IWA-Mid South 2003年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:When Hero Met Punk 2/3/03
ベ スト・マッチ
IWA王座戦、90分3 本勝負:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー詳 細
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
2枚組み約4時間。

1試合目−シャーク・ボーイ対サイモン・セッズ
 前座の常連シャーク・ボーイが客席を暖めます。
 セッズは未熟ながら
 高難度の飛び技を出すので十分見るに耐えます。
 実力差があるのもそのままネタにして
 レフェリーの肩入れにつなげています。
 平均的な試合ながらオープニングとしては合格点。
 
2試合目−
ミーン・ミッチ・ペイジ対ジミー・ジェイコブス
 ペイジはおそらくデス・マッチ要員なんでしょう。
 試合と入場とかの時間がほぼ同じ・・・。
 ひどい試合。
 

3試合目−スティーブ・ストーン対アレックス・シェリー

 新人のシェリーがキャリーし新人マッチにしては良い感じ。

4試合目−
JCベイリー対アダム・グッチ
 ナルシスト系道化のグッチが意外に味があり面白い。
 完全なコメディー・マッチにするか
 手短にまとめてきたらもっと良かったのだけれども。
 悪くない試合。

5試合目−ダニー・ダニエルズ対デレク・ヤンガー
 ドレイクがあまりにヘボすぎる。
 結局ダニーの技の披露会に終わりました。
 ダニーはキレがあっただけに勿体無い使い方。
 
6 試合目−マーク・ウルフ対マイケル・トッド・ストレーション
7 試合目−KO対マイケル・トッド・ストレーション
 あまりにひどすぎて目も当てられない。

8試合目−
ネイト・ウェブ対サイモン・セッズ
 前の試合ほどではないが悪い試合。
 
9試合目−
イアン・ロッテン、コーポラル・ロビンソン対2タフ・ト ニー、ブル・ペイン
 途中からタッグに変わりましたが
 イアンとトニーは場外で戦ったままで
 チープ・エンディングだし
 中身もデス・マッチや喧嘩ファイト、技術的ファイト
 のどれでもない中途半端な悪い試合。

10試合目−IWA王座戦、90分
3本勝負:CMパンク(ch)対ク リス・ヒーロー→詳 細
 現代プロレスにおいては史上初でしょうか、
 約90分に及ぶ激闘となりました。
 序盤を40分間にしてさえ途中で疲弊しており
 決して良い攻防とは言えるものではなかったし
 当然のごとく途中で睡魔に襲われることもしばしばで
 試合時間の限界はやはり60分なんだということを
 改めて証明してしまう結果となりました。
 ジョーと60分時間切れ2戦目を行ったパンクなら
 いくら90分とはいえもう少し頑張れそうな気はします。
 とびぬけて良いわけではありませんが
 90分分の中身はありますし
 同じレベルの60分マッチと一緒に
 するわけにもいかないのでベスト・マッチ入り。
 


総評。
 ストレーション絡みはひどいものの
 有名レスラーを使わないで
 アンダーカードを予想以上の出来栄えに仕上げてきました。
 メインは名勝負とはいきませんでしたが
 こればっかりは本当に試合するのでさえ大変でしょうしね。
 まあまあ良い大会です。 
DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
シャーク・ボーイ対サイモン・セッズ

ミーン・ミッ チ・ペイジ対ジミー・ジェイコブス

スティーブ・ス トーン対アレックス・シェリー
JC ベイリー対アダム・グッチ

ダ ニー・ダニエルズ対ドレイク・ヤンガー

マー ク・ウルフ対マイケル・トッド・ストレーション

KO 対マイケル・トッド・ストレーション

ネ イト・ウェブ対サイモン・セッズ

イ アン・ロッテン、コーポラル・ロビンソン対2タフ・トニー、ブル・ペイン
10
IWA王座戦、90分3 本勝負:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 IWA王座戦、90分3本勝負:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー


