TOPアメリカン・プロレスDragon Gate USA →Dragon Gate USA:Enter the Dragon 7/29/12

Dragon Gate USA:Enter the Dragon 7/29/12の分析


名勝負 なし
好勝負 アイ・クイット・マッチ:ジョニー・ガルガーノvs.チャック・テイラー

テイラーとマニングがだべっているとMASADAが現れ試合に。

@MASADA vs.ジェイク・マニング
Aザ・シーンvs.ゼロ・グラヴィティ
Bサムライ・デル・ソルvs.シェイン・ホリスター

Cスーパー・スマッシュ・ブラザーズvs.エリック・キャノン、ピンキー・サンチェス(DUF)
 試合後、勝利したSSBがタッグ王座挑戦をアピール。テイラー、スワンプ・モンスターとリコシェもアピール。場違いに出てきたシーンを追っかけ退場していく。残ったのはテイラーとモンスターだが、モンスターが衣装を脱ぐと正体はザイオンではなくガルガーノ。ガルガーノが奇襲を仕掛け次の試合へ。

Dアイ・クイット・マッチ:ジョニー・ガルガーノvs.チャック・テイラー
 序盤は打撃で切りながらロープ・ワーク合戦。
 ダイブをカウンターで防ぐから場外戦へ。
 凶器を手にするのが自然なほどガルガーノは遺恨の激しさに身を任せている。
 テイラーは誇張しすぎない受けで試合をスムーズに進めていますね。
 凶器を添えながらもお互いの得意技を利用したスポットなど
 通常のプロレスを中心に試合を構成。
 一番ひやっとしたのも凶器関連ではなく
 テイラーがリングから場外へのノーザンライトを打ち、
 ガルガーノが柵に思いっきり脚を打ちつけて落ちたシーンでしたね。
 基本的にアイ・クイットかと聞くこともなく
 クライマックスに画鋲や有刺鉄線を使うことで
 決着=アイ・クイットと通常のプロレス的構成で
 彼らのアイ・クイット・マッチを描いたのは正解でしょう。
 想像通りミッド・カード臭がしつつもショーをスティールしました。
 ぎりぎり好勝負。
 
EYAMATO(A)vs.ジョン・デイビス
 勝利したデイビスがEvolve王座を作るよう要求。

Fエル・ジェネリコvs.戸澤陽(MB)

Gオープン・ザ・ユナイテッド・ゲート王座戦:リコシェ、リッチ・スワン(W1)vs.CIMA(Z)、ARフォックス
 ロープ・ワークを基調とすることによりDGらしいスピード感を生み出し、
 ハイ・フライングを加えてまずはダイブまで行います。
 CIMA、フォックスがとりあえずの連携を見せた後、フォックスの孤立。
 ハイ・フライヤーとしてならしてきただけにフォックス、リコシェ、スワンの感覚は合っていて
 非常に安定していて尚且つフロー感も素晴らしい。
 大きな切り替えがなくても着実に試合の質が向上しています。
 それでもやはり試合の光景がいつも同じでは困るところもあり、
 そこを経験豊富なCIMAに担って欲しかった。
 実際CIMAとしては何度もそういう役回りを務めてきたのだけど
 この試合は、自分は主役ではないからと控えめになりすぎたきらいがある。
 フォックスはCIMAとタッグを組み続けることで成長に期待がかかるし、
 リコシェ、スワンのタッグもまた今後続けていって欲しいですね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

 試合後リコシェがフォックスを挑発しEvolveでの一騎打ちが決定。

総評
 前日と同じく救いようのない試合がちらほら。
 只残り半分の試合の質は高いですね。
 (執筆日:8/25/12)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@MASADA vs.ジェイク・マニング
Aザ・シーンvs.ゼロ・グラヴィティ
Bサムライ・デル・ソルvs.シェイン・ホリスター
Cスーパー・スマッシュ・ブラザーズvs.エリック・キャノン、ピンキー・サンチェス(DUF)
Dアイ・クイット・マッチ:ジョニー・ガルガーノvs.チャック・テイラー
EYAMATO(A)vs.ジョン・デイビス
Fエル・ジェネリコvs.戸澤陽(MB)
Gオープン・ザ・ユナイテッド・ゲート王座戦:リコシェ、リッチ・スワン(W1)vs.CIMA(Z)、ARフォックス(新チャンピオン!)