TOPルチャ・リブレAAA 1995年 →AAA:Best of AAA 1995 part.2

AAA:Best of AAA 1995 part.2の分析


名勝負 3本勝負:オクタゴン、ラティン・ラバー、ラ・パルカ、レイ・ミステリオJr vs.ペンタゴン、ブルー・パンテル、フエルザ・ゲレラ、シコシス(7/28/95)
好勝負 3本勝負:オクタゴン、レイ・ミステリオJr、エル・イホ・デル・サントvs.シコシス、ペンタゴン、ヘビー・メタル(7/16/95)

@3本勝負:オクタゴン、レイ・ミステリオJr、エル・イホ・デル・サントvs.シコシス、ペンタゴン、ヘビー・メタル(7/16/95)
 メタルの成長が目立ちますね。
 技術的、身体的には依然飛びぬけた物はありませんが
 プロ意識をを持って試合に臨んでいます。
 こういう選手が1人でもいると場に良い緊張感が生まれますね。
 次々と素晴らしい動きが生まれていきます。
 構築自体も2本目がルード制圧+マスク引き裂き、
 3本目を完全ダウンからの逆転と、ややクライマックスが小さいながらも真っ直ぐ盛り上げる展開です。
 当時の上質なトリオ・マッチの1つ。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/?/10)

A3本勝負:オクタゴン、ラティン・ラバー、ラ・パルカ、レイ・ミステリオJr vs.ペンタゴン、ブルー・パンテル、フエルザ・ゲレラ、シコシス(7/28/95)
 オクタゴンとペンタゴンの抗争に一流の軽量級がサイドを固めてというカードでしょ うか。
 序盤は驚いた事にパルカが中心に。
 あの狂った動きが完璧なタイミングで配置されていて
 どれだけ共鳴しているんだと、感心を通り越して呆れる程ですよ。
 4対4らしく全員が入っての幕引きもぴったりで素晴らしいです。
 2本目から3本目開始にかけては乱闘を入れてきました。
 流れとしては素晴らしいですが
 ここが唯一の改善ポイントですね。
 ルード支配からテクニコが仕返しでロー・ブローしたりするんですが
 リズムが乱れて上手く爆発できませんでしたね。
 一方肝心の軽量級の攻防ですがこれは文句なしですよ。
 攻防自体の凄さもさる事ながらその構築が素晴らしい。
 華であるダイブを見れば一目瞭然なんですが
 1本目は場外転落に抑えておき
 2本目で場外ダイブを意識させて予想のつかぬ攻防、
 3本目でお待ちかねの場外ダイブと持っていくんですね。
 もうお待ちかねのクライマックスの絵は圧巻というしかありません。
 これぞトリオという内容です。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:10/?/10)

Bメキシカン・ナショナル・ライト級王座戦:ジェリー・エストラーダ(ch)vs.ラ・パルカ(8/6/95)
 1本目。
 探りあいのあるレスリング。
 意味のある行動で戦局が移り変わりトペ。
 飛び技をかわしあってエストラーダが先取です。
 2本目。
 エストラーダが腕攻めで追い詰めるも
 パルカがビッグ・ダイブ一発のリングアウトでひっくり返す展開。
 3本目。
 パルカが必死に大技で追いすがるもエストラーダにペースを握られる展開ですね。
 狙いとしては良いが、わざとカウント2で止めるカバーや自爆の連発はしつこい。
 そしてその結末がセコンドのミステリオッソによる仕返しのロー・ブローとはすっきりしないですね。
 素晴らしい姿勢で作り上げられた内容ながら終盤に軽く失速です。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/?/10)

C3本勝負:シコシス、ペンタゴン、ピエロJr vs.オクタゴン、ラ・パルカ、レイ・ミステリオJr(11/14/95)
 まずは序盤で火花を散らし主な抗争三通りを提示します。
 そこからルチャにしては珍しい程長時間をかけての攻防でじっくりと。
 椅子に座らせてのトペというビッグ・ダイブからフィニッシュです。
 2本目は他の組み合わせも試し、
 ピエロがミステリオに対して耐えキャラを演じたりしています。
 マスク引き裂きから盛り上げフィニッシュ。
 3本目は2対1スポット、ダイブ・カウンター、
 定番のフィニッシュへの流れ、と温存していたものを盛り込みまとめます。
 高いクオリティを長時間の間安定させた内容。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:10/?/10)

Dコントラ・マッチ:エル・ピクド、ペロ・アグアーヨJr vs.フ ベントゥー・ゲレラ、レイ・ミステリオ Jr(AAA 12/3/95)
 正邪混合タッグで敗者チームがコントラ・マッチに挑むという形式。
 同じタッグ・メイトでも介入攻撃し
 シングルになるとそのまま相手のセコンドについたりと
 この形式ならではの方法でスペクタクル度を高めていきます。
 間でテクニコ同士、ルード同士の戦いを挟んだのも良いですね。
 微妙に攻防の性質を変え、観客の反応の流れを読んで動かすなど
 機微に通じた素晴らしい試合でした。
 只タッグのフィニッシュ前で映像の状態か
 1回カットがあったのだけが惜しまれます。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:2/18/09)