TOPアメリカン・プロレスどインディー →ICW:Best of ICW No Holds Barred 2020 part.2

ICW:Best of ICW No Holds Barred 2020 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 オライン・ヴェイトvs.ジョン・ウェイン・マードック(9/11/20)

@ジョン・ウェイン・マードックvs.カサノヴァ・ヴァレンタイン(9/10/20)
 UFCのようなペンタゴンがこの日の戦場。

 カサノヴァがヒール・キャラを押し進め、
 マードックを甚振ります。

 ただ舞台の雰囲気は良いものの
 カサノヴァのような乱戦タイプからすると
 少しやりづらさもあります。

 ペンタゴン内に固執せず
 適当なタイミングでペンタゴンから出て観客席に座っての殴り合い。

 マードックがイアンの魂を承継した良い拳を見せてくれましたね。

 ラダーを上ったカサノヴァをペンタゴン内の柵に落とす等
 当初思っていたよりもしっかり考えて作りこまれていた構成に唸りましたね。

 好勝負に少し届かず。

Aリード・ベントレーvs.アティカス・クーガー(9/11/20)
 リードが体格の良さを理由に
 耐えてクーガーの攻めッ気を引き出したり、
 反撃に転じては蛍光灯櫓を投げつけたりと印象に残るファイトっぷりを披露。

 クーガーもICW勢の中で存在感を示そうと
 一つ一つ凶器をこなしていき悪くないパフォーマンス。

 まったり楽しめるデス・マッチに仕上がっていますね。

 逆に言うとどれもある程度等価なスポットでしたが、
 最後はいきなり場違いな(誉め言葉)超巨大ラダーが出てきて
 対角コーナーポスト上に橋渡しにして柵で支えるという
 見ただけでワクワクしてしまう舞台装置が完成。

 足元が悪いのでフィニッシュ前は
 見た目の悪い殴り合いしかできませんでしたが、インパクト抜群のフィニッシュで〆。

 両者の代表作の一つとなった試合です。

 好勝負に少し届かず。

Bオライン・ヴェイトvs.ジョン・ウェイン・マードック(9/11/20)
 防ぎ合いで焦らすか、いきなりコーナー・スポット炸裂させて掴むか、
 今回は後者ですが、それでも普通は一発で止めるもの。
 それを今回は熱狂と共に3コーナー連発。
 そのまま場外戦に移り勢い止まらず体を痛めつけ合います。

 突っ走りつつも、間を開けたり、リアクションを検討したりと
 しっかり考えながらやっているのは良いですね。
 そしてやってみて必要とないと感じれば
 大事の為に些末に拘らず、修正する。
 
 椅子に座って打撃戦でグーパンが見られなかったのは物足りないし、
 ロープではなくチェーンでリングが囲まれているので、
 ロープ・ワークが使えず制限を受けたことは否めませんが、
 それを考慮しても尚激戦であります。

 そして蛍光灯大刀でマードックが手を負傷するも
 それによって熱が逃げることはなく、
 最後は少し時間があくも何だ、何を作り出すのだ!?と期待させ、
 二階席に行くと火炎ボードへのカナディアン・デストロイヤー。
 壮絶にして最恐フィニッシュで締めくくりました。

 今年3本指に入るデス・マッチ。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:9/?/20)  

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジョン・ウェイン・マードックvs.カサノヴァ・ヴァレンタイン(9/10/20)
Aリード・ベントレーvs.アティカス・クーガー(9/11/20)
Bオライン・ヴェイトvs.ジョン・ウェイン・マードック(9/11/20)