TOPアメリカン・プロレスどインディー →Beyond Wrestling:Best of Beyond Wrestling 2013

Beyond Wrestling:Best of Beyond Wrestling 2013の分析


名勝負 なし
好勝負 エディ・エドワーズvs.ビフ・ビューシック(6/14/13)

@ビフ・ビューシックvs.ARフォックス(?/?/13)
 フォックスは会場の煽りが自信なさげですが、
 持ち前のムーブさえ見せれば会場を盛り上げられる。
 ビフのスティッフな攻めに対し、大きな受け身で引き立てたりと精力的な攻防。
 それぞれ試合の型が出来ていない中で
 後追いロープ・ワークで道連れクローズラインなど
 若手らしい情熱的なスポットに身を任せています。
 フォックスの定番となる三連トペもこれぐらい終盤にあると良いですね。
 また、これに対抗してビフも三連パワー・ボム。
 試合全体の絵図はまだ見えていない部分もありますが、
 その瞬間その瞬間に全力を出し、
 型ができていないが故の柔軟性で対応している。
 構築自体は王道路線なので外れていないですしね。
 エプロン技など団体のメイン・レベルの極致を目指してやりきっており見応えがありました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Aエディ・エドワーズvs.ビフ・ビューシック(6/14/13)
 五分五分膠着のレスリングでスタート。
 エドワーズのチョップ空振りは早い印象だが、
 彼らもそう感じたかゆったりレスリングに戻ります。
 ビフは段階を踏んで動かし、
 エドワーズは考えてタイミングをコントロール。
 確固たる上質なレスリングは作れたとして、
 ここからどう動かすかに焦点が移っていく。
 ロープ・ワークや丸め込みでテンポをつけて丸め込みの応酬。
 真摯にプロレスに取り組む2人の激突として理想的な高め合いとなっていますね。
 ビフからチョップを叩き込み打ち合いへ。
 エディが冴えわたるチョップで上回るも
 ビフはビフでアッパーカート+腹攻めで反撃。
 もう少し技の攻防があってもという思いは残ったが、
 終盤の見せ方もしっかりしていました。
 ぎりぎり好勝負。

BARフォックスvs.シンロン(11/15/13)
 まずは鏡像の演武。
 シンロンのキャリアが浅いことを考慮して
 丁寧に形を作ることを心がけています。
 フォックスがわかりやすくリードしていますね。
 フォックスが主導権を握って安定させて後半戦へ。
 リング叩きの応援を受けながら
 得意のトペ系に工夫を加えて激戦へ激戦へと発展させます。
 良い感じに一進一退ができており、
 このカードが後にBeyond Wrestlingの数え歌になったのもうなづける。
 平均的な良試合。

 (執筆日:11/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ビフ・ビューシックvs.ARフォックス(?/?/13)
Aエディ・エドワーズvs.ビフ・ビューシック(6/14/13)
BARフォックスvs.シンロン(11/15/13)