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コラム:怪奇!透明人間との戦い


@男色ディーノvs.透明人間ミステロン(5/25/03)
 透明人間相手にできることを一通り網羅し、
 それを試合構築として適切な形に組み上げたのは素晴らしい。
 受身も良く、しっかりと観客に伝わっています。
 一方で限界を一部では感じているのか
 それともディーノの技量が追いついていないのか
 ムーブ間の間が不十分でテンポが無駄に速い。
 それにより本来の試合で作られる情感が
 この試合に欠けているのが課題。
 試合時間は4分ですが、6分くらいで同じことをしても良い。
 ただ参考に出来る試合がない初挑戦コンセプトでここまで出来れば見事。
 中々良い試合。
 (執筆日:12/?/18)

Aジョーイ・ジャネラvs.インビジブル・マン(Side Show Pro 10/9/15)
 実は数え歌だったのか。
 これが一番最初の透明人間との試合とのこと。
 まだジャネラ自身が発展途上なので
 レスリングでは相手の呼吸を感じさせることができないし、
 試合の構築も本来の構築論というよりかは
 透明人間相手に出来るネタを集めた感もある。
 どうしてもPCWの完成された試合の後で見ると辛口になるものの
 それでも単なるネタで終わらせず
 凄い試合をしようという気概はこの頃から感じさせます。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:2/?/19)

Bジョーイ・ジャネラvs.インビジブル・マン(Blind Pig 9/17/17)
 対透明人間2戦目。 
 ジャネラ自身のスキルがあがったので、
 構築の全体感がよりはっきりしていますね。
 しかし良い意味で馬鹿馬鹿しい試合において
 新団体の少ない観客ではサポートを受けきれなかったのが惜しい。
 また後半にラダーを投入すると
 試合の展開が崩れ、ネタ寄りに戻ってしまったのも残念。
 結果、振り返ってみれば1戦目で見せていた
 意欲的な部分がなくなっているところもあり
 まあまあ良い試合で変わらず。
 後、動画に補足説明でテロップが入っているのは野暮過ぎる。
 (執筆日:2/?/19)

Cジョーイ・ジャネラvs.インビジブル・マン(PCW 12/1/17)
 男色ディーノvs.透明人間ミステロンから
 14年が経ち国境を越えたアンサー。
 インビジブル・マンはその名の通り透明人間。

 構築に関しては日本よりアメリカの方が意識が高く、
 また米インディー15年の歴史の蓄積があるので、
 ディーノの試合も教訓に15分の試合に進化させて見せました。

 ディーノの試合の課題だったのが間ですが、
 ジャネラは自信満々に通常の試合と同じ間で完遂。
 プロレスの構文を活かした空間使いで素晴らしい構築でした。

 ジャネラの受身がもう少し上手ければ
 透明人間の技をより推定しやすくなって
 そこだけは改善の余地がありましたが、
 アイディア豊富な見事の試合でした。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/18)

Dジョーイ・ジャネラvs.インビジブル・マン(JCW 7/19/18)
 数え歌4戦目。
 序盤は昨年の2戦で完成されたので間違いなし。
 屋外会場ということもあって熱量が溜まりにくい中で
 それにブレず正しい試合運びでこなしていきます。
 ただ試合時間が長くないためにエプロン技とか出す間もなく
 JCW流にテーブル投入、セコンド介入でまとめたので、
 唐突なチェンジ・シフトという印象は強い。
 もう少し大切に扱われても良いカードでした。
 平均より少し上。
 (執筆日:2/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@男色ディーノvs.透明人間ミステロン(5/25/03)
Aジョーイ・ジャネラvs.インビジブル・マン(Side Show Pro 10/9/15)
Bジョーイ・ジャネラvs.インビジブル・マン(Blind Pig 9/17/17)
Cジョーイ・ジャネラvs.インビジブル・マン(PCW 12/1/17)
Dジョーイ・ジャネラvs.インビジブル・マン(JCW 7/19/18)