CWA:Best of CWA 1991の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ストリート・ファイト:トニー・セント・クレアーvs.フィット・フィンレー(9/11/91)
昨年と違ってトニーがフェイス、フィンレーがヒールになっている様子。
フィンレーの派手にのけぞりつつも、
自分の攻撃性、強さを毀損しない受けは素晴らしいですね。
トニーも鋭い受け身と共にダウン姿の見せ方を分かっています。
序破急の構成が弱いものの
それでも確実にヒートを積み重ねて終盤は流血も後押し。
見応えのあるライバル対決でしたね。
ただ幾ら何でもフィニッシュが微妙…。
中々良い試合。
(執筆日:5/?/22)
ACWAインターコンチネンタル王座決定戦:藤波辰爾vs.ベイダー(12/21/91)
ヨーロッパらしいダウン・カウント・ベースの試合運び。
打撃一発に迫力があるベイダーには合っていますね。
受けでも場外転落したりとハード・ワークが光ります。
途中の時間の開け方が少し勿体無い感はあるも堅実な構築でした。
藤浪も荒々しいファイトで拳に熱がこもっていました。
観客も沸いていましたね。
ヨーロッパ・スタイルの展開の幅の少ない中で
最後はサンセット・フリップをヒップ・ドロップで潰すという弱いフィニッシュ。
なので試合全体としては特別になりきらなかったものの見応えはありました。
中々良い試合。
(執筆日:1/?/23)