TOPアメリカン・プロレスどインディー →Beyond Wrestling:TFT2 Finals 11/17/13

Beyond Wrestling:TFT2 Finals 11/17/13の分析


名勝負 アイアン・マン・マッチ:エディ・エドワーズvs.ビフ・ビューシック
好勝負 TFT2決勝:JTダンvs.グリーン・アント

@ジョン・シルバーvs.マシュー・パルマーvs.デイビッド・スターvs.ローリー・モンド
Aレクサスvs.ジュエルス・マローン
Bタッグ・ガントレット・マッチ
Cマイケル・エルガンvs.ジャカ
Dクリスティーナ・フォン・エリーvs.アリシン・ケイ

Eアイアン・マン・マッチ:エディ・エドワーズvs.ビフ・ビューシック
 始点、終点を典型に置きつつ、間に布石を置きます。
 受け身からの起き上がりは素早く緊張感がありますね。
 丸め込みの応酬を絡めて9分経過。
 執拗なヘッド・ロックに見せ場を絞り14分経過。
 エドワーズが打撃で切ってチョップを叩き込んでいきます。
 エドワーズが意思を通す形ですが、やや時間稼ぎにも見えるか。
 空間は上手く使っているんですけどね。
 20分経過。
 エドワーズが突進をかわされ鉄柱に激突。
 ビフが即座にトペで追撃して主導権を取ります。
 複数本決まりうる形式だからといって
 軽い形で決めれるなんて逃げは打たず、
 緩急で持ってしっかり決まりそうな雰囲気を作ります。
 もうすぐ30分。
 レスリングの切り返しを特別求められていないところでも取り入れ、
 細やかな密度アップを追及していきます。
 バックパック・スタナーをスリーパーに切り返したり、
 エプロンでのブレーン・バスターなど
 大きなスポットが炸裂するも決まらない。
 35分を経過し、かなりの疲労感と共に打撃を打ち合います。
 40分を経過。
 雪崩式ハーフ・ネルソン・スープレックスを着地するなど
 死力の限りを尽くすムーブの数々を経て、
 1フォールがすべてという雰囲気に帰結しました。
 狙い通りの雰囲気のまま残り10分を走り切り
 素晴らしい試合として幕を閉じることに成功しました。
 ぎりぎり名勝負。

Fキャンディス・ラレーvs.キンバー・リー
Gエリック・コーヴィスvs.バックス・ベルマー
Hトマッソ・チャンパvs.クリス・ディキンソン

ITFT2決勝:JTダンvs.グリーン・アント
 オーソドックスなレスリングから入ります。
 JTはジタバタしてちょっと動作が軽く見えますね。
 一方の緑蟻はルチャのテクニックを要所に挟み、
 余裕を持って一歩上の目線で試合を運んでいます。
 JTがダイナミックなトペを放つも
 緑蟻がすぐにやり返すので、緑蟻の優勢は揺るがない。
 JTが得意のハード・ヒットでようやく主導権を取り返しますが、
 ここで緑蟻がペイレイ・キックなど多彩な技を使いながら
 JTの土俵に飛び込んでいったのは驚き。
 ハード・ヒット・マッチにありがちな停滞感も上手く消しています。
 レフェリー気絶後ある程度すぐに終わるのが常なので、
 やや長ったらしい印象を与えるところもあるが、
 決勝らしい白熱且つ重厚な攻防を繰り広げました。
 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:8/?/14)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジョン・シルバーvs.マシュー・パルマーvs.デイビッド・スターvs.ローリー・モンド
Aレクサスvs.ジュエルス・マローン
Bタッグ・ガントレット・マッチ(勝者:チーム・トリメンダス)
Cマイケル・エルガンvs.ジャカ
Dクリスティーナ・フォン・エリーvs.アリシン・ケイ
Eアイアン・マン・マッチ:エディ・エドワーズvs.ビフ・ビューシック(1-0)
Fキャンディス・ラレーvs.キンバー・リー
Gエリック・コーヴィスvs.バックス・ベルマー
Hトマッソ・チャンパvs.クリス・ディキンソン
ITFT2決勝:JTダン(優勝!)vs.グリーン・アント