Dragon Gate USA:Open the Golden Gate 1/27/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | Pac(JT)vs.戸澤陽(BW) |
@ロウ・キーvs.BxBハルク(BW)
◆テイラーがスワン欠場のためシングルを要求。しかしYバックスは要求を呑まない。そこにスカイが現れテイラーのパートナーを務めることに。
Aヤング・バックスvs.チャック・テイラー(R)、スコーピオ・スカイ
B土井成樹(BW)vs.吉野正人(JT)
◆フォックスが登場。先日Evolveでサブーがキャリハンにテーブル葬を食らったことを挙げ、エニシング・ゴーズからテーブルズ・マッチに形式を変更させる。
Cテーブル・マッチ:ARフォックスvs.サミ・キャリハン(DUF)
エニシング・ゴーズなら幾らでもテーブルに叩きつけられるんですけどね。
そんな突っ込みはともかく試合としては良かったそうです。
Dジョン・デイビスvs.カレブ・コンレー
EPac(JT)vs.戸澤陽(BW)
レスリングの段階で微調整。
演舞で徐々にのせるも一過性ではなく、
動きの空間的軌道の意味合いを考えているのが素晴らしい。
両者で作り上げるものを強く意識している分
共同性の性質が強く戦いのリアリティーに欠ける面がないことはないけど。
戸澤がアクシデントで眦切り流血し後半戦へ。
攻防も最大スピードを抑えて緩急をつけていますね。
戸澤はヒール寄りながら場面に応じて吼え、観客と一体化するのが上手い。
Pacも最近はハイ・フライの他にパワーの見せ場も増えバランスが良くなっています。
最後のまとめ方がやや安直ながら、ぎりぎり好勝負。
Fオープン・ザ・ユナイテッド・ゲート王座戦:CIMA、リコシェ(BW)(ch)vs.望月成晃、ジミー・ススム(JT)
序盤はこじんまりとしていますね。
その中で多少のせめぎ会いはあるんですが
もっとCIMA、リコシェはヘタレ受けしても良いでしょう。
連携技で徐々にギアを上げ、控えとの絡みを要所に挿入。
望月を前面に押し出しているのが目立ちますね。
1対2スポットを豊富に織り交ぜ盛り上げます。
前半で先行させた望月に対して
後半でCIMA、リコシェが反撃によって自分の価値を追いつかせていく。
最後まで安定的に見せ場を供給し続けました。
クオリティは高いが、やや物足りない。
中々良い試合。
◆試合後戸澤、ハルクがCIMA、リコシェを襲撃。望月、ススムも攻撃。そこにロウ・キーが登場。リコシェと望月を称えた後CIMAとの対戦を望む。
総評
良い大会なんですが個人的には注目のロウ・キーvs.ハルクがオープニングで、そのまま外れたのが残念。
(執筆日:10/1/12)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ロウ・キーvs.BxBハルク(BW)Aヤング・バックスvs.チャック・テイラー(R)、スコーピオ・スカイ
B土井成樹(BW)vs.吉野正人(JT)
Cテーブル・マッチ:ARフォックスvs.サミ・キャリハン(DUF)
Dジョン・デイビスvs.カレブ・コンレー
EPac(JT)vs.戸澤陽(BW)
Fオープン・ザ・ユナイテッド・ゲート王座戦:CIMA、リコシェ(BW)(ch)vs.望月成晃、ジミー・ススム(JT)