TOP日本のプロレスNoah 2010年代の大会 →Noah:Best of Noah 2020 part.1

Noah:Best of Noah 2020 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@GJL公式戦:田中稔vs.原田大輔(1/12/20)
 (複数カットで半分以下)
 稔は各シーン、執拗な部位攻めで完封にかかり、
 原田は単純な身体能力でブレイクスルー。
 原田の欠点を稔がベテランの妙技でカバーしていますね。
 
 前半は圧倒的手数の差で作っていましたが、
 後半はリバランスして原田の腹攻めに焦点を当てたのも上手い。

 時間切れも迫ってきた中で
 稔の攻めが若干有効でないように見えますが、
 これは編集のせいだと思いますね。

 中々見応えある内容。
 ブックの力の入れようを考えると普通にフルで放送すれば良いのに、と思います。

 編集加味して、中々良い試合。

AGJL公式戦:HAYATA.vs小川良成(1/25/20)
 HAYATAのクイックネスを活かして
 普通の演舞にいかない彼らならではの鬩ぎあいを作り出しています。
 この作り方は個性的で良いですね。

 ただスポットの置き方がフラット。
 小川の中盤の執拗なヘッド・ロックも韻踏みとしては不十分で、
 良くも悪くも小川の自己満足のようになってしまっている。
 HAYATAがもう少し受け手としての可能性を意識してくれていたら。

 両者の魅力は出て交錯しているが
 王座戦でないことによって出し惜しみしたようにも感じないし、
 逆に王座戦になっても伸びないように感じられる点に壁を感じる。

 中々良い試合。
 (執筆日:3/?/20)

BJr.ヘビー級王座戦:小川良成(ch)vs.原田大輔(3/29/20)
 原田の攻めは単純明快で
 小川が自分のテクニックを振りかけるに適しています。

 小川は王者を任されるに足るコンディションですが、
 テクニックを手数披露して雰囲気を作るスタイル。
 それ故に細かな所がなし崩しになったりと
 大局の展開と乖離をするところがあるのが改善点ですね。

 原田の執拗なヘッド・ロックを凌いだ小川が腕攻め。
 無観客であることで感覚を掴み難い所があったでしょうが、
 もう少しリズムに乗れるとより良く見せれましたね。
 原田も腕の痛みを伝える意識はありますが、
 その痛みを抱えて腕を犠牲にして攻めるにはまだまだ。

 課題は多いもののそれを含んでも尚良好な内容に仕上がっています。
 各レスラーが個性を認め、伸ばせる良い環境を
 今のNoahは作れていることを実感しますね。

 中々良い試合。
 (執筆日:3/?/20)

C小川良成、小峠篤司vs.清宮海斗、鈴木鼓太郎(4/18/20)
 小川、小峠が入場中の相手を襲撃。
 無観客試合なので柵の外で気兼ねなく場外乱戦。
 短時間で終わったけどもう少しやっても良かったですね。

 リングに戻って攻防。
 小川が清宮に腕攻めで孤立させ、
 鼓太郎も控えの立場からファンネル妨害し柵攻撃で孤立させ、と
 キーを握る役回りをこなしてリングを掌握。

 フェイス/ヒールはっきりしたタッグ展開ですね。
 カメラ越しの観客が他の観客と感情を共有できなくても
 問題ないほど分かりやすく、
 そしてそこに工夫が伴っていて良いですね。
  
 翌日の前哨戦の見せ場も用意していますが、少しあっさり風味か。

 平均的な良試合。 

DJr.ヘビー級王座戦:小川良成(ch)vs鈴木鼓太郎(4/19/20)
 小川はトぺから逃げて場外乱戦を誘ったり、
 執拗なヘッド・ロック、首4の字で首攻め、とやりたい放題していますね。
 小川らしさを爆発させています。

 一方で盛りすぎ感もあります。
 鼓太郎も脚を痛めた振りして仕掛けてましたが、
 小川ワールドに寄せて、鼓太郎の良さがどこまで出たかというと物足りない。
 最後のフィニッシュも少し唐突でしたね。

 小川は陥落となりましたが、最後まで存在感を見せつけました。
 相手との化学反応という点では制限感じられましたが、
 個性が際立っているので、当面の無観客という状況を考慮すると
 まだまだ王者張らせても良かったかもしれないと思うほど。

 平均的な良試合。
 (執筆日:5/?/20)

EJr.タッグ王座戦:小川良成、HAYATAvs.YO-HEY、タダスケ(5/10/20)
 HAYATA、YO-HEYが仲間割れして王座返上、
 翌日に新王者決定戦というスピード感が良いですね。

 熱い遺恨があるので殴り合いから始まります。
 無観客を活かしたスピーディな柵外の乱戦も良いですね。

 ノー・コンテストを挟んで再開という展開。
 これは良いのですが、続いて何故HAYATA孤立にしてしまったのか。
 何故ヒールのそれも渦中のHAYATAが孤立役になってしまうのか。
 ストーリー的に全然美味しくありません。

 ロング・マッチで質も担保できているのに
 起爆剤がないのが実に勿体なかった。

 平均的な良試合。
 (執筆日:6/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@GJL公式戦:田中稔vs.原田大輔(30分時間切れ)(1/12/20)
AGJL公式戦:HAYATA.vs小川良成(1/25/20)
BJr.ヘビー級王座戦:小川良成(ch)vs.原田大輔(3/29/20)
C小川良成、小峠篤司vs.清宮海斗、鈴木鼓太郎(4/18/20)
DJr.ヘビー級王座戦:小川良成(ch)vs.鈴木鼓太郎(新チャンピオン!)(4/19/20)
EJr.タッグ王座戦:小川良成、HAYATA(新チャンピオン!)vs.YO-HEY、タダスケ(5/10/20)