Classic Lucha:Best of 1984の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | NWA世界ミドル級王座戦、3本勝負:エル・サタニコ(ch)vs.グラン・コチーセ(CMLL 9/14/84) |
@NWA世界ミドル級王座戦、3本勝負:エル・サタニコ(ch)vs.グラン・コチーセ(CMLL 9/14/84)
挙動が細かく、鋭い。、
サブミッションを決めた状態を型にしながら
技術を光らせる美しいレスリングです。
受け手が上手いので凄く綺麗に技が決まっていますね。
ただやっていること自体は一般的なもので
教科書にのっている以上のものではないですね。
完全に2人の世界に入っていて悪い意味で古さを克服できていない。
70年代のプロレスで最大限やっても5スター・マッチでないように限界を感じさせる。
一つ一つの押さえ込みは素晴らしいけれど
現代的な大技も織り交ぜた効果には敵わない。
それでも相手の狙いに沿いながらいつの間にか逆に押さえ込んでいるリアリティーのある攻防は素晴らしかった。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:?/?/12)
AWWFライトヘビー級王座戦:ヴィジャノIII(ch)vs.ペロ・アグアーヨ(12/5/84)
形を作るレスリング。
どうもアグアーヨは技術を感じさせないですね。
また仕掛けは鋭い割りにグラウンドへの持って行き方が緩いので
十分に効果をなしていないのが痛いところです。
アグアーヨがトペからダイビング・ダブル・ストンプで1本。
2本目はその勢いでアグアーヨが押して行く展開ですが不細工な攻めでした。
テンポ上げていきジャベで1-1となります。
3本目。
アグアーヨのダイビング・ダブル・ストンプをかわした後
ヴィジャノの脚攻めを挟んだりしながら大技の一進一退の攻防です。
ロング・マッチにするだけの安定度を見せていましたね。
ただ特別上質というほどでもない。
最後はアグアーヨがわざとカウント2で止めることを繰り返しての前振りですが冗長。
平均的な良試合。
(執筆日:?/?/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@NWA世界ミドル級王座戦、3本勝負:エル・サタニコ(ch)vs.グラン・コチーセ(2-1)(CMLL 9/14/84)AWWFライトヘビー級王座戦:ヴィジャノIII(ch)vs.ペロ・アグアーヨ(12/5/84)