ヨーロッパ:Ospreay vs. Scurll Seriesの分析
| 名勝負 | ブリティッシュ・ヘビー級王座#1コンテンダーズ・マッチ:マーティ・スクールvs.ウィル・オスプレイ(RPW 1/16/16) |
| 好勝負 | ウィル・オスプレイvs.マーティ・スクール(RPW 6/28/15) PROGRESS王座戦、ノーDQ:ウィル・オスプレイ(ch)vs.マーティ・スクール(Progress Wrestling 1/24/16) |
@ウィル・オスプレイvs.マーティ・スクール(RPW 6/28/15)
(TV放送日は7/20/15)
数え歌の初戦はRPWのTVマッチでした。
初手合わせながら呼吸の合ったレスリング。
手が合うというと演舞などの精度をイメージしますが、
彼らは表現したいもののニュアンスの精度が高い。
マーティが担がれた所で手を攻め、
ロープに投げてぶつけてと印象的な攻めを見せながら煽りも両立。
フロー感のある攻防で自在に変化していきますが、
それでいながら軸の通った攻防は変わらず。
後の数え歌を考えるとクライマックスだけ若干こじんまり感はありますが素晴らしい内容でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/25)
ANWAブリティッシュ王座トーナメント決勝:マーティ・スクールvs.ウィル・オスプレイ(7/3/15)
マーティがゴング前に奇襲。
これに対しオスプレイもラフでやり返しますが、
もう少し荒々しく見せれる気もしますね。
13分というコンパクトな試合時間だからこそ、
決勝だからこそ印象に残る演出を期待していましたがそこは物足りず。
ただ攻防の重ね方はもう本当にあるべき姿が見えているのではという精度。
素晴らしいクオリティに仕上がっています。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:8/?/25)
Bブリティッシュ・ヘビー級王座#1コンテンダーズ・マッチ:マーティ・スクールvs.ウィル・オスプレイ(RPW 1/16/16)
最初の切り返し合いは
アピール・ポーズの反復を交えながら。
韻踏みの精度が非常に高く、
お互いの保有する絵図が完璧に一致している。
一方の意志だけでは実現せず、
もう一方がジャストの意志を返して実現する高みです。
続いてサミング連発等で序盤から動かしていく。
ここでも反復性を上手く使って一進一退。
技一つ一つがしっかり決まるので
メリハリも強く利いていますね。
かと思いきやアピール・ポーズで
雰囲気を壊さずに抜く妙技。
更には場外を使った独創的なスポットも生まれて、と
とにかく手放しに褒め称えるべき最高の空間。
RVD vs.リンの4/15/99伝説の試合を思い出します。
どんどん新しいものが生まれていく攻防の数々は魅力的。
体力無視の場面はありますが、
気合起きみたいな見せ方ではなく
切り返し合いの圧倒的スピード感の中でやってしまいます。
両者が最高のコンディションだったとはいえ、
この試合順でここまでやらせた団体もあっての一戦。
その采配も含めて拍手喝采を送ります。
歴史に残る名勝負。
(執筆日:3/?/16)
CPROGRESS王座戦、ノーDQ:ウィル・オスプレイ(ch)vs.マーティ・スクール(Progress Wrestling 1/24/16)
RPWで世界を獲った一戦のリマッチ。
感情を出して張り手の打ち合いからスタートし、
傘攻撃も未遂ながら序盤に行う形。
これは見ている側の違和感が多少なりともあったか。
それでもRPWの手応えがあっての行動で、
実際、場外での乱闘の中にいきなり観客席に飛び乗ってのムーンサルトや
コーナー横切っての飛びつきトルネードDDTを受け止め指折り等の
ムーブは非常にセンスがあってこの2人の戦いならでは。
中盤は前回の試合でのカウンターを流用。
前回を超えるという意味で前回よりも早い段階でスポットを取り込んでいますが、
ここも場の流れ、フィット感を考えると落ちるか。
前回が如何せん凄すぎるマジック・タイムでしたからね。
後半は苛烈な技の打ち合い。
延長上にテーブルも織り込まれますが、不要な攻防に陥ることなく、
決めるべき時にテーブル葬を一発で決めてくる。
ハイ・テンションで行きつくべきところまで行ってやろうという
気概の下行われる攻防は他にない境地にある。
それは雑な部分にも繋がってはいるが、
やはり他にない特別な試合に仕上がる理由にもなっている。
ただオスプレイに対する落ちたか腕を落とすチェックは
ハードなやり合いの中でわざとらしく映るし、
最後が両手を後ろ手で繋がれて無抵抗状態での決着だったのは
ここまで返し合ったらこういう終わり方しかないのも分かるが、
それで決着をつけてしまうか、という見方も残り…。
質としてはぎりぎり好勝負レベルながら他の同レベルと比べてより濃厚。
RPWの一戦を見た人はこれも抑えたい。
(執筆日:6/?/16)
DProgress王座戦:マーティ・スクール(ch)vs.ウィル・オスプレイ(WrestleCon 4/2/16)
2016年を代表する数え歌。
序盤は軽やかな攻防からポーズを決めあいます。
見応えがあると思うのですが観客の反応は余り良くありません。
時間が限られている中で当人も焦ったか、
中盤の試合運びは少しぶれていましたね。
それでも終盤に入りテンポをあげると
予想を超える切り返しで一進一退。
この攻防はこの2人にしかできない。
調子を崩しながら素晴らしい試合を見せてくれました。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:?/?/16)





