサイド・クレイドル。カウント2。
  アベクロがフォア・アームズ。
  チン・ロック。
  起き上がったサイダルにバック・ブリーカーを決める。
  弓矢固め。
  サイダルがロープを掴む。
  アベクロが背にのって締め上げる。
  諦めて離す。
  サイダルが場外に転がり出る。
  アベクロは追うと殴りつける。
  腰からエプロンに叩きつける。
  鉄柱にぶつける。
  リングに戻すと背中へのサブミッション。
  サイダルは何とか起き上がるとフォア・アームズ。
  フォア・アームズ。
  アベクロが張り手。
  サイダルが蹴りつける。
  両者ふらふら。
  サイダルがドロップ・キックを決めるも腰が痛む。
  アベクロが先に回復しバック・ドロップを決める。
  残り5分。
  背中へのサブミッションを決める。
  サイダルは起き上がり肩車しようとする。
  アベクロは背中を殴りつけ元の体勢に戻す。
  残り4分。
  アベクロはフォア・アームズを叩き込んでいく。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもコーナーを使って裏に回ろうとする。
  サイダルは止まって外すとアベクロをコーナー上にのせる。
  アベクロは抵抗して降りるとコーナーに飛び乗ろうとする。
  サイダルはアベクロの体勢を崩す。
  残り3分。
  雪崩式ベリー・トゥー・ベリー・スラムを狙う。
  アベクロも抵抗。
  サイダルは落とされるも跳躍して雪崩式ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウントは2。
  残り2分。
  パンプハンドルの業を狙う。
  アベクロは逃れるとレッグ・ロック・バック・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  両者ほとんど倒れた状態で殴りあう。
  残り1分。
  アベクロがサイダルの背中にショルダー・ブロックを決める。
  何回も決める。
  フォア・アームズ。
  サイダルがチョップ。
  残り30秒。
  蹴りまくるとコーナーに振る。
  アベクロはコーナーを使ってサイダルの首を両脚で挟むと
  ヘッド・シザースで脳天をリングに叩きつける。
  残り15秒。
  カバーし1,2,3!
  2−2に追いつく。
  アベクロがカバーするも時間切れ!
  レフェリーが5分延長のサドンデスを決定する。
  両者握手を交わす。
  サイダルが胸を突く。
  アベクロも胸を突く。
  サイダルは張り手を決める。
  アベクロがフォア・アームズを連打しコーナーに振る。
  突進。
  サイダルがカウンターで蹴りをいれ突進。
  アベクロがサイド・スラム・ドライバーでカバー。カウントは2。
  背中へのサブミッション。
  残り4分。
  サイダルが殴りつけクローズライン。
  スタンディング・ムーンサルトを決めるがカウント2。
  胸へのレッグ・ドロップを狙う。
  アベクロが蹴り上げて抵抗しヘッド・シザースを狙う。
  サイダルは外すと胸にレッグ・ドロップ。
  続けてシューティングスター・プレス。
  カバーするもアベクロの脚がロープにかかる。
  パンプハンドルの技を狙う。
  アベクロは逃れるとローリング・フォア・アームズ。
  フェニックス・スプラッシュへ。
  サイダルは両膝を立てて迎え撃つと丸め込む。
  アベクロが体勢を入れ替え1,2,3!
  アベクロが3−2で勝利し防衛!
  サイダルはこの結果に不満があるようだったが
  素直に負けを認めアベクロの腕を上げる。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

トリック・デイビス対ジェイソン・ストライフ

女子王座戦:ミッ キー・ナックルズ(ch)対シェリリウス

ブランドン・ト マセーリ対スティーブ・ストーン
ブランドン・トマセーリ、マット・サイダル対クレイジーJ、ロータス

チャド・コリヤー対デリリウス

チャンドラー・マックルアー対トレイシー・スマサーズ

ライアン・ボズ対エリック・プリースト

タイラー・ブラック対ロータス

タッグ王座戦:サル& ヴィトー・トマセーリ(ch)対アクセル&イアン・ロッテン(新 チャンピオン!)
10
ライト級王座戦、30分アイア ン・マン・マッチ:ジョシュ・アベクロンビー(ch)対マッ ト・サイダル(2−2→延長→3−2)詳 細

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