CWA:Euro-Catch Festival 12/16/95の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
2枚、約2時間50分です。
IVPvideo製、Best of Germany V.61という製品名です。
遠方のハンド・カメラによる撮影です。
@2コールド・スコーピオvs.ダニー・コリンズ
コリンズが下手なのでスコーピオがゆっくりと最低限出来る事を探っていかねばならない。
色々とやっていますがガタガタのリズムになっています。
悪い試合。
Aアイス・トレインvs.ビッグ・タイタン
最初から最後まで塩分濃度が落ちません。
R制、ダウン・カウント制と相まって見事な、ひどすぎる試合です。
Bジョー・ジョー・リーvs.ロッド・プライス
リーこと小島聡のやっている事が適当に変わっていきます。
観客も元気にやっていれば取りあえず盛り上がる感じですね・・・。
ひどい試合。
Cカマvs.ヴィクター・クルーガー
体格あるな、と思っていたら想像通り粗い、粗い。
行動の何一つとして見所といえるレベルのものはない。
微妙なフィニッシュもあり、ひどい試合。
Dタッグ王座戦、3本勝負:ジョニー・ホーク、キャノンボール・グリズリー(ch)vs.トニー・セイント・クレア、オーガスト・スミスル
グリズリーは典型的な太りすぎで技術もない選手。
ホークもこの日何度目だと言うガタイだけの奴。
クレア、スミスルも意外に適当なレスリングを見せていて・・・。
ひどい試合。
Eフィット・フィンレーvs.フランツ・シューマン
ようやく本物が見れました。
金の取れる身のこなしです。
フィンレーは打投締の使い分けが上手いですね。
場の主導権という実体の無い物を意図的に引き寄せています。
一方のシューマンはスタイル、技の選択が微妙ですがレスリングは出来るし空気も読めています。
R制へも対応して試合を運んでいます。
ただ4Rからのラフ・ファイト化、その攻防は唐突でしっくりこない。
4R、5Rはやや混沌としていてそれまでの充実度を活かせなかった形です。
まあまあ良い試合。
F武藤敬司vs.ジム・ナイドハート
ダラダラを継続させるような行動を双方が取る上、
相手の輝かせ方が見出せないままそれで良いや、と試合を進めています。
ひどい試合。
GCWA王座戦:ジョン・ランボー(ch)vs.ルドウィッグ・ボルガ
ボルガのシュート的強さを彷彿とさせる出で立ちにましな試合になるかと思いきや
まるで重さも意味もないサブミッションで時間を潰します。
サブミッションに限らず2人のプロレス自体に何の価値もなかった。
ひどい試合。
総評
どこがキャッチやねん。
(執筆日:8/7/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@2コールド・スコーピオvs.ダニー・コリンズAアイス・トレインvs.ビッグ・タイタン
Bジョー・ジョー・リーvs.ロッド・プライス
Cカマvs.ヴィクター・クルーガー
Dタッグ王座戦、3本勝負:ジョニー・ホーク、キャノンボール・グリズリー(ch)vs.トニー・セイント・クレア、オーガスト・スミスル(2−1)
Eフィット・フィンレーvs.フランツ・シューマン
F武藤敬司vs.ジム・ナイドハート
GCWA王座戦:ジョン・ランボー(ch)vs.ルドウィッグ・ボルガ(新チャンピオン!)