TOPルチャ・リブレCMLL 2014年 →CMLL:Best of 2014 Part.4

CMLL:Best of 2014 Part.4の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ライトニング・マッチ:ヴィルスvs.カチョーロ(10/21/14)
 ヴィルスが隙のない上質のレスリング。
 カチョーロは呼吸、タイミングを突いて食らいついていきます。
 カチョーロのダイブから
 中ぐらいの技でのフォールで
 目まぐるしく演武を作り上げ盛り上げます。
 こういうテンポのつけ方は良いですね。
 ライトニング・マッチなので8分で終わったが美しい試合です。
 是非王座戦での再選を。
 中々良い試合。

A3本勝負:デルタ、フエゴ、ゲレロ・マヤJr.vs.ヴィルス、ハチセロ、ホンブレ・シン・ノンブレ(11/22/14)
 (11/11/14収録)
 堅実なレスリングでスタート。
 それぞれの個性も出せていますね。
 フェイク・ダイブからのアピールで溜めた後、
 ヴィルスが仕掛けてジャベで仕留めます。
 特に入り乱れず決めたのは勿体ない印象。
 2本目も適度なレスリングから。
 テンポをあげていって技の攻防から普通に決着。
 トリオの型は余り使われないですね。
 2本目にも関わらず、それぞれ脱落でもつれむ攻防で盛り上げました。
 3本目。
 アピール・ムーブを重ねた後セコンド介入で混沌とさせ、
 これまで抑え込んでいたトリオならではのスポットで終着。
 飛びぬけた内容ではないものの攻防の質は確かですし、
 バランス感でしっかり勝負できている内容です。
 中々良い試合。

B世界スーパー・ライト級王座戦、3本勝負:ヴィルス(ch)vs.ドラゴン・リー(12/13/14)
 (12/9/14収録)
 ヴィルスはレスリングの理を分かっていますね。
 サブミッションを決めきるために隙を作ろうと
 他の箇所を殴ったりと過程で魅せれる。
 リーも必死のレスリングで
 同等とは言わないまでも見劣りはしません。
 エネルギッシュな演武から
 目まぐるしく切り返し合ってリーがジャベで1本。
 2本目。
 良くある反撃してあっさり1-1という内容ではありますが、
 冒頭でリーから2本連取するぞという気迫が伝わってきたのが良かった。
 3本目。
 リーが引き続き気持ちが伝わるファイト。
 しっかり間を取りつつも、
 その間を手持ちぶたさにしていないし、成長しましたね。
 しかし最後はヴィルスが鉄壁の王者っぷりで跳ね除け終着。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/14)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ライトニング・マッチ:ヴィルスvs.カチョーロ(10/21/14)
A3本勝負:デルタ、フエゴ、ゲレロ・マヤJr.vs.ヴィルス、ハチセロ、ホンブレ・シン・ノンブレ(2-1)(11/22/14)
B世界スーパー・ライト級王座戦、3本勝負:ヴィルス(ch)vs.ドラゴン・リー(2-1)(12/13/14)