  パンクは脚に狙いをつける。
  ヒーローは脚を取らせずグラウンドへ。
  スロー・ペースで進みパンクが脚を取り逃げられた所で5分経過。
  ヒーローがベア・ハグ、アーム・ロックを決め体格差を生かして圧力をかける。
  10分経過。
  パンクは股下を通ることでようやくアーム・ロックを外す。
  仕切り直し後はパンクが腕を取り優位に立つ。
  力比べからヘッド・バッドの打ち合いになるが、これはヒーローの得意分野。
  ひるんだパンクに組み合ったままモンキー・フリップを決めるもボディ・シザースに捕らえられる。
  20分経過。
  ヒーローが試行錯誤するもパンクは中々外さない。
  両者逆さまになった所で握手し離れる。
  腕、バックの取り合いになるが、どちらも攻め手に欠く様子。
  グラウンドで均衡が崩れないまま30分経過。
  徐々に体格差で勝るヒーローが優位に立っていく。
  パンクが延髄切りから脚を取る。
  ヒーローが逆に脚を取って逃れる。
  ヒーローが不意をつきジャーマンを狙うも
  パンクは着地し顔を踏みつける。
  久しぶりにスタンディングに移行しチョップを浴びせる。 
  打撃を叩き込みブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  打撃に苦しむヒーローはわざと立ち上がらずグラウンドに誘う。
  仕切り直しした所で40分経過。
  腕を巻き込んでのチョークを決めあいお互い着実に相手の力を削っていく。
  丁度半分の45分が経過。
  パンクがフォア・アームズ、裏拳でカバー。カウント2。
  フェイス・ウォッシュを決めカバーするもカウント2。
  押されていたヒーローだったがクローズラインを決め5分に戻す。
  パンクを場外に落としてトペ・コンヒーロ。
  パンクはサンセット・フリップに行き、決められないと見るやロシアン・レッグ・スイープ。
  パンクがブレーン・バスターを決めたところで50分経過。
  ヒーローがパンクの攻撃をかいくぐりビッグ・ブーツ。
  クラベイト・カッターを狙う。
  パンクは逃れるとジャーマンを狙う。
  ヒーローはバックを取り返しジャーマン。カバーするもカウント2。
  パンクがバック・ドロップをブルドッグに切り返す。カバーするもカウント2。
  パンクがダブル・アーム・バック・ブリーカーを狙う。
  ヒーローの抵抗を退け決めるとシャイニング・ウィザードへ!
  避けられるも回転して戻ってくる!
  カバーし1,2,3!
  55分経過した所でパンクが先取!
  打撃戦になるもヒーローには1戦目のダメージが残っていて打ち負ける。
  パンクがダイビング・クロス・ボディへ。
  ヒーローは受け止めると振り回してバック・ブリーカー。
  カバーするもパンクの脚がロープにかかる。
  一進一退の攻防が続き1時間経過。
  ヒーローはブレーン・バスターを防ぐとネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ヒーローはボディ・シザースを決めると
  そのままローリング・クレイドルからハングマンズ・クラッチ。
  レフェリー・チェックになるもパンクは耐え切りロープに脚をかける。
  ヒーローが粘るパンクにヒーローズ・ウェルカムを決めカバー!しかしカウントは2!
  パンクにヘッド・シザースを食らったヒーローは場外に逃れる。
  パンクはエプロンから場外のヒーローにヘッド・シザースを決める。
  更にトペ・スイシーダ。
  パンクが雪崩式パワー・ボムを狙う。
  ヒーローはパンクを殴りつけ防ぐとペプシ・プランジ!
  カバーし1,2,3!
  69分経過した所でヒーローが追いつく!
  ヒーローがもう1回カバーするもさすがにカウント3とはいかない。
  ならばとクラベイト・カッターを決めカバー。カウント2。
  70分経過。
  ヒーローがタイガー・スープレックスを狙う。
  パンクはアーム・ドラッグに返すとシャイニング・ウィザード!
  カバーするもカウントは2!
