TOP日本のプロレスDragon Gate(闘龍門) →Dragon Gate:Best of Dragon Gate 2019 part.1

Dragon Gate:Best of Dragon Gate 2019 part.1の分析


名勝負 オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:Pac(ch)vs.Kzy(2/10/19)
好勝負 若手トーナメント決勝:シュン・スカイウォーカーvs.石田凱士(1/16/19)

-絆-金網サバイバル・マッチ:Kzy vs.土井成樹vs.シュン・スカイウォーカーvs.YAMATO vs.ビッグR清水(5/6/19)

①若手トーナメント決勝:シュン・スカイウォーカーvs.石田凱士(1/16/19)
 石田は相手を真っ直ぐ見据えて
 気持ちをぶつけるので観客も気持ちを入れやすいですね。

 足を少し痛めつつ動いていて
 細かなセルまで出来ているので感心しました。

 シュンもメリハリがあり、
 ビッグ・スポットは既に一線級のものがある。

 石田の落ち着きある間使いもあり
 終盤は攻守きっちりはまって素晴らしい攻防となりました。

 新人の甘えは一切無い試合。
 ぎりぎり好勝負です。

②シュン・スカイウォーカーvs.Ben-K(2/5/19)
 シュンのハイ・フライと
 Ben-Kのパワーが見事に噛み合っていますね。

 シュンがダウン・ベースに持っていっても
 Ben-Kはそこで対応して煽りを活かした試合運びで合わせられる。
 
 終盤も白熱した攻防で
 シュンのたたみかけは見応えがありましたね。

 好勝負に少し届かず。

③オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:Pac(ch)vs.Kzy(2/10/19)
 Pacがマーダー・モードでKzyを迎え入れます。
 海外だとここにヒール要素を入れることが多いですが、
 それなしにシンプルな厳しさ、怖さをぶつける
 このスタイルが今のPacにベスト・フィットかもしれませんね。

 Kzyが独特のムーブで異才を見せ付けますが、
 決してムーブに頼っていないのが良いですね。
 Pacにメイン・コントロールを奪われている展開の中で
 丁寧にスポットまでの下地作りを行って、
 観客の盛り上がり所を作り上げている。

 後半は派手な空中戦になりますが、非常に地に足が着いています。
 Pacの素晴らしいパワー・ムーブ、受身
 Kzyの観客を乗せる一体感あるムーブ、
 一つ一つのムーブにセンテンスを乗っけることができた攻防でした。

 ぎりぎり名勝負です。

④イリミネーション・マッチ:YAMATO、Kagetora、KAI、U-T vs.Pac、Eita、KAZMA SAKAMOTO、神田裕之vs.箕浦康太、ワタナベヒョウ、吉岡勇紀、シュン・スカイウォーカーvs.ブラザーYASSHI、堀口元気、KZY、横須賀ススム(3/7/19)
 軽く手合わせした後場外大乱闘。
 大人数ファン・マッチのネタの一方で、
 人数絞っての確かな攻防繋げも見せている。
 キャリアの浅いメンバーも混ざっていますが、
 それによる波も感じなかったですね。
 只どうしても多人数マッチの展開に乏しい。

 20分経過しての脱落からも
 トライブ・ヴァンガードの勢いに
 YAMATOが個の力で粘る1展開のみで、
 最後もBen-Kがまたも誤爆してチームの敗北を導いてしまう、という
 ストーリー絡みのフィニッシュ。

 Pac vs.Kzyの立会い等見応えのあるシーンもあったので、
 それを後1歩ダイナミックに構造に組み込んで欲しかった。

 好勝負に少し届かず。

⑤オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:Pac(ch)vs.ドラゴン・キッド(5/6/19)
 Pacはキッドの演舞に付き合いつつ
 王者としての風格を間で作っていく。

 エプロンでのツームストンと
 印象的なスポット作りも上手い。
 そうなるとキッドは線の細さが目立ってしまいます。

 演舞部分の意思疎通も思ったよりはまっていなかったので
 キッドの得意技で後半追い上げるも
 Pacの牙城を崩すには至らず+1の工夫が見えなかった。

 中々良い試合。

⑥-絆-金網サバイバル・マッチ:Kzy vs.土井成樹vs.シュン・スカイウォーカーvs.YAMATO vs.ビッグR清水(5/6/19)
 脱出可能な時間帯になるまでは
 連携したり、その相手と鬩ぎ合ったりと
 色々な移り変わりで賑やかにしています。
 ここで最初セコンドを表に出さなかったのは良かったですね。

 脱出可能になってからは定番のセコンド絡んで
 ネタ凶器で盛り上げていく格好ですが、
 ケージに登る展開スピードがこれまでになくスリリング。
 特にシュンの脱出は見事でした。

 サプライズ・セコンドの仕掛けも上手く成功し、
 良い雰囲気の中で最後は土井vs.清水。
 セコンドの妨害と真っ向からの攻防がバランスよく織り交ぜられています。
 清水はパウダーで真っ白になっているし、
 土井は毒切りを受けているしで
 ビジュアルとしては微妙でしたけどね。

 ライト・テイストながら停滞感がなく、
 35分があっという間に感じさせた点で
 エンターテイメントとしての完成度が高い。

 ぎりぎり好勝負です。

 試合後もBen-KがREDから追放されEitaが
 代わりにリーダーになるというサプライズなど
 次のストーリーに向けてしっかり展開していました。

 (執筆日:5/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

①若手トーナメント決勝:シュン・スカイウォーカー(優勝!)vs.石田凱士(1/16/19)
シュン・スカイウォーカーvs.Ben-K(2/5/19)
③オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:Pac(ch)vs.Kzy(2/10/19)
④イリミネーション・マッチ:YAMATO、Kagetora、KAI、U-T vs.Pac、Eita、KAZMA SAKAMOTO、神田裕之vs.箕浦康太、ワタナベヒョウ、吉岡勇紀、シュン・スカイウォーカーvs.ブラザーYASSHI、堀口元気、KZY、横須賀ススム(3/7/19)
⑤オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:Pac(ch)vs.ドラゴン・キッド(5/6/19)
⑥-絆-金網サバイバル・マッチ:Kzy vs.土井成樹vs.シュン・スカイウォーカーvs.YAMATO vs.ビッグR清水(5/6/19)