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Beyond Wrestling:Best of Beyond Wrestling 2011の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@チェイス・バーネットvs,ジョニー・マヌー(2/12/11)
 チェイスはハイ・フライを工夫してオリジナル感を出している。
 パワーで勝るマヌーの動きをかわしながら
 チェイスがムーブを決めていくのが序盤の見所。
 演舞的だが面白いですね。
 中盤はマヌーのターン。
 観客の反応にあわせて積み立てていて良い試合運びですね。
 終盤も両者のミックスが素晴らしく見応えがありました。
 この相手だからこその部分があるでしょうが
 どちらも一定以上のレベルを保っていて良かったですね。
 中々良い試合。

Aラウンド・ロビン・チャレンジ:デイビー・リチャーズvs.ジョニー・ガルガーノ(10/2/11)
 好カードですが、ラウンド・ロビンということで
 10分未満の試合時間設定になっています。
 そのため一方的な技術はあるものの
 それに対して技術で張り合うということもなく、
 試合としてはそれなりに留まっています。
 平均より少し上。
 (執筆日:3/?/17)

BARフォックスvs.ACH(11/20/11)
 ACHはリズムにのりながらも見得も切ることができている。
 愛嬌の点でスワンの方が売れたが
 そのアスリートとしての能力は上、
 というか世界一かもしれません。
 驚異的なムーブが幾つも見られました。
 攻めだけでなく受けの効果も分かってよたついています。
 フォックスはゆとりをもたせ独創的流れ、ヒール的味付けを加えることで
 ACHに見劣りしないものを提供しています。
 終盤へのもって行き方が残念でしたね。
 エルボー打ち合い、クロス・ボディ相打ちで仕切りましたが
 その前にフォックスがヒールっぽいことをやった意味がありません。
 終盤の攻防の流れもいまいち。
 しかし壁を蹴っての場外DDTや、
 鉄柱蹴ってのムーンサルトなど
 更に無茶苦茶な攻防となって盛り上げました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

C2回戦:ACH vs.ピンキー・サンチェス(11/19/11)
 まずはナックル・ロックからスタート。
 軽量級の攻防から入るかと思いきや格式を作り上げ、
 場外での打撃戦で気持ちを先に見せました。
 その後ピンキーがドラスク。
 柱を使った攻防などでACHを封じ、
 戦略性を感じさせる試合運びでしたね。
 これぞピンキーに期待するものです。
 ACHはダイビング・サイド・キックで
 脚の痛みが攻めに影響を与える程であることを示す。
 こうなると彼の凄い技は出せない中でどこまで勝負できるか注目していましたが
 脚の痛みで一瞬止まり全体のスピードが落ちる分
 一つ一つ大事に技を決め、攻めの流れの精度がいつもより上がっていましたね。
 素晴らしい。
 かめはめ波の鬩ぎ合いはシリアスなこの試合に必要かは疑問ですが
 それ以外の攻防は概ね良かった。
 中々良い試合。

注目試合の詳細

なし

試合結果

@チェイス・バーネットvs,ジョニー・マヌー(2/12/11)
Aラウンド・ロビン・チャレンジ:デイビー・リチャーズvs.ジョニー・ガルガーノ(10/2/11)
BARフォックスvs.ACH(11/20/11)
C2回戦:ACH vs.ピンキー・サンチェス(11/19/11)