  最後の力を振り絞りフォア・アームズを打ち合う。
  何とか打ち勝ったヒーローが丸め込むもカウント2。
  ヒーローズ・サンドウィッチからカバーするもカウント2。
  打つ手の無いヒーローはクラベイトでパンクを弱らせることにする。
  パンクが反撃しスプリングボード式ドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  ヘッド・シザースを決める力も残っていないパンクはハングマンズ・クラッチで攻める。
  80分経過。
  掟破りのヒーローズ・ウェルカムからカバーするもカウント2。
  パンクがスリーパーで落とそうとする。
  ヒーローがジョー・ブリーカーを決めても離そうとしない。
  3発目で腕が離れるもパンクがすぐさまスリーパーを決める。
  立ってバック・ドロップに返そうとするも
  パンクが背後に着地しまたもやスリーパー。
  ヒーローはバック・ドロップで遂に逃れると
  もう1発バック・ドロップを決めレッグ・ロック・バック・ドロップ!
  カバーするもパンクの脚がロープにかかる!
  85分経過。
  ヒーローズ・ウェルカムを2連発するもカウント3にはならない!
  もう1発狙う!
  パンクが体勢を入れ替えお返しのヒーローズ・ウェルカム2連発!
  カバーするもカウント2!
  執念でビッグ・ブーツを打ち合う。
  残り3分。
  フォア・アームズを打ち合うがどちらも倒れない。
  ヒーローがローリング・フォア・アームズを決めパンクを倒す。
  そしてカバーするもカウント2。
  残り2分。
  ヒーローがパワー・ボムを狙う。
  抵抗するパンクを蹴りつけていくが決まらず。
  ならばとヒーローズ・ウェルカムに狙いを変える。
  パンクが逃れてロール・アップ。カウントは2。
  ヒーローがコーナー上のパンクを捕まえる。
  残り30秒。
  そして雪崩式パワー・ボムが炸裂!
  ヒーローが腕を乗せるも同時にパンクの腕がヒーローにかかっておりダブル・ピンフォール!
  89分53秒で引き分け・・・かと思ったら
  イアンが現れサドンデスを指示!
  パンクが最後の力を振り絞り
  低空ドロップ・キックからシャイニング・ウィザード!
  カバーし1,2,2!カウントは2!
  パンクは脚をひたすら攻めギブ・アップさせようとする。
  ヒーローが一瞬の隙をつきハングマンズ・クラッチ!
  パンクがたまらずタップしヒーローが新IWAチャンピオンに!
  他のレスラーがリングに現れる。
  観客からはHero!Hero!
  IWA!IWA!CM Punk!CM Punk!Thank You!Thank You!
  ヒーローとパンクはお互いを称え握手。
  イアンから2人に感謝の言葉が送られる。
  パンクが自らの手でヒーローにベルトをまいてやる。
  パンクはマイクを取ると何も言うことはないよと言って去っていく。
  公式発表では試合時間は92分15秒であった。


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

シャーク・ボーイ対サイモン・セッズ

ミーン・ミッ チ・ペイジ対ジミー・ジェイコブス

スティーブ・ス トーン対アレックス・シェリー
JCベイリー対アダム・グッチ

ダニー・ダニエルズ対ドレイク・ヤンガー

マー ク・ウルフマイケル・トッド・ストレーション

KO 対マイケル・トッド・ストレーション

ネ イト・ウェブ対サイモン・セッズ

イ アン・ロッテン、コーポラル・ロビンソン対2タフ・トニー、ブル・ペイン
10
IWA王座戦、90分3本勝負:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー(新チャンピオン!)(1本 目:パンク、2本目:ヒーロー、3本目:ダブル・ピン→サドンデス:ヒーロー)詳 細

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